ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

金木犀

             ギンモクセイ(参考画像)


 10日ほど前からキンモクセイの香りが行く先ざきで匂っている。傍で芳香を楽しむより、姿が見えない処で何処に咲いているのだろう?と探すぐらいがちょうどよい。強過ぎる芳香を嫌う方もおられる。同じモクセイ科のギンモクセイの方が、そこはかとなく香ってくるので喜ばれる。キンモクセイは春の沈丁花に匹敵する香りの持ち主だ。中国桂林地方原産で江戸初期に渡来して来たらしい。因みに桂とは木犀の事らしい。香りとともに歯痛にも効くので、花をたくさん採取し乾燥させておけば、煎じ液が歯痛のうがい薬にもなる。
 ご近所に咲いているので楽しませて貰っているが、昨日から雨が降り出し、散らしてしまうかもしれない。何としても今年は金木犀酒を作りたいと思っていた。雨の止み間に、既に散りかけの花を頂きに行った。ザルで受けながら枝を揺らすとたくさん落花してくる。何とか採取出来た花を持ち帰り、花柄が付いているので、取り除く作業から始めなければならない。ピンセットを使っての選別になる。とても花酒を作る量まで確保出来ない。途中で方針転換して、シロップ作りに切り替えた。掃除をして選り分けると、採取した量の半分近くになり、量ってみると30gしか用意できなかった。白ワイン90g、白砂糖を同量でシロップを作ってみた。小瓶に少ししか出来なかったシロップをどう頂くかが思案どころだ。


「木犀に 釣られて急ぐ 帰宅道」

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