ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

過去へのご招待2

 今までアップした履歴を、毎日100日分紹介して行きます。昨日も触れましたように自分自身の保存用ですから、飛ばして下さっても結構です。


[101] 亥の子行事 [PC]  2010/11/15 07:08:27    [削除]


   能勢町では今も「亥の子」行事が伝承されています。我が地区では、中学1年生が大将に選ばれ、小学生は大将の指示で「亥の子」の歌を唄いながら村中を回ります。西日本に伝わる伝統行事で、収穫祭としての意味合いが共通項だと思います。
 前もって案内があるので、子供たちが地面を搗いて家々を回ってくるのを、今か今かと心待ちします。手作り獅子の口に祝儀袋を入れてやります。


「玄関に 土搗き唄う 亥の子かな」


[102] 散歩スタイル [PC]  2010/11/16 07:59:51    [削除]


   この時期のロクさんの散歩スタイルです。足が長くステッキを持っている姿など、まるでイギリスのオールド・ジェントルマンのようですね。
 材料採取を兼ねた散歩ですから、杖は必需品なのです。枝にぶら下がっているカラスウリを引張ったり、足元のマムシを確認したりするためのものです。昨日の収穫はカラスウリとサンキライを少し採ってきました。


「背を伸ばし 長い西日と 二人連れ」


[103] 黒豚 [PC]  2010/11/17 07:27:32    [削除]


   千里のエキスポランド跡地に、模擬農場が出来ています。農業体験などが出来るようですが、季節が遅くなったせいか殆ど人の姿を見ることがありません。黒豚も飼育されており、何の飼料か知りませんが白い粉をぺちゃくちゃ音をたてながら食べていました。
 その矢先、地元猟友会の知人から「ししが獲れたので要るか?」と電話が入りました。喜び勇んで猪肉を分けて貰いに帰りました。猪の前歯を役場に持っていくと、害獣駆除ということで報奨金が出るようです。今回は2頭分の前歯が捌き台に並んでいました。


「イノシシの 餌場狭まり 檻の中」


[104] ナンキンハゼ [PC]  2010/11/18 08:09:04    [削除]


   14日の日曜日、地元で3世代交流茶話会があり、押し葉で作る「葉っぱ絵」を提供しました。子どもたちは自由な発想で作ってくれますが、頭の堅くなった方たちは見本通りの物を作られていました。「○○がな~い!」の声もあちこちで聞かれました。
 この時期、紅葉した落葉や木の実採取に出歩くことが増えます。我が家は自然の贈り物だらけで、後の整理が大変です。


「葉っぱ絵に 貼られし落葉 命燃ゆ」


[105] 虹の架け橋 [PC]  2010/11/19 07:01:44    [削除]


   出がけに雨が降ってきました。玄関から出ると虹が出ていたので、広がりのあるバス停に急ぎました。写真に収まりきらないぐらいくっきりとアーチを作っていました。
 たまたまバス待ちの中学生が雨に濡れていたので男子生徒にロクさんが、女子生徒2人に妻が傘を差し掛けてやりました。高槻から府民牧場へ就業実習に来ているとか、遠い所で嫌だったが「こんなにきれいな虹を見れたので感動しました」と少年らしい眼を輝かせて語ってくれました。


「少年の 夢膨らみし 虹初冬」


[106] チヌ釣り [PC]  2010/11/20 23:05:18    [削除]


   日本海へチヌ釣りに行ってきました。釣果は芳しくありませんでしたが、終日(ひねもす)筏の上で小春日和を楽しんできました。何も考えることなく、ただひたすら竿先に神経を集中、いい時間でした。今でも筏に乗っているような錯覚がします。
 十数尾の魚を捌いてやっと解放されました。釣り師は最後の料理までこなして一人前、明日は塩焼きと煮付けでもしましょうかね。


「釣り納め のたりのたりの 鴎かな」 


[107] ボジョレー・ヌーボ [PC]  2010/11/21 08:29:47    [削除]


   毎年ワインの新酒(ボジョレー・ヌーボ)を届けてくれる友人がいます。心待ちしているわけではありませんが、届くと嬉しいもので禁酒の誓いを破り、直ぐに今年のブドウは良かったかな?と栓を開けてしまいます。いっぱしのソムリエ気分で「美味い!」と唸ります。毎年同じことを言っているようです。
 ワインには目がなく赤・白・ロゼ・泡など何でも好きです。とくに赤がいいですね。まだ飲んでない灰色がありますがこれは開高健のエッセイで得た知識です。何方か灰色ワインについて教えてください。


「ボジョレーや 薔薇一輪も 活けてあり」


[108] 我が家と裏山(片山城址) [PC]  2010/11/22 08:39:40    [削除]


   昨日は小春日和で山日和でしたが、知り合いの演劇に誘われていたので、天気に後ろ髪を引かれながら出かけました。我が家と裏山を振り返りながらの写真です。
 心斎橋に着くと人・人・人で息が詰まりそうになりました。田舎暮らしに慣れると都会の喧噪に気後れしてしまいます。
 ところで長野県松本が舞台のお芝居は、敗戦後大きく変わっていく社会を庄屋一家の1年を通して戦争の傷跡、農地改革、日本の農業、四季折々の風景などを織り交ぜながら、見事な作品に昇華させ観客を満足させてくれました。


「城山に 錦織りなし 忍草」


[109] 小さな黄葉 [PC]  2010/11/23 06:34:11    [削除]


   山々はやっと色とりどりに染まりだしました。今年は殊のほか紅葉がきれいな気がします。山道を歩きながら周りの景色に見惚れていますが、足元に目をやると「私も色づいたよ」といっちょまえに黄葉した姿を見せています。愛おしくなりついシャッターを切りました。来年の春には新芽を出してくれるのでしょうか?


「守られし 森の命や 朴落葉」


[110] シジミチョウの戦略 [PC]  2010/11/24 07:33:49    [削除]


   昨日は能勢環境フォーラムに参加してきました。地元小学校の5年生6人全員で取り組んできた環境教育の経験、生き物調査や樹木のラべリング、農業と動物による被害の実態など、レベルの高い内容を子ども目線でプレゼンテーションしてくれました。後は能勢高校生徒による「ウインター・サイエンスキャンプ」参加報告、トラスト協会天満氏の講演など内容の濃いフォーラムでした。
 シジミチョウは前から見るときれいな色をしていますが、後ろから見ると地味な色に見えることを標本で確認させて頂きました。これは蝶の戦略で、前向きで相手に主張し、後ろからは敵から身を守るために目立たない色をしていると教えて頂きました。


「生きる術 目からうろこの 落葉歳」


[111] ヤブコウジ(十両) [PC]  2010/11/25 06:51:29    [削除]


   この季節になるとナンテンなど赤い実のなる木が目立ちます。正月飾りに縁起が良いと、マンリョウなどを寄せ植えした鉢が、植木屋さんや花屋さんの店頭に並びます。縁起物として喜ばれている低木には一両~万両まであります。
 因みに、一両(アリドウシ)十両(ヤブコウジ)百両(カラタチバナ)千両(センリョウ)万両(マンリョウ)と言われています。


「ヤブコウジ 昨日の道に 無かりけり」


[112] 環境教育 [PC]  2010/11/26 06:45:41    [削除]


