ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

振袖柳

             フリソデヤナギの雄花序

          昆虫目線で観察☛花粉をつけた雄しべたち


 ネコヤナギを一回り大きくしたフリソデヤナギで、別名をアカメヤナギとも言われます。でもこちらは高木になるアカメヤナギ(マルバヤナギ)が他にあり、混同してしまうのでフリソデヤナギだけを使いたいものです。命名の由来は1657年(明暦3年)本妙寺の振袖火事の跡、この柳の種が境内で発見された事から名付けられた説が有力です。ネコヤナギとバッコヤナギ(山猫ヤナギ)の自然交雑種らしいです。
 雄花の穂が何とも綺麗なので生け花用に栽培されています。冬芽の頃は赤いコートを被っていて、その後コートを脱ぎ、ネコヤナギの様な状態になります。雄しべも一つずつ殻を被っていますが、それが外れて葯が出て来ると、花粉を付けた姿が春日を浴びて目立ちます。ミツバチたちが吸蜜に訪れます。今までは雄株だけだと思われていましたが、雌株も発見されたようです。


「春の日の 水面に折れて 跳ね返り」

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