曼珠沙華
今日から彼岸の入りです。昨夜は大雨警報が発令され、その雨が明け方まで続きました。今日も予断を許さない不安定な天気が予想されます。何時も旬の写真に拘りがあるロクは、今朝のアップに使いたので、小雨がぱらつく中をヒガンバナを撮りに出掛けてきました。過去にこの花は何度もアップしているので、「過去へのご招待」で振り返ってみて下さい。
ヒガンバナは有史以前に中国揚子江流域から朝鮮を経由して、北九州に稻作と一緒に辿り着いたと考えられています。古い時代の帰化植物の代表格です。いまでは北海道を除く日本各地の人里に自生しています。一つに見える花は数個が輪生に集まったものです。花と葉の時期が別々なので相思華とも言われ「花は葉を思い、葉は花を思う」とこの植物の特徴を云い現わしています。ボタニカルアートで残しておきたい綺麗な花です。
「今年もね 咲くを違えず 曼珠沙華」