   能勢には小学校が6校あります。その内の4校の生徒数が100人に満たない小規模校です。今回の環境教育内容を発表してくれた学校は、5年生が6人の小クラスです。何度かお邪魔していますが、生徒は生き生きとしています。素直なのです。ちゃんと挨拶が出来ます。子どもの目を持っています。細やかな先生の指導が行き届いているのを実感します。
 そんな子供たちの発表を目を細めて聞いていたロクさんでした。


「北風に 向いし子らの 眼に光」 


[113] 黄昏の公園 [PC]  2010/11/27 07:09:35    [削除]


   黄昏時に公園を歩きました。何時もは日中しか通らないので気が付きませんでしたが、早くもクリスマス用のイルミネーションが花壇で輝いていました。我々の若い頃には味わえなかった公園風景、腕を組んで歩いてみたいものです。その灯りは、黄昏時特有の物悲しい雰囲気を一層引き立てていました。


「公園に 灯り残して 秋が去る」


[114] コーラス発表会 [PC]  2010/11/28 06:56:12    [削除]


   昨日は能勢町PTAコーラスの交流会でゲスト出演してきました。今年は施設訪問が3回と、町内の行事への出演が2回組まれていました。
 一番緊張する舞台が終わりホッとしているところです。別に意識する必要はないのですが、我々の指導者がプロなので、それに応えなければならないという緊張感が漲っていました。お世辞でも「よかったよ!」と聞くと「次回はもっと」と欲張ります。月2回の練習日が心地よい刺激になっています。


「蝶タイが 北風追いし 熱気かな」  


[115] 我が家の居候 [PC]  2010/11/29 06:57:46    [削除]


   知人の実家に不幸があり、犬を預かってほしいと置いて行きました。もともと犬は好きなので快く引き受けましたが、家の中に飼うわけにいかないので、軒下に段ボール箱を置き毛布を敷き、急ごしらえの寝床を用意してやりました。今年2度目と言うほどの霜が降り、さぞかし寒かったろうと同情しています。果たしてこの寒さ♪犬は喜び庭駆け回る♪のでしょうか?


「預かりし 犬が気になる 霜の朝」


[116] 百舌鳥のはやにえ [PC]  2010/11/30 06:46:28    [削除]


   いつの間にかモズが来て、柿の木の枝にイナゴとカエルを刺して帰りました。『モズのはやにえ』は有名ですが、実際に観ると不思議な習性だなと興味が湧いてきます。
 一般的には忘れ去ったものと言われていますが、後でまた来て食べるかもしれません。あるいは縄張り誇示かもしれませんね。晩秋から初冬にかけての風物詩です。
 犬は2日間だけ居てくれました。


「犬が去り 百舌鳥の贄だけ 震えをり」 


[117] 「おてがみ」 [PC]  2010/12/01 08:00:21    [削除]


   1か月ほど前に地元小学校2年生に校庭観察と落葉拾い、その落葉を使った葉っぱ絵の工作を提供しました。28人全員から可愛い内容の「おてがみ」が届きました。「ロクさんはてんさいです」とか「わたしもはっぱのめいじんになりたいです」など、こんなのもありました。「わたしのおとうさんになってほしいです」
 お返しに「おてがみ」と棕櫚バッタを学校まで届けに行きました。


「道草も 短くなりし 師走かな」


[118] オオバン [PC]  2010/12/02 06:58:26    [削除]


   服部緑地にカモ類が集まりだしました。今はモヒカン頭のヒドリガモが目だっていますが、だんだん種類も増えていきます。週一回の活動日に少し早く来て水鳥観察をします。水辺に近付くと餌をもらえるものと思ってカモたちが集まってきます。
 オシドリ夫婦と言われますが、殆どのカモはつがいで行動しています。写真のオオバンもつがいでしょうか?


「鴨を見し 齢重ねた 二人連れ」


[119] 千成ホウズキとホウズキトマト [PC]  2010/12/03 06:33:03    [削除]


   何時も珍しいものを栽培して、持って来てくれる仲間がいます。小さい方が千成ホウズキで名前の通り沢山出来るようです。ホウズキトマトは全くホウズキに似て、熟れると橙色になり甘くっておいしいです。フルーツトマトなどの名前で店先に並んでいるらしいです。何でも食べてみたいロクさんは千成ホウズキまで試食してしまいました。


「友くれし 枯鬼灯の 酸っぱくて」


[120] 近代建築 [PC]  2010/12/04 07:04:07    [削除]


   三宮から海に抜けるとお洒落なビル群があります。兵庫県立美術館は安藤忠雄氏の設計によるものですが、写真のビルも多分名のある方の設計でしょう。田舎に住んでいると、都会的センスに満ち溢れた神戸、三宮界隈は異次元の世界です。全く人の匂いがしない空間のように感じてしまいます。


「落ち葉舞い 足音さえも 無きしじま」


[121] 男の料理教室 [PC]  2010/12/05 07:13:57    [削除]


   月1回の「男の料理教室」今まで男子厨房に入るべからずをかたくなに守ってきた方々ですが、最近は教室が待ち遠しくてたまらないようです。家でも家族が集まる時には、手作り料理を供されるらしいです。
 今回はクリスマスチキンをメインに旬の大根を使った料理を作りました。材料は自家菜園の朝採り野菜ばかり、生で食べても甘味がたっぷり。


「もののふの 千切り大根 弾けたり」


[122] 戦場カメラマン?(渡部陽一) [PC]  2010/12/06 08:18:54    [削除]


   小学校の先生からお誘いがあったので「戦場カメラマン」渡部陽一の講演を聴きに行きました。開演10分前に行ったのにホールには入場できず、第3会場でのテレビによる聴衆として話に聞き入りました。ゆっくりとした特徴的な語り口で「世界中の子供たち」の戦場下での生々しい話を聴かせて頂きました。
 子どもたちとのパネルディスカッションでは、世界に旅をして世界中の人と話をしようと、熱く訴えていたのが印象的でした。彼は我が息子と同い年です。


「語り部の 思い届けと 冬の子に」 


[123] 山里イルミネ-ション [PC]  2010/12/07 07:30:17    [削除]


   ご近所のNさん宅が毎年電飾で家の周りを飾ります。年々規模が大きくなりカメラに収まりきれなくなりました。今年は観覧するための椅子まで用意されています。この時期だけのちょっとした贅沢な「観光スポット」になっています。「ルミナリエ神戸まで繰り出さなくってもいいよ」というNさんの思いでしょうか?


