ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

春準備

            農家では稻藁ロールを乾燥中


 タイトルにどうしても使いたくなるほど春を待ち焦がれている。灯油ストーブ点火時に内蔵されている温度表示を見て今朝の寒さを判断する。最近はストーブ内の温度が1~3℃内で推移している。通常の冬であれば4℃というのが寒いという判断基準で、なんとか我慢してきた。今年の冬は例年より2℃ほど低くなっている。実際の室内温度は表示温度より2~3℃低いので、毎朝氷点下になっている。2階から階下に降りた妻に何度や?と聞くと-3℃と言い、凍結していないという返事で一安心する。室外温度で-5℃とのこと。
 そんな軟弱な人間のぼやきを余所に、植物たちは春に向かって着々と準備をしている。マグノリアで総称されるモクレン属はコートを脱ぎ始めた。多分一番外側の外套を脱いでいるのだろう。ゆっくり観察したことはないが、コートは3枚ぐらい脱ぐのではないだろうか。まだコートを着ているので北を向いていない。モクレンは磁石の木と言われるように、蕾のお尻を南に向けて暖かい日差しを取り込み開花を促す。花先は揃って北を向く。
9500万年前からあったと云われる世界で最古の花木である。種の化石は2000万年の物が見つかっている。


「外套を 脱ごうか止めよか 思案花」

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