雌の万年草
赤目滝道にマンネングサが星型の花を咲かせていた。街でよく見かけるメキシコマンネングサとは違った雰囲気を持っている。雄しべが水滴を纏っているのがなんとも可愛い。渓谷入口の植物写真でメノマンネングサ(雌の)と紹介されていた。初めて耳にする名前なので、帰宅してから図鑑で調べてやっと納得。雄の万年草というのもあるようだ。雌と雄の違いは、前者は花が1cmほどで葉が丸みを帯び、後者は1.5cmと大きく葉は線形で3輪生しているらしい。
因みにマンネングサを調べてみると、コモチマンネングサ・メキシコマンネングサ・ツルマンネングサ・メノマンネングサ・オノマンネングサ・ヤハズマンネングサ・マルバマンネングサなどがあり、同じ仲間にヒメレンゲやタイトゴメなどがある。メキシコマンネングサは外来種だと判るが、ツルマンネングサは大陸にも分布している。あとのマンネングサは在来種だと思われる。
「雄しべたち 岩間で汗を 掻く如く」