三草山の麓は棚田百選にも選ばれた「長谷の棚田」があり、アマチュアカメラマンや日曜画家たちのあこがれの場所になっている。そこには茅葺民家も残り日本の原風景を残している。ところが屋根の吹き替えをする職人がいないし、萱も手に入りづらい。吹き替え費用も1千万はかかりそうだ。老後のために2000万円ほどは蓄えておかなければならない。そんな事情もあり、やむなくトタンで帽子を被せたりして対応されています。それもままにならない場合は朽ち果てるのを待つか、解体するかなどの選択を余儀なくされる。
　そんな農家の方の力になろうと，知り合いの方が茅葺民家を借り受け、有効利用を考えておられる。都会の人に休憩して貰ったり、宿泊して貰ったりして、ひと時だけでも田舎生活を味わっていただけたらとの思いらしい。ロケーションは抜群で目の前に三草山を望み、棚田を眺めみるという贅沢な景色を独り占めに出来る。どんな雰囲気かを下見してきただけなので、一度利用してから皆さんに紹介したい。我がサークルの夏期合宿にも使えるかもしれない。今の時季ならホタルの乱舞が見えるかも。蚊帳をつってその中にホタルを入れるなんてことも可能だ。
　そんな夢みたいなことを言っている暇もない、参議院選挙が始まる。全国32ある一人区の野党統一候補を勝たせるために、出来ることを考えよう。平和憲法を変えようと言う輩を勝たせてはならない。

「風鈴の　ちりんちりんで　昼寝して」