オオバン
浮草を食べるオオバン
オオバンの群れ
浮草に集まるオオバンたち
年末年始の食べ過ぎ・飲み過ぎ生活から脱却して、本来のアクティブライフに戻るために、4日は地元神社巡りをして、昨日は近くのダムに沢山の水鳥が来ているのを確認したくて、ふらっと出掛けました。買い物ついでの散歩の延長で、スーパー前からバスに乗ってしまったので観察用の双眼鏡など持っていません。ダム近くで下車して湖面を見渡すと、あれだけ繁茂していた浮草が随分と減っています。水鳥たちも心持ち少なくなっているようです。数年前に大繁殖した外来種のアイオオアカウキクサは、ダム管理者の心配をよそに、蛾の幼虫が食べ尽くして姿を消しました。昨年から繁殖しているのは日本在来種のコウキクサとヒメウキクサです。ヒドリガモの大群が押し寄せていると思っていたのに、見渡す限りオオバンばかりです。
昨年暮れにアップしたバンの仲間で、額と嘴が白いのがよく目立つオオバンです。バンには水かきがありませんが、こちらにはちゃんと付いていて水上生活に適しています。「水鶏」と書いてクイナと読ませますが、カモの仲間ではなくクイナの仲間です。渡りの区分では漂鳥になっていますが、日本全国で見かけられるので場所によっては留鳥もいます。頭を振り振り泳ぐ姿がなんとも可愛いです。
「足音を 聞けば逃げ出す 水鳥の」