ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

干潟の生き物

            佐藤先生の諫早湾干潟調査

        過っては有明海でたくさんとれた大型貝タイラギ


 月2回の地球環境『自然学』講座も今年度10回目を迎えた。前回は高地に棲むヤスデだったが、今回は干潟に住むゴカイの研究をしている鹿児島大学の佐藤正典先生「干潟の小さな生き物たちの大きな役割」と言う事で、ゴカイの代弁者として登場された。
 日本にはゴカイは一種だけと誤解されていたが、佐藤先生は東大にある標本発掘や、音楽の都ウイーンまで足を伸ばし、博物館に展示されている日本のゴカイを確認に行かれた。各地で採取されたゴカイのわずかな違いに気付き、サトウを冠する新種ゴカイ2種を発見されるなど、ゴカイ研究の第一人者である。
 学術的な話は軽く流され、干潟がいかに大事かと言う話が主なテーマだった。諫早湾の閉め切り訴訟でも、干潟がいかに大事かなど法廷にアサリを持ちこんで、眼に見える状態での浄化実験をされるなど活躍された。防災でもスーパー堤防より「人間が一歩下がって干潟を維持する事が人類の未来に繋がる。」と警鐘も発せられている。
 この講座を監修されておられる京大名誉教授の田中先生も、一番先に絶滅するのは生物の頂点に立っている人間だろうと危惧されている。弱者といわれる生き物ほど自然環境に適応して種を守ってきた。人間は種の保存に目が向いていない愚かさを抱えている。世界中で緊急に取り組まなければならない温暖化にすら眼が向いていない。トランプや安倍君を見ていてつくづく情けなくなる。もちろんお隣の大国なども含めてだが。


「水も来ぬ マンション5階 台風禍」