ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

身近な野鳥たち

               雑穀を啄むヒヨドリ

           小禽の胸をそらして口つむぎ(ツムギ)

          ふかふかの羽毛で寒さなんのその(シロハラ)


 先ず我が家の餌台に訪問してくれるヒヨドリです。雑穀など残っていたらスズメ用として与えていますが、殆どヒヨドリが食べ尽くしてしまいます。もともとは暖かい地方の鳥で、以前は渡り鳥になっていましたが、近年は日本に居付いてしまい留鳥・漂鳥の区分になりました。窓から田んぼを覗くとツグミが餌を探し歩いています。こちらは冬鳥の代表格で田んぼや広場などでよく見かけます。スズメと同じように食用にされていました。冬鳥はシベリアなどで繁殖するので、日本でのさえずりは聞かれません。口をつぐむところからツグミと名付けられました。ツグミ属のシロハラも冬鳥で偶に見かけることが出来ます。胸が白いからと云いますが、それほど白いとも思えません。アカハラに対して付けられた名前でしょうか。野鳥の名前を覚えたり、同定する時の参考に、スズメ大~ムクドリ大~ハト大~カラス大という指標を便宜上使います。今日登場の野鳥はムクドリ大の24~27cmの仲間です。
 煉瓦を組んで罠を作り、米粒を入れスズメ獲りをしたのは悪ガキの頃の思い出です。焼鳥屋でスズメを食べたのも随分と昔です。伏見稲荷のスズメ焼鳥は名物で、お店の軒先にぶら下がっていました。「柳鳥」を仲間を誘って食べさせたことが遠い昔のことです。因みに柳鳥と云うのは食用蛙(ウシガエル)の事で、食べる前に明かすと注文しないので、食べ終わってから「実は…」となるのです。


「餌台に 何か置きたく 春までは」

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