ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

鱗木

昨日撮った箕面滝道対岸のリンボク

保津川流域「金鈴峡」のリンボク(僕が枝を引き寄せ友人が撮影)


 桜の仲間は落葉しますが、写真のリンボクと近似種のバクチノキは常緑です。花の時期も同じく9月頃に咲きます。石炭紀の化石植物にリンボクと云うのがありますが全くの別物です。現生植物のリンボクは日本固有種で照葉樹林の構成樹種になっています。湿り気のある所を好みますので渓筋などに自生しています。近郊では珍しい樹種です。若いうちは葉っぱの鋸歯が鋭いので、別名でヒイラギガシとも呼ばれています。老木になると鋸歯も無くなり全縁になります。
 昨日は用事があり箕面まで出ていたので、帰りに鈍った体に鞭を打つべく滝道を歩いて来ました。帰りのバス時間が気になるので、往復5.6kmの道のりを70分で戻ってくるプレッシャーをかけての急ぎ歩きです。往きは登り道でわき目も振らず滝まで直行、帰りに対岸にあるリンボクを見付けました。武田尾廃線跡コース、保津川金鈴峡、箕面滝道の3ヶ所でリンボクに出合いました。


「秋咲きの 桜を人に 指差して」

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