生物学
110万年前のワニの化石(タカツキワニ)
ここまで来てやっと「そうだ!」と納得出来たお勉強会
シニア自然大学校主催の地球環境『自然学』講座が月2回のカリキュラムで組まれている。昨日は「深海から宇宙までの生物学」と言うテーマで科学ジャーナリストの瀧澤美奈子先生の講義だった。壮大なテーマなので期待したが、断片的な話は枯渇したロクの頭に入って来ない。知らず知らずに心眼で拝聴していた。たまたま前日の観察会で高槻の「JT生命誌研究館」にお邪魔していたので、それと併せて生物と生命に付いての漠然としたものが吸収出来たのかなと言うぐらいだった。
46億年前の地球の誕生と38億年前の生命体の誕生、その起源と進化辺りから興味が湧いて来た。それでも壮大なスケールで、人類の誕生から今日までの歴史でもなかなか理解できない。科学技術の飛躍的な発展はせいぜい100年ほどである。其の100年が先の見えない方向に一気に進んでいる。ここで立ち止まって!人間も地球に存在する一つの生命でしかないと思えないものだろうか。講座の纏めに入って、科学だけでは人間は生きていけないというところですとんと落ちた。
「ロボットも 秋の風情を 詠めるかな」