注連縄作り
長老からの説明
見本
子どもの作品
地元小学校で行われる注連縄作りに初めてお手伝いで参加して来た。この行事は毎年行われているもので、同じ区に済んでおられる長老的存在のNさんが、5年生を対象に続けて来られた伝統授業である。今回は2クラス72名の児童が対象だ。午後からの2時限90分で注連縄を作らなければならない。お手伝いのボランティアが10人ほど来られたので、8つの島に分かれて作業が始まる。ロクの担当は8人である。注連縄は簡単な牛蒡作りで一本の縄を綯うだけだが、それが子どもたちには出来ない。器用な子もいてちゃんと言われた通りに綯っている。全員にまで目が回らないので、そのK君を助手に引っ張り込んで、出来ていない仲間の縄綯いを手伝って貰った。
能勢に伝わる伝統文化を継承して貰うための注連縄作りなど、大阪北部の農村地帯にある学校だから出来る貴重な体験授業である。年明けには1年生対象の昔遊びの授業もある。そこでのロクはコマ回しを毎年担当している。子どもたちの「あっ、ロクさんや~」の声が聞きたくてお手伝いを続けている。
「児らたちと 迎春準備 ちと早し」