二輪草
二輪目はまだ小さな蕾
花びらではなく5枚の萼片
少し遅れて咲き出す様子
雨予報が出ていたが、コーラスの練習帰りに寄り道して、ニリンソウの咲き具合を確認に行って来た。一輪目が咲き出す段階で、川中美幸の歌でお馴染みの、少し遅れて咲き出す二輪目は、やっと顔を覗かせた段階だった。ニリンソウもスプリング・エフェメラル(春の妖精)で夏の間は休眠に入る。妖精は概してキンポウゲ科の植物に多い。以前、薄ピンクの花を紹介したが、花弁に見えるのは5枚の萼片だと云われている。地下の根茎で繁殖して行くために、鹿に食べられなければニリンソウは大群落を作る。
近くにはコゴミも出て来たので、今年は少し失敬して山菜料理でニリンソウを味わってみたい気持になっている。葉っぱが猛毒のヤマトリカブトとよく似ているので、花の咲いている時でないと採取出来ない。しかし、花好きの皆さんのために採取せずに今年も終わるのだろうなあ~。でも夜中吹き荒れた春嵐で大丈夫だったかな。
「春疾風 無事でいたのか 二輪草」