「山里の 灯り年の瀬 樹にレース」


[124] 残照 [PC]  2010/12/08 08:19:37    [削除]


   日照時間が一番短い時期になってきました。夜明けが遅く、日暮れが早く、その上寒さが加わり、散歩する時間が制約されます。
 家で本でも読めばいいのですが、長年の習慣で「本」は睡眠薬代わりに開くだけです。早朝、寝床から出るのが辛いので、その時間帯が唯一ロクの読書時間でページ数を稼いでいます。


「寒空に 光残して 飛行雲」


[125] リンゴドクガ [PC]  2010/12/09 07:19:42    [削除]


   「撮って置き画像」で紹介していないものがありました。リンゴドクガという蛾の幼虫です。あまりにも綺麗な色をしていたので「マイ図鑑」に保存していました。
 調べてみると毒蛾と云うのに、人間的観察ではチャドクガのような毒はないようです。通常柚子色をしていますが、敵を察知すると黒色部分を見せ威嚇するそうです。ロクさんに触られて、精一杯の威嚇をしているのでしょう。なんとも可愛いものです。


「柚子届き ポン酢作りの 仕分けかな」


[126] 木守柿 [PC]  2010/12/10 07:25:03    [削除]


   柿の木に一つだけ柿の実を残しておくという風習が今でも残っています。これは来年の豊作を祈ってなどと言われていますが、鳥獣たちへのささやかなプレゼントかも知れません。
 我が家も一つだけ残した柿が寒空に震えています。以前お知らせしたモズのはやにえイナゴとカエルは無くなっていました。お隣の柿は誰も採る人がいないので鳥たちの格好の餌場になっています。


「鳥たちに どうぞどうぞと 木守柿」


[127] ゲゲゲの音楽会 [PC]  2010/12/11 07:02:28    [削除]


   自然大好き人間の集まりで、自然物にこだわった工作づくりをしていますが、年末に向け集団作品を作り自然大学校の美術展に出品しています。
 我がグループは「ゲゲゲの女房」にあやかって「ゲゲゲの音楽会」と銘打った作品を手がけました。奇しくも「ゲゲゲの~」が今年の流行語大賞に選ばれました。それぞれの妖怪が水木しげる氏のキャラクターを見事に模写したものに仕上がり、自己陶酔しています。


「妖怪も 引っ張りだこの 師走かな」


[128] とにかく咲いてみたけれど [PC]  2010/12/12 06:51:00    [削除]


   『大阪のてっぺん』能勢では既に毎朝氷点下になっています。この時期室内気温と外気温を確認するのが日課になっています。ロクさんには自虐的趣味があるのかもしれません。最低気温が更新する度に「おお寒む!」と能勢の寒さを自慢したくなる傾向があります。
 花壇で咲き遅れた小さなコスモスが、霜の中で震えています。とりあえず種を残すべく開花したものの、ミツバチたちの姿も見えません。


「来年に 種を紡ぐか 氷点下」


[129] ムラサキシジミ [PC]  2010/12/13 06:51:26    [削除]


   服部緑地の観察会で見つけたシジミ蝶です。ほとんどのシジミ蝶は6月の梅雨時に一斉に羽化しますが、ムラサキシジミは成虫で越冬するので、冬場でも観ることが出来ます。アラカシなどを食草にしているので、公園などで見つけることが容易です。最近は温暖化のせいか、色が良く似たムラサキツバメという蝶が次第に北上しているとのことです。
 年を越せない暗いニュースが飛び込む時期になりました。そんな方々にだけ『温暖の恩恵』を神様はお授けにならないのでしょうか。


「吸蜜も ままにならない 越冬蝶」


[130] 薔薇(ミッキーマウス) [PC]  2010/12/14 06:39:28    [削除]


   日本人は自然景観に対して直ぐに名前を付けたがります。それだけ身近に自然を生活の中に取り入れたいのかもしれません。○○岩とか△△滝とか××山などと動物名などを冠した愛称で呼ばれています。観光地などはそれを売り物にしています。
 さしずめこの花はミッキーマウス薔薇と名付けましょう。「撮って置き写真」から


「白き息 両手で抱いて レモンティー」


[131] 落葉踏みしめ [PC]  2010/12/15 07:00:32    [削除]


   久し振りの花曜日(火) 、妻たちの仲間と紅葉の終わった箕面を歩いてきました。午前中雨が少し残っていたのも影響したのか、あの賑わいが夢だったのかと錯覚するほど、静粛を取り戻していました。
 山茶花の白とピンクが滝道に映え、目を楽しませてくれます。カワセミが移動しながら狩りの場所を探しています。雨と風で散った紅葉がアスファルトに模様を描いています。落葉した枝には水滴が光を放っています。一時ロクさんを詩人にしてくれました。


「冬木立ち 甘き匂いに 立ち止まり」


[132] 朝霧 [PC]  2010/12/16 07:11:35    [削除]


   亀岡から能勢にかけて霧がよく発生します。昨日も出かける時に山を覆うような霧が幻想的な雰囲気を醸し出していました。霧で太陽の光が届きません。シャッターチャンスとばかりに何枚も映しました。バスの時間を気にしながらの瞬時です。


「朝霧や 山里色を 隠しをり」


[133] パロディー(富士登山) [PC]  2010/12/17 06:40:44    [削除]


   この冬一番の冷え込みでした。家にいても炬燵から抜け出せない状態なので、意を決して富士山に登ってきました。
 ネットで調べてみると全国に富士を名乗る山が321座あるらしいです。郷土富士として昔から信仰の対象など、地元の人に親しまれてきました。昨日は兵庫県三田市の有馬富士でした。


「岩山に 冬芽で耐える 雑木かな」


[134] 大ケヤキ [PC]  2010/12/18 07:45:25    [削除]


   能勢には天然記念物になっている大ケヤキがあります。毎年7月にアオバズクが巣立っていくので、野鳥愛好家のスポットになっています。
 写真の大ケヤキは箕面の山道にそびえ立ち、ハイカーを見守っています。丁寧なハイキングルート図には、ちゃんと大ケヤキが記されています。でもふだんはあまり目につきません。木々が葉を落とすようになって、やっと堂々とした勇姿を見せてくれます。


「山道に 凛とそびえし 冬木立ち」


[135] 名残り紅葉 [PC]  2010/12/19 07:22:27    [削除]


   山の落葉樹はほとんど葉を落としてしまい、すっかり冬景色になっていますが、服部緑地公園にはまだ緑葉を残している楓があります。モミジバフウ(アメリカフウ)はいち早く紅葉になり、一番に落葉してしまいますが、タイワンフウはご覧のようにまだ緑・黄・紅のグラデーションで、公園内を散策する方々の目を楽しませてくれています。
 我々はというと、せっせと色とりどりの落葉を拾い集めて、来年の葉っぱ絵に備えるための準備をします。


「黄・紅の 葉っぱ絵して 生き還り」


[136] 冬の河川敷から [PC]  2010/12/20 06:44:02    [削除]


   1000円散髪に行くのに、それ以上の交通費を使って、十三までやってきました。もちろん淀川での材料採取が主たる目的です。ウインド・ブレーカーを脱ぎ、穏やかな陽射しが降りそそぐ昼下がりを楽しみました。休日だというのに散歩する人も疎らで、時たまジョギングする人に会うぐらいです。
 淀川河川敷はスーパー堤防に作りかえられています。そこで昼寝する分にはうってつけですが、どれほどのお金が動いているのでしょう。


「年の瀬に 床屋ついでの 河川敷」


[137] 鴨の池 [PC]  2010/12/21 07:37:09    [削除]


   池の側に行くとカモたちが競って寄ってきます。パン屑など貰えるものとの学習が生きています。対岸から遅れじと飛んでくるものまでいます。
 何時もカモたちに餌を与えるべきか否かで迷っています。地方では餌付をして野鳥を呼び寄せている所もあります。古来から水鳥と人間は付きあってきました。こんな時『自然』という意味が教条的に理解されているような側面があります。果たして餌を与えるべきか否か?


