ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

鹿寄せ

         ホルンに呼び出されて集まってくる鹿たち

            

            ドングリのご馳走にありつける

              保護されている鹿たち


 「鹿寄せ」イベントには、数年前にトンボのメガネ例会で取り組んだことがあるが、サークルメンバーが増えたこともあり、再び紹介したいと企画した。前回は奈良町散策を組み込んだが、今回はお水取り神事で有名な二月堂訪問と野鳥観察とのセットである。
 訪問先は日本国内で始めて新型コロナウイルス罹患者が確認された奈良県である。そんなこともあり、訪れる旅行者が激減している。何時もは大陸の言葉が飛び交い、日本人はここは何処だろうと錯覚してしまうのだが。ウイルス騒ぎのおかげで静かなたたずまいの奈良を満喫できた。
 鹿寄せイベントは10時スタートだ。何時もより早い集合にもかかわらず16人もの参加者があり、バスを利用して会場として使われる飛火野に直行した。ホルンを吹く前から学習済みの鹿がかなり集まっている。鹿の保護施設「鹿苑」用に持ってきたドングリを少しだけメンバーに配り、近寄ってくる鹿に与える。観光客が買い与えてくれる鹿せんべいにありつけない鹿たちがドングリを催促する。他の観光客まで分けて欲しそうに手を伸ばしてくる。もちろんむげには出来ないので差し上げる。
 イベント終了後は「鹿苑」に持参したドングリを届ける。奈良公園の鹿たちもプラスチックゴミの被害者だ。原因不明で死亡した14頭の鹿を解剖したところ、9頭の胃からビニール袋などのプラスチックゴミが見つかったとのこと。


「世を知らぬ 鹿も角組む 古都の春」

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