ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

雪山へ

         「新雪に 四本の輪立ち くっきりと」

          「深雪が 目印ポール 隠しおり」

           「頂上の 標も何も 見当たらず」


 一昨日はバス運行休止で、昨日はさらに雪が積もり、ますます陸の孤島になるのかなと心配していたが、平日と云う事もあり公共交通機関としての責務からバスを走らせていた。しかし、雪道の車運転は危険だからコーラス練習は中止になった。玄関を出てみると25センチほど積もっている。予定がなくなったので、この雪景色を無駄にしたくない!
 近くの城山に行こうと妻を急かせた。途中で顔見知りの方から「無茶をしたらアカンで」と声をかけられたが「気を付けて行って来ます」と応じ、シニアは先を急いだ。出来るだけ車の走らない道を普段なら歩くのだが、深雪の道を歩くのは足がくたびれる。仕方なしに輪立ちを利用してアプローチを稼いだ。幸い車もあまり通らないので、何度か道端に避難するだけで登山口までは辿り着けた。それからが大変。積もった雪の重みで若木がモンスター状に道を塞いでいる。ストックで木の上に積もった雪を叩きながら、空間を作り進む事になる。山道の小川も雪で隠れてよく判らないが、鹿の足跡などを見て、経験だけを頼りに歩く。40~50センチの積雪は所々でラッセルを余儀なくされる。何時もの倍の時間をかけて頂上に辿り着く事が出来た。帰りは踏み跡を途中まで辿ったので比較的に早く下山出来た。風呂が一番のご馳走で、第3のビール「金麦」を呑み、テレビの前で相撲茶屋の升席気分を味わった。


「新雪に 山靴跡を 置き土産」

×

非ログインユーザーとして返信する