「ピーピーと 声疑いし 水鳥の」


[138] 大衆演劇 [PC]  2010/12/22 08:00:16    [削除]


   池田に大衆演劇の芝居小屋が11月からオープンしました。2ヶ月間の杮(こけら)落し公演に、グループでドドッと押し掛けました。歌あり踊りあり芝居ありで3時間、庶民的雰囲気に浸ってきました。
 昔住んでいた地域に芝居小屋があり、役者が街中を練り歩き、辻つじで口上を述べ、宣伝して回っていたのを懐かしく思い出しました。


「艶やかで どこか寂しい 厚化粧」(川柳)


[139] 早暁 [PC]  2010/12/23 07:06:11    [削除]


   昨日は冬至でした。「冬至 冬なか 冬はじめ」と季節を上手く言い表しています。冬至が冬の真ん中で、これから本格的な冬の厳しさの始まりだというのです。「ん」の付く食べ物と柚子風呂が定番です。知人から風呂用の柚子が届きました。
 でも、これからは日ごとに日照時間が増えていく境目の日でもありました。清々しい太陽の画像が希望を与えてくれます。


「朝餉には 柚子湯を喫す 旗日かな」


[140] 春待ち花 [PC]  2010/12/24 06:28:24    [削除]


   年末の仕事が大掃除を残すだけになったので、久し振りに散歩出来る時間が出来ました。農家の庭先には柚子を採る人もなくたわわにぶら下がり、霜焼けを心配しながら横目で通り過ぎました。
 陽だまりでは春を待ち切れずにホトケノザがたくさん咲いていて、花の少ないこの時期人目を引いています。でも虫たちはいないよと教えてやりたくなります。


「日溜まりに 春待ち花の フライング」


[141] フユイチゴ [PC]  2010/12/25 07:24:26    [削除]


   陽射しの中で天然の宝石が光り輝いています。自然が作り出す色には目を見張るものがあります。
 今年はフユイチゴが沢山出来ています。集めてジャム作りと思いましたが、毎日の散歩途中のおやつにしておきます。田舎の人は見向きもされないのでロクさんの独り占めです。


「当分は この道に決め 冬苺」


[142] 注連縄作り [PC]  2010/12/26 07:26:00    [削除]


   昨年に引き続き今年も地元で注連縄作りの準備をしてもらいました。出来上がりは人それぞれですが、売られているものよりは立派ものに仕上がります。藁の自然の色と香りが何ともいえません。
 正月には散歩途中で軒下の注連縄を見て回り、手作りかどうかを確認します。売られているものは何時までも青々として、良からぬ着色を施しているなと、ひとり合点しているロクさんの姿が目に浮かびます。


「手作りの 注連縄壁で 待機中」


[143] シャコバサボテン [PC]  2010/12/27 07:30:31    [削除]


   我が家で育てている唯一の鉢植え植物です。多肉系なので水やりも気にすることはありません。毎年クリスマスの頃に綺麗な花を咲かせてくれます。次から次へと花期の長い花で、長い冬に一服の安らぎを与えてくれています。
 しかし、所詮鉢植えのさだめ、吉原の花魁のような艶やかさと、儚さを併せ持っています。野の花の如何に逞しくって伸びやかなことか。


「サボテンを せめて窓辺で 日向ぼこ」


[144] メジロ [PC]  2010/12/28 07:14:37    [削除]


   別荘仕様のお宅の渋柿がやっと熟して小鳥たちの餌場になっています。だれも見向きもしなかった柿ですが、小鳥にとってはうってつけの食糧です。
 じっと観ているとメジロが沢山啄みに来ます。我が家にも枇杷の花が満開でメジロが集まるのですが、葉っぱが茂っているので、写真チャンスにめぐり合うことが少ないです。


「琵琶花より 柿が好いのか 冬目白」


[145] 迎春準備 [PC]  2010/12/29 06:06:46    [削除]


   昨日は今年最後の花曜日ハイキングで、中山を歩いてきました。山ではほとんど会う人もなく、物好きだなと思いながらの暇人グループでした。
 コースの締めくくりは中山寺で、迎春準備の整った境内をゆっくり見て回りました。この静粛が嘘のようにごった返す元日を想像しながらの参拝でした。
※昨日の俳句は敢えて上・中・下に季語を入れて季重俳句にしてみました。
※今日から南の島に行ってきますので少しお休みします。


「去年今年 写真に俳句 携えて」


[146] こいつぁ~春から [PC]  2011/01/03 09:30:17    [削除]


   年末29日から石垣島・竹富島・西表島に行ってきました。泳ぐほどの気温ではなかったですが、それでも透き通った海に足を浸け、南国の温かさを実感してきました。
 西表島ではヤマネコを探して、2日間ジャングルをトレッキングしましたが、排せつ物で生息確認が出来ただけです。
 ペンションの迎春イベントで福引があり、我々4人のうち3人が大当たりを引き当て、他のお客さんに申し訳ない気持ちでした。“こいつぁ~春から縁起がいいわい”


「初春や こいつぁいいねと 酒びたり」(川柳)


[147] 安里屋ライブ [PC]  2011/01/04 07:46:33    [削除]


   年末に石垣島のライブハウス「安里屋」へ沖縄民謡を聴きに行きました。全国的にもメジャーな安里勇さんのライブハウスですが、病気をされてからの彼は、声に力がなく静かな歌声で、観客が盛り上げると云う展開になりました。娘夫婦は沖縄に入れ込んでいるので、彼に会えただけで満足していました。
 途中から名古屋や大阪でライブ活動をしているミュージシャンも加わり、踊りあり飛び込みの歌ありで、楽しい時間を全員で共有できました。


「島歌の 歌と踊りで 年を締め」


[148] 丸々仔犬 [PC]  2011/01/05 07:30:56    [削除]


   昨日、猟友会の知り合いから「鹿が檻に入ったので捌くから来るか?」の連絡をもらい、興味津々で解体現場を観察させていただきました。昨年は鹿と猪を30頭以上捌いたと言うだけあって、見事な手捌きぶりでした。
 身の付いた骨を、お母さん犬と同じように分けてもらった仔犬は、永らくしゃぶっていました。立派な猟犬になることでしょう。風格十分の面構えです。空には鳶と烏が舞っていました。


「コロコロと コロコロコロの 冬毛かな」


[149] 手長エビ [PC]  2011/01/06 08:27:30    [削除]


   今回の西表トレッキングはジャングルと渓流歩きだったので、水生生物の観察も楽しい発見の連続でした。ポットホールの水中にはアマガエルの卵とか貝の卵など金色・銀色をしています。
 何度か手長エビも見つけましたが、水中では写真の写りが良く判らないので、手にとって写しました。白いシャツの上に置いて撮ろうとしましたが、保身本能か逃げ出してしまいます。グローブの上では同色なので、安心してポーズをとってくれました。


「手長エビ 保護色にして 年を越し」


[150] 今年のカワセミ [PC]  2011/01/07 06:54:06    [削除]


   何時もの散歩コースが土手道なので、時たまカワセミが川面近くを飛び去っていくのを観ることがあります。「あっ!カワセミや」と妻に告げた時には、はるか先に行ってしまっています。
 野鳥類は人間と同じように1日3食と言われています。ちょうどその時間帯が食餌時間だったのか、カワセミは所々で止まってくれました。狩りの場所探しかもしれません。今回も“こいつぁ春から~“でした。


「新年に 宝石鳥を 我が妻に」


[151] 雪化粧 [PC]  2011/01/08 07:43:26    [削除]


   寒い朝が続き、窓から見える景色は雪化粧化しているか、霜で真っ白なのかの違いだけで、朝一番にまずブルッと震えます。
 昨日は今年2度目の積雪でしたが、気温が低いためか道路はてかてかに凍りついていました。おかげでバスは渋滞に巻き込まれ到着がかなり遅れました。乗務員さんは「皆さんバスが遅れてすみませんでした。」と謝られ、遅れ時間を取り戻してなお余りある、気持ちの好い思いをさせて頂きました。


