ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

多紫草

               まだ若いタムラソウ

         盛りを過ぎたタムラソウも観察すると楽しい


 この時季アザミにそっくりな花を見かけます。結構早くから覚えたタムラソウです。漢字では他に田村草とか田群草などとも表記されます。自然観察に関わるまではアザミだろうと思っていました。思っていたというよりあまり見向きをせずに通り過ぎていたというのが正直でしょう。仲間からアザミではなくタムラソウだと教えられたのがきっかけです。アザミには棘がありますが、タムラソウにはあの痛々しそうな雰囲気が無いのです。下部の葉は大きく切れ込みがありますが、上に行くほど小さくなり弱々しい葉になっています。特に特徴はないようですが、古くには玉箒(たまばたき)と言われていました。花言葉は「あなただけ」だって。さり気なくプレゼントに使われたら如何ですか。
 別に花言葉を日常利用するほどロマンチストではないのですが、西洋の雰囲気が色濃い花言葉が日本にどう根付いているか気になり、ネットで調べてみました。もともとの発祥地はトルコで、それがヨーロッパに伝搬して行ったようです。日本へは明治初期に輸入され、当時は西洋の花言葉をそのまま使っていましたが、日本の風習・歴史に合わせて独自の花言葉が作られてきたようです。因みに野菜類にも花言葉があり、大根は潔白、牛蒡は人格者、ホウレン草は健康らしいです。


「花言葉 言うも恥ずかし 多紫草」

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