ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

相思華

          大きな塊になり葉を茂らすヒガンバナ

           田んぼに接する土手道で勢力拡大中


 今年9月19日にアップしたヒガンバナの葉が目立っています。いま彼等はまだ一度も巡り合った事がない花を思っていることでしょう。韓国で「サンチョ(相思華)」と云われています。花は秋のお彼岸の頃に咲き、その花茎が枯れてしまったあとに、葉っぱを束生させます。花と葉は同時に出て来ることは有りません。相思華などとロマンチックな名前は、お互いを想う気持ちが込められた韓国名です。他の植物が枯死している間に緑の葉を茂らせ、根茎を増やし、勢力を拡大するという戦略を持っています。彼等は3月頃まで葉を茂らせ、殺風景な冬に緑を添えてくれます。
 花を咲かせますが、花後の実には種は出来ません。もっぱら根茎で子孫を増やして行きます。その根茎を山菜パーティーの時にノビルと間違って天ぷらにして食べ、気分が悪くなり嘔吐した苦い経験があります。ノビルは葉ごと採取しなければという教訓を得ました。


「冬枯れに 命繋ぎし 相思華」

×

非ログインユーザーとして返信する