「言の葉の 何気なさにも 春を知る」


[152] 赤屋根シーサー [PC]  2011/01/09 07:07:29    [削除]


   沖縄の家々の玄関には左右にシーサーが鎮座しています。狛犬と同じように、守り神とか魔除けとかの意味合いでしょうが、色んな顔かたちのシーサーがあり、旅行者の目を引きます。ユーモラスな物があったり、いかつい物だったりして見ていて飽きが来ません。
 竹富島では赤屋根の上で、シーサーが家を守っています。来訪者はシーサーに挨拶してから、家に入れてもらうのでしょうかね。


「狛犬も お屠蘇めされて 赤くなり」(川柳)


[153] 御マグロ様 [PC]  2011/01/10 08:00:12    [削除]


   友人の案内で西宮戎に行ってきました。地元の方もびっくりするほどの人出です。人の流れに付いて行くだけで、興味ある屋台に立ち止まることも出来ない状態です。人の頭越しに昔懐かしい屋台を横目に通り過ぎます。本殿に辿り着くのに、どれぐらいの時間を費やしたことか。
 本殿脇に「御マグロ様」が鎮座しており、お賽銭を貼り付けたり、投げ入れたりされていました。善男善女に幸いあれと祈らずにはおれない今年の幕開けです。


「金銀の 鎧纏って えべっさん」


[154] ウサギ集合 [PC]  2011/01/11 07:57:04    [削除]


   今日は恒例(高齢)の新年会があるので、お土産に参加家族分のウサギ(20羽)を作りました。干支の工作が簡単な時には持って行きます。前回はピーナッツのネズミだったかな。
 干支工作では仲間たちのアイデアが集まり楽しいものです。竹のウサギだったり、ドングリのウサギなど色んな材料のウサギ工作が披露されます。
 今回のウサギは、センダンの小枝とナンキンハゼの実を使ったもので、樹皮を剥いてしばらく置いておくと、薄黄色になりうってつけの材料です。これも仲間のアイデアから生まれました。


「達者かと 兎ともども 年を祝ぐ」


[155] 大道芸準備中 [PC]  2011/01/12 07:37:49    [削除]


   正月の喧噪が嘘のような、静かな京都をそぞろ歩きをしている時、八坂神社の前でお歳を召された大道芸人さんが、着物を身に付けているところに出くわしました。しばらくその様子を観ていましたが、「見られていると恥ずかしいわ!」と科(しな)を作った、その年老いた男性の姿が目に焼き付きました。夜の帳が降りるころには彼女(?)の艶やかさが引き立つことでしょう。どうぞお風邪を召されませんように!


「幸せで 良いのか問いし 初詣」


[156] 賽銭回収 [PC]  2011/01/13 07:26:17    [削除]


   現実的な風景です。賽銭を入れて拝む人あり、目の前でそれを回収する人ありで、なんともドライな感じを受けました。お賽銭を入れて神様に願いを聴いてもらう間もなく、引き上げられた賽銭は、銀行マンの待つ大広間に直行です。
 タイガーマスクを名乗る匿名の人から、児童養護施設にランドセルが贈られて、全国にたくさんのタイガーマスクが出没しました。こちらの方が活きたお金になり、ご利益があるような感じを受けました。


「お願いも 神に届かず 銀行へ」(川柳)


[157] 板根 [PC]  2011/01/14 06:52:31    [削除]


   西表島では色んな生物の進化を観ることが出来ます。紹介したい生物をたくさん写真に収めてきました。
 これは板根と云い、深く根を張れない条件のところでは、地上部で板状に大きくなり、幹を支える役割をしているようです。マングローブなども同じような戦略でしょうね。


「年初より ページ重ねし マイ図鑑」 


 [158] ユリカモメ [PC]  2011/01/15 07:04:41    [削除]


   大塩平八郎の足跡を訪ねるための下見に行ってきましたが、造幣局脇の大川にユリカモメが集まっていました。流れが緩やかで陽射しがあるので、川面で漂っているのが気持ち良さそうに見えました。餌を与える人が居るのか、柵で羽を休めているユリカモメは近付いてもあまり逃げようとしません。
 通勤途上、ユリカモメにカッパエビセンを与えていた頃を懐かしく思い出しました。


「パン屑を くれる人なし 都鳥」


[159] とんど&昔あそび [PC]  2011/01/16 07:44:25    [削除]


   毎年地域で『とんど』行事があり、正月飾りなど持って出かけます。地元の方は青竹を鉈で削って、鏡餅をその中にはめ込み、とんどにかざして焦げ目をつけます。焦がした餅を家族でいただいて、一年の無病息災を願う習わしが残っています。
 今年は学校支援メンバーからお誘いがあったので、昔遊びの竹馬コーナーでお手伝いしてきました。とんどでは児童の書き初めが天高く舞い上がり、歓声に包まれました。


「書き初めの 舞し行方に 児ら走り」


[160] お~寒
(ラニーニャ現象) [PC]  2011/01/17 07:22:40    [削除]


   昨日に続いて雪の朝になりました。因みに昨朝の室外気温は8時でマイナス5度でした。室内気温も終日氷点下で、給湯器のお湯は夕方まで凍結して、風呂に入れるかどうかやきもきしたものです。
 温暖化と云うから、冬も暖かくなるものと思いきや例年にない寒さ、夏暑く冬寒いの二極化になって行くのでしょうか?


「雪道に 犬散歩さす 証拠あり」


[161] アオミオカタニシ [PC]  2011/01/18 06:22:00    [削除]


   西表のジャングルで出遭った緑色をしたでんでん虫です。帰ってからネットで調べるとカタツムリではなく、どうやらタニシの一種みたいです。青い丘のタニシと云う意味らしいです。
 この島には大型哺乳類は少なく、生物たちは独自の進化を遂げました。鳥たちも飛べるのに、歩いて移動している姿を何度も目撃しました。


「初夢は 見知らぬ世界 ガラパゴス」


[162] 大願成就 [PC]  2011/01/19 08:01:40    [削除]


   自然愛好家グループから伏見の歴史探訪に行ってきました。と云えば格好が好いのですが、一番の目的は月桂冠と黄桜での試飲と、酒蔵跡の有名な食事処での懇親会。
 コース途中の乃木神社では、大願成就した達磨が沢山奉納されていました。達磨って赤いものと思っていましたが、黄色や紫色や桃色まであるのには驚きました。


「大寒に 達磨の数ほど 笑顔あり」


[163] 月が出た出た
三つ出た! [PC]  2011/01/20 07:16:28    [削除]


   広い範囲の会社仲間と会う機会があり、旧交を温めるために居酒屋に寄りました。近況報告では主夫業を仰せつかっているなど、それぞれの熟年人生の披露(疲労)があり、楽しいひと時でした。
 ほろ酔い気分でバスから降りた時、月がとっても綺麗だったので、思わずシャッターを切りました。帰ってから画像を確認すると、あろうことか月が三つも写っていました。デジカメに酒を飲ました覚えはないのですが……


「日常が 非日常の 新年会」


[164] 雪の里山 [PC]  2011/01/21 06:49:41    [削除]


   地元山グループのOPで里山歩きに行きましたが、想定外の雪山歩きになりました。アイゼンを持って行かなかったのを悔むぐらい、雪の下は凍てついていました。
 昨日は、妻の誕生日前日と云うことで、思わぬ雪山をプレゼント出来た前夜祭になりました。


