酒蔵・酒樽・甲子園球場と桜の花びら

　　　　　　　　薄緑の葉と大振りの白花が美しいオオシマザクラ

　　　　　　　　　　　萼筒の膨らみが特徴のエドヒガン

　　　　　　　エドヒガンとオオシマザクラを親に持つソメイソシノ

　西宮市を訪問して桜を紹介しないのは片手落ちです。マンホールの蓋にも桜の花びらが散りばめられています。市町村の特徴を窺い知る方法として、マンホールの蓋は有力な情報源です。デザイン化されているのは、甲子園球場・酒蔵・酒樽・桜だからこれが市の売りだということでしょう。市内には各所に桜が植えられ、市民の憩いの場になっています。近隣からも観光客が押し寄せる桜の名所でもあります。市の水源施設でも敷地内に500本の桜が植栽され、この時期だけ通り抜けができます。地元在住の知り合いに案内して貰ったので、4か所も桜の梯子が出来ました。
　ソメイヨシノが見頃を迎え市内が薄ピンク色に染まっています。雨交じりの花曇りだったので花より団子という姿も少なく、ゆっくり花を愛でることが出来ました。ロク的には野生種のエドヒガンやヤマザクラ、オオシマザクラに惹かれます。

「爺婆が　花から花へ　蝶のごと」