ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

深山酢漿草

           葉閉じた様子から片食⇒カタバミに

                花には紫の線が

           群生状態で春の日差しを浴びている


 天気が良いのでミヤマカタバミがしっかり開いてくれている。雨が降るとうな垂れて自らの姿を見せてくれない。この植物は、夜に休眠活動をして余分なエネルギーを使わないようする。雨の日に花を閉じているのもその所為かも知れない。葉っぱを閉じた様子が、片側が欠けて食べたように見えるところから、片食・傍食(かたばみ)と呼ばれるようになった。シュウ酸を含むので殺菌効果があり、虫刺されなどの時、葉をすりつぶして塗ると効果があるらしい。覚えておきたい先人の知恵だ。
 古くはカタバミの葉を使って銅鏡を磨いていたので、鏡草の名もある。それの応用で子どもたちに、カタバミの葉で10円玉を磨いて貰い、ピカピカになる科学実験を校庭観察会などに採り入れたりする。


「林床に 一際白き 酢漿草の」

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