「雪道で わらべにもどる 声こだま」


[165] ミスマッチ [PC]  2011/01/22 07:26:23    [削除]


   伏見の酒蔵見学の途中に出遭ったまねき人形が、何ともいえないおかしさだったので写真に収めました。ロールキャベツは何時頃から日本人の口に入っていたのでしょうか。あるいは日本で考案された食べ物でしょうか?
 日本食が海外でヘルシーだと注目されています。評価の高い日本食を大切にしたいものです。地産地消が基本だと思います。安全安心な日本の食材を守りたいものです。


「白菜が 夕餉朝餉に 顔を出し」(川柳)


[166] 中之島公会堂 [PC]  2011/01/23 07:21:31    [削除]


   たまたま中之島公会堂で集会があったので、リニューアルされた公会堂を撮ってきました。荘厳な雰囲気は赤レンガ建築物の西の横綱と云われ、国の重要文化財に指定されています。
 過っては全大阪的なイベントなどでよく行ったものです。音楽会・映画会・講演会など幾度訪れたことか。青春の思い出が詰まっている懐かしい場所です。


「寒空に 青いリンゴの 想い出が」


[167] ペンギン親子 [PC]  2011/01/24 07:41:24    [削除]


   自然工作のペンギン親子です。これは仲間が作ってくれた見本を、如何にすれば子どもたちでも簡単に作れるか、単純化を求めて試行錯誤する毎日です。材料は柔らかくて調達しやすい、センダンの木を使いました。
 冬の渡り鳥たちが、今年も病気を運んできました。猛毒の鳥インフルが各地で報告されています。養鶏農家の方々には本当にお気の毒だと思います。一人暮らしの愚息が心配になるこの頃です。


「風邪引くな うんともすぅとも 便り無し」


[168] 大塩平八郎 [PC]  2011/01/25 06:30:22    [削除]


   明治維新30年ぐらい前に東町奉行所の与力、大塩平八郎が幕府の腐敗を許せないと、血気盛んな若者たちと起ち上がりました。有名な大塩の乱です。その足跡を仲間たちと訪ね歩きました。今は面影もない国道脇に、砲弾で枯死してしまった槐(エンジュ)の碑と、記念の若木が植えられていました。大塩の乱は後の明治維新に脈々と引き継がれていきました。


「世直しを 今に伝えよ 枯れ槐」


[169] 伏見稲荷 [PC]  2011/01/26 07:41:36    [削除]


   今年初めての『花曜日ハイキング』は東山トレール。伏見稲荷からのスタートです。清水山を経由して東山頂上公園から知恩院に下りるコースです。山ガールばかりなので歩行時間は安定しています。標準5時間コースを昼食休憩も入れて、4時間余りで下山してしまいました。
 それからが大変、2時過ぎから新年会の場所探し。何処も夕方5時からとなっています。ようやく探し当ててビールで乾杯!今年もこのパターンが続くことでしょう。


「雪溶けて 参道湯気に 光りをり」 


[170] お地蔵さん [PC]  2011/01/27 07:11:38    [削除]


   東山トレールの途中にお地蔵さんが何箇所か祭ってありました。どのお地蔵さんも立派な石垣で囲ってあり、立ち止まって挨拶したくなります。何枚か写真に収めましたが、このお地蔵さんの囲いは手作りの素朴な味わいで、道案内のケルンと見紛う雰囲気です。
 京都ではいたるところでお地蔵さんに出会います。地蔵信仰の強い土地柄とお見受けしましたので調べてみます。


「山道に 春待ち顔の 地蔵尊」


[171] 天空へ [PC]  2011/01/28 07:34:43    [削除]


   NHKのクローズアップ現代で、建築界のノーベル賞とも言われているブリッカー賞を、日本人のSANAA(妹島・西沢)両氏が獲得したことを知りました。彼らは「公園の様な建築」をテーマに、斬新的な建築物を設計してきました。世界中から建築依頼が届いているとのことです。日本の建築界のレベルの高さを知り、他人事ですが鼻が高くなったようです。
 建築で生活のスタイルまで変えれると云う、彼らのメッセージには十分説得力がありました。偶々通りで目にしたこのビルのデスプレイも、人の目を十分に引き付けます。遊び心が感じられます。


「寒風へ 漕ぎだす思い 夢多し」 


[172] ヨシガモ [PC]  2011/01/29 06:40:32    [削除]


   活動拠点にしている服部緑地の池で、今年初めての野鳥観察をしました。翌日(今日)子どもたちに観察してもらうための下見です。観察できたのはヒドリガモ・オナガガモ・キンクロハジロ・オオバン・ハシビロガモと写真のヨシガモです。
 ヨシガモはこの池では珍しい部類に入ります。群れを作らずにつがいでいて、あまり近くには寄ってきてくれません。デジカメの望遠機能でようやくとらえた写真です。本格的なカメラで三脚を据えて撮りたいものです。


「カモたちが 右に左に 水尾引き」


[173] オオタニワタリ [PC]  2011/01/30 07:56:10    [削除]


   石垣島の居酒屋で、この地方にしかないものを食べてみたいという好奇心から、ガザミ汁やオオタニワタリの天ぷらなどを注文しました。原型がどんなものかもわからず食しましたが、山菜の雰囲気で美味しく頂きました。
 トレッキング中に教えてもらったオオタニワタリは、八重山諸島に自生しているシダ類の一種で、木の上に着生して結構茂っていました。その新芽を食用にするらしいです。山菜好きのロクさんは採取したい衝動に駆られました。


「山菜の 苦さ拡がる 春遠き」


[174] 夕焼け [PC]  2011/01/31 06:56:37    [削除]


   この冬一番の寒さに包まれています。室内気温がマイナス4℃、屋外でマイナス8℃です。周りを山で囲まれているので、冷え込みも半端じゃありません。少し自慢しているのが皆さんに伝わっていると思います。
 朝からコーラスの練習に向かいますが、声が凍って発声出来るかが心配です。♪アアアアア~♪


「夕焼けが 今朝の寒さを 予感させ」


[175] 冬枯れの散歩道 [PC]  2011/02/01 05:36:39    [削除]


   寒かった1月も終わり、大好きな2月がやってきました。本来なら寒さが一番厳しく頃ですが、今年は少し様子が違うようです。ラニーニャ現象が弱まり、冬型も緩んでくるとの予報です。
 2月が好きなのは、空気がキラキラと光り輝いているのです。そして、もうすぐ春がやってくると、期待を持たせてくれる月だからです。陽だまりは春です。スプリング・エフェメラル(早春の妖精たち)が咲きだす月でもあります。


「足早に 道草もせず 早春賦」


[176] ワカメ干し [PC]  2011/02/02 21:49:25    [削除]


   鳥羽の湾沿いに散歩していると、小型船が帰ってきて、老夫婦がワカメを船から降ろしているのに出くわしました。陸で待っていた女性たちはワカメを干し場に持って行き、1枚ずつ丁寧に吊るしています。
 採れたてを「美味いから食べてみたら」とポキポキ折って我々に分けてくれました。磯の香りと浜の女性の優しさに旅の醍醐味を味わいました。


「寒緩み 浜辺に高く 鳶の声」


[177] ご来光 [PC]  2011/02/03 07:45:06    [削除]


   夜が白み始めたので、宿の窓から刻々と変わる色合いに見惚れました。
紫色の空は瞬く間にピンクに染まり、やがて顔を出す太陽の場所が一段と光り輝きます。
 宿が込んでいるので早めの朝食と思っていましたが、千金に値するこの瞬間を見逃すことは出来ません。太陽を神と崇めた先人の気持が判るような神々しい瞬間でした。


「春の海 エンジン音を 置いていき」


[178] ヌートリア [PC]  2011/02/04 05:53:02    [削除]


   ペットとして飼われていたアライグマが野に放たれ、農作物を手当たり次第に食い荒らす被害が後を絶ちません。同じように毛皮として輸入したヌートリアが野生化して稲や野菜に被害が出ています。どちらも外来有害生物で、欲に駆られた人間が持ち込んだものです。
 何時も散歩する土手道で度々ヌートリアを見かけます。2~3年前から能勢の川で見掛けるようになりました。
 ヌートリアの肉は美味しいということですから、報奨金を出して食肉加工出来ないものでしょうか。大型ネズミと聞いただけで敬遠されるかな?


