黒鯛(チヌ)
自慢話満載の「ロクさんのアクティブライフ」
昨日夕飯が終わった直後に知り合いからチヌが届けられた。16枚釣り上げたという自慢話を一通り聴かされる。釣果を聴かせたくてたまらないというのが釣バカの習性である。かく言うロクも釣にはまっていた頃にはよく自慢話をしたものだ。釣師と話をする時には相手の両手を縛っておかなければ、釣った小魚がいつのまにか巨魚になってしまうらしい。昨日の知人はチヌ釣り専門で、筏釣りといわれる固定筏を釣り場としている。釣り竿も自分で納得出来るものを作るというほどの熱の入れようで、感度のいい竿先(トップ)を作っておられる。そのトップを以前に頂いた。2度ほど連れて貰ったが、釣果に歴然とした違いが出て、お裾分けを貰って帰ることになるのが、同じ釣り師としては情けない話だ。
子どもの頃から魚釣りが好きで、大人になってからも川釣り・池釣り・海釣りと遊んで来た。渓流釣りと鮎釣り、フライ(毛バリ)とルアー(疑似餌)以外は経験している。両手を縛ったうえでの自慢話は、長崎県の男女群島で釣り上げたグレが61.4cm。チヌ釣りでは友人と2人で80数匹釣り上げたのが、スポーツ紙の釣り欄に掲載され、忘れられない思い出になっている。
「黒鯛が 笑顔と共に 届けられ」