集合花
タンポポ小花(舌状花)
分解してみたら小花117の集まりだった
地面にへばり付くように咲いているセイヨウタンポポ
昨日シロバナタンポポをアップしたので、実際にセイヨウタンポポを調べてみたくなった。実は鬼の霍乱とも云えばよいのか、日曜日の夜辺りから風邪気味になってしまい、今週のロクは殆ど幽閉状態になっている。昨日は風邪の症状も少しは治まり、散歩してみようという気になった。ところが真冬並みの寒波が戻って来て、陽射しはあるものの風が強く、早々に散歩を切り上げた。折角治りかけている風邪を風でぶり返したくない。
タンポポは植物界で一番進化したキク科植物である。科の特徴は小さな花(小花)が集まってそれが一つの花に見える点である。いわゆる集合花で頭状花とか頭花と云われている。頭花の中に筒状花と舌状花を持つものがあり、タンポポは後者のみで構成されている。因みに筒状花だけで構成されているのはアザミ属の仲間で、中央部が筒状花で周りが舌状花になっているキクやヨメナなどの仲間もある。セイヨウタンポポの分解の結果は、一つの頭花に117の舌状花があったことを確認出来た。今朝も真冬並みの寒さが続いている。くわばらくわばら!
「鼓草 地面に伏せて 強かに」