「節分を 鳥獣たちも 知る如し」


[179] 野鳥観察 [PC]  2011/02/05 08:27:29    [削除]


   雪の残る湖北へ野鳥観察に訪れましたが、暦通りの穏やかな観察日になりました。目的はコハクチョウとオオワシの観察です。センターでレクチャーを受け、オオヒシクイ(雁の一種)やミコアイサ(パンダガモ)などをスコープで観せて頂きました。
 立ち寄った姉川の公園では仲間の奥さんから、アトリとかマヒワなどの小鳥たちを教わり、スコープで覗かせて頂きました。小鳥に恋をしそうなロクさんが居ました。


「近づけば 少し間を取る 冬の鳥」


[180] 男の料理教室 [PC]  2011/02/06 07:25:44    [削除]


   男の料理教室も1年を迎えることになりました。地元の食材を使い安心・安全な献立を提供して頂き「男、厨房に入るべし」が定着してきました。正月の教室では、奥さん方を招待して実力のほどを披露しました。
 今回の献立はぎせい豆腐・白菜サラダ・つみれ汁とカリントウを作りました。お菓子作りに男たちの楽しそうな声が響き渡っていました。


「冬野菜 男に捌かれ 甘くなり」(川柳)


[181] 二つ目の竜王山 [PC]  2011/02/07 07:56:32    [削除]


   自宅から歩いていける範囲に「竜王山」と云う山が2つあります。今までに何回も行った方が龍王山で、今回チャレンジした方は竜王山です。
 雨乞いをするための信仰の山だっただろうことは推察できますが、最近はそんなお祭りもなくなっているようです。全国にどれ位の「竜王山」があるのか調べてみましたが、その統計はありませんでした。
 里山としても使われていたので、薪炭用の二次林(クヌギなど)が葉っぱを落とし、コース取りが難しいルートでした。下山はブッシュをかき分け、思わぬ場所に降りてしまいました。


「春探し 里山荒れて 鹿の糞」


[182] 猪のヌタバ [PC]  2011/02/08 06:54:54    [削除]


   1月の飲み過ぎ・食べ過ぎ・太り過ぎを解消するために、今月はしっかり歩こうと、昨日も続けて里山歩きをしてきました。家の前から見える山で、水晶山と名付けられ、昔は水晶が採れたようです。今はハイカーもなく道が荒れ放題です。
 三角点のあるピークを越し、10分ほどで頂上に辿り着くと、そこには猪のヌタバがあります。辺りの木には猪が泥浴びした後、泥を落とすために体をこすりつけた跡が無数にあります。
 体に付いた寄生虫を落とすためだといわれていますが、テリトリーの意味合いもあるのではないかなと、勝手な想像をしています。


「猪が 潜んでいそうな 静けさや」


[183] 花(火)曜日 [PC]  2011/02/09 07:41:08    [削除]


   3日続けての山歩きになりました。今回の歩きはアスファルト道が大半で、「お山」は刺身のつま程度でした。それでも初めて方は、24000の歩数で息が上がっていたようです。明日あたり脚が痛くなることでしょう。うふふです。
 花曜日ハイキングは姫たちが辛党揃いなので、フィニッシュの場所選びが大変です。下山中に何処へ行くかと思案します。5時になれば問題ないのですが、3時ごろのお店探しは限られてきます。わざわざバスに乗ってお付き合いしてきました。


「かさこそと 落葉の音を 友にして」


[184] カワウ羽干し [PC]  2011/02/10 07:11:29    [削除]


   カワウがコロニーを作って困っているという話をよく耳にしました。糞で樹木が枯れるからと、憤慨されているようです。擬卵と入れ替えて繁殖を防ぐという対応策も採っているようです。
 しかし、大きな観点で彼たちの役割をみると、水中の有機物などを大地に循環をしているとのことです。昔は肥沃な大地をもたらせてくれると、積極的に糞を利用したようです。樹木の葉を落とさせて、陽射しを林内に取り入れる役目もあるようです。人間の都合ばかりでは豊かになりません。


「ぶるぶると 三寒四温の 日溜まりに」


[185] もっと降れ降れ [PC]  2011/02/11 08:43:07    [削除]


   今シーズンの寒さは堪えましたが、雪になる日は少なく、一度凍結しただけで、殆ど積りませんでした。雨も少なかったので、今日は積ってほしいなと無責任な年金者のつぶやきです。雪国の人たちには申し訳ないのですが、里山の雪景色を心待ちしています。
 それにしても豪雪地帯の雪下ろしや、火山の降灰に難儀されている方々への支援に、自衛隊の出動が聴かれません。海外に出る前にやらなあかんでしょ!


「雪の朝 鶏の声だけ 届けたり」


[186] 田舎饅頭 [PC]  2011/02/12 05:03:42    [削除]


   春の雪でしたね。直ぐに解けてしまいました。田んぼに積った雪はあれよあれよという間の泡沫でした。瞬間ですがさながら「田舎饅頭」のようです。
 意を決して今日は雪山に行ってきます。樹氷で有名な三峰山です。結局今週は5回の山歩きになりました。


「陽を受けて 湯気が出そうな 春の雪」


[187] 樹氷求めて [PC]  2011/02/13 07:43:35    [削除]


   毎年この季節、地元の山グループで雪山歩きを楽しみます。今年は何年か振りの三峰山です。運良く寒の戻りで雪をたっぷり降らしてくれたので、山道の凍結もなく新雪の尾根道を気持ちよく歩けました。頂上近くのなだらかなコースは、まさにメルヘンの世界です。でも寒さは並ではありません。指先の感覚がなくなる感じです。写真を撮るのも煩わしくなります。
 多分バスツアーで参加しただろう女性が凍えていました。唇は紫になり、手をマッサージして貰ってる光景に出くわしました。装備をみるとフリースの上着です。ウインドブレーカーなど着用していません。体温が奪われて行動出来なくなっているのです。北海道の事故を思い出しました。


「雪道を 最後尾から けしかけて」


[188] コサギの狩り [PC]  2011/02/14 07:40:45    [削除]


   散歩コースの川には色んな野鳥が集まっています。ススキやセイバンモロコシは小鳥たちのたまり場です。立ち止まって目を凝らしていると、小鳥たちに出会うことが出来ます。
 川の中ではコサギが魚を獲っています。ダイサギは首を伸ばして獲物を探しているのに対して、コサギはこまめに足で川底を探り、魚を追いだして捕食しています。人間と一緒で上手いのと下手なのがいるようです。観ていて飽きが来ません。でも体が冷えてきます。


