ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

蝮草

 トウモロコシの様な形をした実を付けるマムシグサです。コンニャクなどと同じサトイモ科で、こちらはテンナンショウ属になります。湿り気のある林内に自生しているのをよく見かけます。日本全土に分布していますが、地域的変異が多く、地域名などを冠して呼ばれています。名前が判らない時には括ってテンナンショウと呼んでいます。根茎に薬効があり、咳・痰、腫れもの・できもの、がん一般に効くようです。ただし毒草ですから美味しそうだと言って実など食べないようにして下さい。
 この植物、変わった特徴を持っています。環境によって雌雄が入れ変わるのです。初めはたいがい雄からデビューしますが、何年か経つと雌に替わります。土壌が痩せて来るとまた雄に逆戻りします。写真はもちろん雌に性転換した固体です。ロクは皆さんに説明する時、科を作って「おかま植物」だと言っています。(*^_^*)


「草の実の 色鮮やかな 立ち姿」

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