勘違い
露天神社(お初天神)
「露天・神社」ではない
幟で確認「露・天神社」
大阪人なら誰でも知っている「お初天神」に寄り道してきた。若い頃なら夜に訪れたい居酒屋の並ぶ処だ。近松門左衛門の「曽根崎心中」で一躍有名になり、お初天神と呼ばれるようになり、今でも若いカップルのデートスポットにもなっている。1703年に境内で実際に心中事件があり、それをもとに近松が戯曲を書いた。心中した遊女お初と手代徳兵衛の像も立てられいる。
通称お初天神で親しまれているが、神社の正式名称は「露天神社」と云う。僕は「露天・神社」と読み、大阪は商売の街だから、寅さんのような業界の人たちがお参りするのかなと勘違いしていた。本当は「露(つゆの)天神社」だった。寅さん風の方の姿は見えなかった。
「境内の 梅木に若さ 甦り」