「白鷺に 注ぐ日差しも 春めきて」


[189] 雪国へ [PC]  2011/02/15 06:49:38    [削除]


   最近また鉄道フアンが増えているようです。マスコミが「○○鉄」などと適当に名前を付けてブーム作りに一役買っています。旅に出るのはいいことだし、経済的にも貢献出来ることですから良しとします。総じて昔から男性は鉄道好きが多かったようです。子どもの将来の夢に、電車の運転手になりたいと云うのが上位でした。
 そんな果たせなかった夢を、男たちは旅を通じて車窓から眺めています。運転席に近い先頭車両からの眺めは、見知らぬ世界への好奇心いっぱいの入口です。


「トンネルを 幾つ抜ければ 雪国か」 


[190] 海遊館 [PC]  2011/02/16 09:21:07    [削除]


   何年振りかで水族館を訪れました。個人ではなかなか行く機会がないのですが、グループ行事だと仲間との親睦も兼ねているので、何処にでも出掛けて行きます。
 最近の水族館は上手く設計してあり、最上階からスロープでゆっくり降りながら、いろんな角度から魚たちを観察できるように工夫されています。しばしの時間子どもに還って楽しみました。


「たゆとうて やはり菜の花 酒を汲む」


[191] 吊り橋 [PC]  2011/02/17 06:47:32    [削除]


   歩いて行ける範囲の渓谷へ工作材料を探しに行きました。季節がよくなれば釣り師やハイカーなどにも出会うのですが、この時期誰とも出会うことがありません。日の差さないところには雪は残っていて寂しげな雰囲気です。川を覗いても魚影すら見つかりません。ものみな春の訪れをただひたすら待っているようです。ロクだけがひと足早い春探しです。


「揺らせども 怖がる人なし 春隣り」


[192] 天満宮盆梅 [PC]  2011/02/18 06:25:14    [削除]


   天満の天神さんに寄り道すると、梅の香が漂い、盆梅展の案内を神主さんがハンドマイクでしていました。案内と云うと親切だなと勘違いされますが、実際は客引きです。
 昨日の金閣・銀閣の脱税ニュースを受けた後だったので、宗教法人に少なからず憤っています。「糞坊主!」です。立派な宗教者たちは迷惑されたことでしょう。同情します。


「それぞれの 願い託して 梅天神」


[193] 夫婦鳩 [PC]  2011/02/19 07:52:53    [削除]


   京都植物園観察会の帰りに鴨川沿いを歩いて帰りました。さすが鴨川と言われるだけあって色んなカモたちがいます。マガモ・コガモ・ヒドリガモ・オナガガモたちがすぐそばで観察できます。今年のカモたちは受難です。
 つがいでしょうか土手の窪みでハトが日向ぼっこをしていました。ほほえましいショットだったのでついパチリ!
 最後の観察は鶏の唐揚げでした。インフルがどれだけ影響しているのかを知るためです。結局なにも判らなくなっていました。


「土手道に 木の芽風吹き つがい鳩」


[194] 気張ってる [PC]  2011/02/20 07:26:51    [削除]


   植物園内にお相撲さんの彫刻がデンと鎮座しています。何か謂われがあるのか聞きもらしましたが、何とも愛嬌のある作品です。相撲界の澱を絞り出そうと気張っているようでした。
 相撲フアンのロクとしては、年6回の相撲中継が見られないという寂しさがありますが、この際徹底的な改革を望みます。今の古い体質を変えるのは至難の業かな?


「春遠し 賭博八百長 石頭」(川柳)


[195] 朧月 [PC]  2011/02/21 08:01:22    [削除]


   家では極力飲まないようにしていますが、その反動か外に出た時には必ずと言っていいほど飲んで帰ります。暖房の効いたバスでうとうとして乗り過ごすことも度々です。
 外出先との温度差があるので、バスから降りたとたん酔いが覚めるほどシャキッとします。家まで2~3分の距離ですが、急に体温が奪われるので、行儀悪いのですがマーキングして帰ることもあります。空を仰ぐと朧月に見られていました。


「酔いも覚め 襟かき合わせ 月おぼろ」


[196] 福寿草
(春告げ花) [PC]  2011/02/22 07:03:14    [削除]


   ようやく春の日差しになってきたので、コーラス仲間たちを誘って福寿草を観に行きました。春を待ちきれない何株かが太陽の光に輝いていました。まさに春を告げてくれる花です。初めての方から歓声が上がりました。
 長くて寒かった能勢に春の訪れです。間もなくフキノトウも芽吹いてくれることでしょう。花から花へ、草から草へ、ロクさんの季節です。


「金色を 拡げ誰待つ 福寿草」


[197] 岡本梅林 [PC]  2011/02/23 07:16:11    [削除]


   初めて六甲山系の「西おたふくやま」に案内してもらいました。ついでなので岡本梅林に寄り道して行きました。枝垂れなどはまだつぼみ膨らむ状態でしたが、白梅は見事に開き、香りを放っていました。
 昨日の歩きは38000歩、高低差もかなりあり、山靴を脱ぎたくなるぐらい足が痛くなりました。元気な山ガールにはついていけません。と感じた「花曜日」でした。


「梅の香に 時間を取られ 山駈ける」


[198] 這い上がれない [PC]  2011/02/24 08:15:54    [削除]


   少し前に猪が三面張りの護岸から落ち、這い上がれなくって救出されたと云うニュースを見ました。ハイキング途中、住吉川脇を歩いている時に、元気のなさそうな猪が川底を上流に向かって歩いているのに出くわしました。彼(彼女)も這い上がれないのか、それとも何処かに脱出出来るところがあるのか気になりました。
 それに付けても三面張りの川と云うのは困ったものです。鉄砲水で尊い命が奪われたのもまだ記憶に残っています。いっそ四面張りにしてしまった方がいいかも。それとも川と云う名を返上して「危険水路」と名付けるべきか。


「水枯れに 芽吹きも遅し 猪迷い」


[199] 放置竹林 [PC]  2011/02/25 07:22:04    [削除]


   田んぼ・裏山・奥山・せせらぎ・ため池などが里山を維持してきました。その里山に欠かせない物として竹林があります。生活用具など竹を使って作ってきました。竹製品はプラスチックなどの石油製品に押されて、我々の生活から次第に遠退いて行きました。効率重視の風潮から、竹林は衰退の一途を辿ってきました。
 管理や伝承をするお年寄りもなくなり、農家の方々は竹林まで手が回りません。その結果が放置竹林です。景観だけではなく、森林への竹の進出や災害など危惧されています。竹藪から竹林に!と願っています。


「工房に 春の陽が差し 竹雀」


[200] 菜の花収穫 [PC]  2011/02/26 08:06:20    [削除]


   服部緑地に菜の花が慎ましく咲いていました。写真に収めましたが、はやり菜の花はお花畑と云うイメージです。休耕田などを利用した畑に咲き誇る菜の花は春の風物詩です。
 数年前の春、中国の貴州省に旅した時の写真です。一面菜の花畑で見事なものでした。収穫の時期で刈り取りの最中でした。
 そろそろ菜の花畑が見頃だとの便りが届くのも近々のことでしょう。


「ほろ苦さ 大人の味に 春を知り」

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