盆踊り
区内の盆踊りが開催されるので昼間に会場まで行ってみた。やぐらも何もない。草だけは刈りこまれて綺麗になっている。案内の時間に着くと、青竹を組んだだけの簡単なやぐらと提灯が四方に吊るされ、周りの山を借景に山里盆踊りの雰囲気を醸し出している。顔見知りの歴代の区長さんたちがビールを持って来てくれる。準備段階から飲まれていたので彼等は既に出来上がっている。早く追いつかなければと一気飲みして、踊りの輪に加わる。
小さな小さな盆踊りだが毎年続いている。ロクも盆踊りは初めての参加だが、新興住宅からの参加者がない。旧村の方たちとの交流を余りされない。そう云えば先日の映画と浪曲の夕べにも来られていなかったなあ~。三世代交流の茶話会に参加しているのも我が夫婦だけだ。確かに農村の方たちは保守的で近寄りがたい部分も感じるが、そこにこちらから新しい風を送り込まなければ、何時までも保守政党のポスターだけが目に付く農村風景から脱却出来ない。
「踊る輪に 師匠を見付け 後につき」