絵筆・パレット・ペインティングナイフ・刷毛類

　　　　　　　　　　　　嫁入り先の無かった油絵習作類

　　　　　　　　　　　　　今年最後のサギソウたち

　終日雨だったので、先日の豪雨で雨漏りした工房（工作室）内の作品などを整理した。木工ボンドで接着の剥がれかけたものなどは惜しげもなく処分できた。それでもたくさんの工作見本や材料類が部屋を占領している。最近は公民館講座や出前教室に行く機会もなくなって来たので、全てを処分すればいいのだが、なかなか捨てられない。
　特に道具類には愛着があり、整理しながらも無意識のうちに「これは置いておこう」という選択をしている。例えば趣味で齧っていた油絵の道具などである。妻からもまた「描くの？」と問われて首を振るのだが、それでも捨てきれない。他に色鉛筆や水彩の絵具などもあり、殆どそちらで間に合っているのにである。
　多趣味だったので遊び道具が物置に眠っている。カヌーやスキー道具などは早々に処分したが、使わなくなったカメラ機材や、誰も遊んでくれなくなった各種釣道具も捨てずに残っている。アウトドアー関係のものはまだ使い道があるので置いてある。釣用のクーラーボックスも大小6個もある。今後大型魚がそのボックスに入ることは皆無である。今は用途によって使い分けている。ビールが入ったり燻製材料を仕込んだりと…。

「秋霖に　漂う匂い　泡沫と」