カルガモが
2ファミリーが飛来して来た
代掻き中
手入れの生き届いた田んぼを挟んで
今年は米作りを放棄したのか?と思っていた田んぼにやっと水が入った。農家から委託されて作っている某農園組織が、放置されていた何面かの田に一気に水を入れ、農機械で慣らしただけの手抜き田んぼである。一軒の農家が手間暇かけて作る田んぼとは雲泥の違いを観てとれる。獲れるお米の味にも随分と差がでると思う。たぶん除草剤や化学肥料たっぷりの農薬漬け農法で作られるのだろう。
そんなこととは関係なく水を張った田んぼには、カルガモが飛来して来た。雑草が採り易くなったので食べ放題である。彼等の主食は草の葉や茎・草の種などだから、代掻き後の田んぼは願ってもない餌場になる。もともと雑食性だが草が茂る頃は昆虫などに見向きしないのかも。僕は鳥屋ではないから詳しい事は知らないが、カルガモは何時でも見かけることの出来る留鳥である。北海道では夏鳥になっている。雌雄同色だから子育ては雄もするのかなと思う。奈良県橿原市の「軽の池」で夏場に観られたのでカルガモと呼ばれたとされるが、マガモより少し小型で軽いからカルガモになったという方が納得できる。味はマガモより劣るとされているが、草食時のカルガモは遜色がないようだ。食いしん坊のロクは味見をしてみたい。
「軽鴨も 何処へ飛散 夏地震」