ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

旱蓮木

       まるでバナナを吊るした様な果実のカンレンボク

                 鈴なり状態

        カンレンボクの集散花序(参考画像2009.7.31撮影)


 果実がバナナの様な形をしているカンレンボクです。別名で喜樹と言われ、中国から大正時代に渡来して来ました。従って植栽されているのを植物園とか一部の公園でしか見ることは出来ません。初めて出合ったのは京都植物園でバナナの様な実に驚きました。その後、花の観察もしたいと服部植物園に訪ねました。花は球形の集散花序でヤツデの様な形をしています。昨日の写真は長居植物園のもので、数本の樹に鈴なり状態で実をつけていました。
 長居植物園に隣接する大阪市立自然史博物館で、三木茂博士(元大阪市立大学教授)が化石から新たにメタセコイヤを発見して、世に知らしめて70年になり、それを記念して研究当時の貴重な資料が展示されています。興味があり覗いて来ました。化石研究過程でメタセコイヤを見付けられ、4年後、実際に中国に自生しているのを発見され、博士の研究の正しさが証明されました。


「黄葉を 待たず果実の 先走り」

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