春探し
雪が積もっているのが判る双耳峰の城山
地面にへばり付いて春を待つツノミノフウロ(外来種)
雪も止み日が射して来たので、少し遠くまで足を伸ばして春探しの散歩に出た。昨年は積雪の中、城山に登り地元の人に無茶をしたらアカンで注意されたのを思い出す。天気も良かったので登ってみたい気もするが、足元の準備をしてこなかった。山を横目にカワセミにでも出合えば好いかと河原を歩いてきた。春の兆しが確認出来るかなと探し回るが、草花はまだ眠りから覚めていなかった。外来種のヒメジョオンが冬越しの花を咲かせている。セイヨウタンポポも地面にへばり付くような姿で花を付けている。蔓延るはずだ。ツノミノフウロがロゼット状で規則正しく葉を展開し春を待っている。
昨年カメムシが大量発生したので、確かに雪がよく降り春の訪れが遅くなりそうなのを実感する。気の早いオオイヌノフグリやホトケノザがそろそろ咲き出すはずだが、今年はまだ見つからない。今日はトンボのメガネ例会でタマミズキを観に行く予定だ。観察会でも春を探したいが、この冬一番の冷え込みとの朝の天気予報が出鼻をくじく。雨と打ち上げ場所が心配だ。
「土手歩き 中途半端な 四日かな」