登山遠足
校庭のハナミズキ
歌垣山・女山にある三角点での説明
歌垣山・男山では和歌が詠まれた
昨年も地元小学校の1年生を歌垣山に引率したが、今年も自然観察を兼ねた山登りの案内を頼まれた。2クラス40人である。家から歩いて10分余りの学校へは早めに到着した。校庭で児童の出て来るのを今か今かと待ちわびてる。子どもたちよりロクの方がうきうきしている。引率の先生からは、ロクさんは山登りと植物の専門家だよと紹介されて照れる。2台のバスに分乗して歌垣山麓まで送って貰った。尻取りをしながらあっという間に目的地に到着。豪雨と台風の影響を受け、山が荒れている。歌垣山顕彰会の方々がある程度整備してくれたようである。頂上では駐在のおまわりさんまでが迎えてくれ、子どもたちに頑張ったねと励ましてくれた。
今年もテーマは秋探しで、国語の時間に詩を書くらしい。詩作にふさわしい自然観察を提供しなければならない。イチョウの黄色、モミジの赤色、ウコギ科の透き通るような黄色、ススキや雲まで秋の顔をしているよと案内する。ソヨゴやナンテンの赤い実、ヤブムラサキの実などを見付けると、小鳥になって貰い種を運ぶ話などする。余りのしんどさに、途中で泣き出す子もいる。お友達が手を曳いてあげたりすることで仲間意識も芽生える。何れにしても1年生は可愛い。
「紅葉する 山のこだまも 黄色くて」