ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

鷲掴み



 日曜日のキノコ観察会に始まり、月曜日(北摂の山)、火曜日(花曜日ハイキング)、水曜日(東お多福山下見)、そして昨日は妻の案内する2木ハイキングにお邪魔してきた。町内に位置する剣尾山で何回も登った山だが、今回は往きも帰りも初めてのコースで新鮮だった。参加者は11人が全員女性でまさにハーレム状態でのハイキング。しかし、あまり口出しせずにお客さんに徹した。標高は783.74mで「悩み無し」と語呂合せしている。
 8合目あたりに月(槻)峰寺と云う立派なお寺があったが、400年前に波多野勢によって焼き打ちされた。その寺院跡にリョウブの大木が岩を鷲掴みする様にそびえ立っている。能勢氏の怨念が今に伝わるようだ。リョウブは平安時代から救荒植物として、時の政府が飢饉に備えて植える様に法律で定めた。そこから令法(りょうぶ)と言われている。樹皮が綺麗なので床柱に使ったりされる。リョウブの皮が剥かれていると、そこには鹿が生息していると判断出来る。


「木立にも ぶるる感じる そぞろ寒」

×

非ログインユーザーとして返信する