土手焼き
植物の発芽を促し害虫退治の野焼「末黒野」
綺麗に牛糞が漉きこまれた今朝の田んぼ
農家では田んぼの手入れが始まっています。牛糞などが田んぼの脇に放置されていると、近辺の住民としては困ります。まだ窓を開け放つ時期ではないので、家の中に閉じこもっている時にはあまり苦にならないのですが、いったん外へ出るとその臭いこと。鼻がもげそうになります。見掛けたら早く田んぼに漉きこんで下さいと言えるのですが、留守がちの我が家は顔を合わせる機会がなく、じっと我慢しています。しかし、農家の方々の苦労を見ていると、声を荒げることも出来ないのが辛いところです。コーラスの練習帰りに土手道を歩いていると、あちらこちらで綺麗に雑草が焼かれていました。牡蠣や牛筋の土手焼きの語源は此処から出たのかな?舌なめずりしながら文章作成中です。
野焼きもこの時期の風物詩です。まもなく焼け跡にはノビルやヨモギやツクシが顔を出すことでしょう。もうすぐ春ですね~♪と口ずさんでみたくなります。我々の今年の課題曲は「美しく青きドナウ」と新実徳英作曲の「われもこう」「南海譜」です。演歌の「吾亦紅」なら諳んじて歌えるのですが、新実さんの曲は難しい。
「末黒野の 下に命の 鼓動在り」