ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

錯覚!?

            真っ逆さまに落ちるような軌跡

              西空に春の夕昏軌跡落ち


 土日は外出しなかったので、写真俳句用の画像を求めて近くを歩いてみた。スイセンとタネツケバナぐらいしか咲いていない。帰りかけた夕暮れ時、西の空に真っ逆さまに堕ちて行くように見える機体が目に付いた。これは面白いと望遠で撮り、確認すると墜落しているように見える一枚の画像である。もちろん墜落などではない。伊丹空港へ高度を下げて降りて行く瞬間である。
 昨年末にオスプレイが名護市沿岸に「墜落」した。NHKは米軍と防衛省が「不時着」と発表したので、機体が大破しているにもかかわらず不時着報道に固執した。民放も概ねそれに倣っているが、報道特集などでは疑問を投げかけている。沖縄のメディアはこぞって墜落説をとっている。因みに不時着と云うのは航空機が故障・燃料不足・悪天候などの予期せぬ状況下で、已むなく運航不能になり、目的地以外の場所に着陸することである。いわゆるパイロットのコントロールが効き、比較的安全に着陸できるのが不時着と定義されている。あの映像を見て不時着と感じた人はどれぐらいいるのだろうか?錯覚と云って済ませる状況ではない!


「春の暮 西日が描く 放物線」

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