帰化朝顔
豆朝顔(白花)と星朝顔(薄紫色)
朝顔の時期は終わり、これから秋にかけて外来種の野生朝顔の時期です。昨日も自然学の講座があったのでバス停まで行くとマメアサガオが咲き出していました。2~3年前から目につくようになりましたが、戦後飼料などに混じって搬入してきたようです。生命力が強く色んなところで見かけるようになりました。マメアサガオは白色小花なので点々と咲いている分には邪魔な雰囲気がしませんが、繁茂してくると鬱陶しくなるかもしれません。ホシアサガオも野生化しているようです。我が家の花壇で咲いているものは、知人から何種類かの朝顔の種を貰って蒔いたものの生き残りです。メキシコアサガオなどは姿を消しましたが、ホシアサガオだけは毎年咲き出します。日本のアサガオに似た色合いなので、一応自由にはびこらせています。
昨日は「食を巡る消費と生産のあるべき姿」というテーマで、総合地球環境学研究所の上級研究員田村典江先生の講座でしたが、内容が多岐にわたり感心することしきり。ただ横文字プロジェクトばかりの報告で、凄いという感想だけしか残りませんでした。目から鱗だったのは、コンテナやタンカーなどの輸送船がバランス調整のために、現地で海水を足したり引いたりするので、それにより世界の海の生態系が崩れているという、当たり前の様な話を聞かされ納得したことです。日本のワカメなどの海草が世界中に繁茂して困っているようです。ヒアリどころの騒ぎではないようです。
「清楚だが 豆朝顔の 強かさ」