麝香揚羽
交尾中(?)のジャコウアゲハ
ウマノスズクサのツル
葉っぱの裏に卵を産み付ける
無警戒なヒメウラナミジャノメ
近くの土手道にはたくさんのウマノスズクサが自生しているので、ジャコウアゲハがひらひらと舞っている。彼女はウマノスズクサに卵を産み付ける。孵化した幼虫はウマノスズクサの葉っぱを食べて成長する。幼虫嫌いの人が結構多いので、その写真をアップするのは憚られるぐらいグロテスクな姿態をしている。ウマノスズクサの毒を体内に蓄積しているので鳥たちに食べられることもない。羽化してもアルカイド系の毒物質を持っているから捕食者に敬遠される。その戦略を真似して、捕食者から身を守るために擬態する蝶がいる。クロアゲハ・オナガアゲハ・アゲハモドキたちだ。
麝香の匂いがするから付けられた名前だが、捕まえて観察した事がない。写真に収めようと思うのだが、目の前をゆったりと飛翔するばかりで、羽を休めてくれない。昨日は男の料理教室に向かう途中で、交尾中の彼らが道の上に寝転んでいた(?)ので写すことが出来た。先日撮ったヒメウラナミジャノメも交尾中の写真だった。子孫を残す営み時には警戒心も薄れるものだ。(今日から江戸城跡と水戸城跡を訪ねて小旅行に出ます。)
「ひらひらと 城から城へ 春の江戸」