冤罪
東住吉えん罪事件元被告朴さん親子
日本国民救援会と云う全国組織の地域支部で総会があり、今年8月10日に無罪判決を勝ち取った、東住吉えん罪事件の当事者朴さんとお母さんが支援のお礼に来られ、じかに話を聞くことが出来た。もう一方の当事者青木さんはテレビでもお馴染みになったが、朴さんの事はあまり報道されなかった。
お母さんからは支援のお礼と喜びが語られ、朴さんからはウソの自白を強いられ、それに屈してしまった自分の弱さ、苦しみが切々と語られ、参加者の心を打った。彼の話で印象に残ったのは“ウソの自白は、心の自殺”と云う言葉だった。獄中では模範的受刑者として刑務官にも信頼されていた話なども披露され、人核形成にとって意義深い獄中生活だったと、肯定的に捉えている姿にも驚きを禁じえなかった。良い話だった。
「飾りなき 感謝の言葉 年の瀬に」