ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

バン

          嘴の赤さが特徴のバン(足指が太い)

         嘴が黄色いバン(幼鳥か冬毛の時期か?)


 冬場の観察会は花に巡り合えないので植物園に行ったり、冬芽観察、水鳥観察などターゲットが限定されます。『トンボのメガネ』でも年間計画を作り、一番寒い2月に水鳥観察会を設定しています。昨日はそのための下見で3ヶ所の池をはしごして来ました。渡り鳥の飛来確認ではなくコースの組み立てが主たる目的です。目指す最初の池には目的のパンダガモとも云われているミコアイサが数羽来ていました。双眼鏡で観察しますが、手持ちデジカメでの撮影は困難です。特に白いミコアイサはピントが合いにくいので、望遠機能を使ってもボケてしまいます。次に訪れたのはオシドリが来る池です。池を一周しましたが一羽も確認出来ませんでした。帰路に設定した池にはヨシガモの番が来ていました。
 泳ぎ回るカモ類は取り敢えず案内チラシ用に撮っておき、泳ぎの下手なバンを観察しました。彼等は水掻きがないので体全体を使って進みます。しかし、指の太い脚を持っているので泥地を歩くのに適しています。クルルッと大きな声で鳴くので、水田の害敵から守ってくれる「田の番をする鳥」と云う事から名付けられたようです。嘴の赤いのが特徴ですが、冬毛の時期には黄色く色褪せします。幼鳥かどうか悩ましいところです。


「水鳥の 羽毛に負けず 着膨れて」

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