ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

世界遺産「宗像」

            神宿る島「宗像」の立ち位置


 今年最後の地球環境「自然学」講座は、今年あらたに世界遺産に登録された「宗像」だった。講師は地元でグリーンツーリズムやスローフード運動を提唱実践されている「宗像鯱の会」代表の養父信夫氏。
 世界遺産に登録された宗像大社は沖合の神津宮(神の島)・中津宮(大島)と辺津宮(本土宗像市内)の3社で構成されている。沖合の島には年に一度だけ上陸することが許される神域である。もちろん観光客が上陸できるわけではない。海上からのクルージングで近寄れるだけなので、ある意味観光に流されない世界遺産と言う事で喜ばしい。
 一方宗像市では鎮守の森を守る活動や、海岸でのプラスチックごみ回収などのエコ活動、更に子どもたちが考えだした竹漁礁を採り入れた、魚場作りなどに取り組まれている。体験学習が出来るエコツアーなどもグローバルな視点で取り組まれている。大陸から流れ着くペットボトルなどを観て、参加した海外の子どもたちの心に自然を守る火種を灯す。気の遠くなるような取り組みだが、やがて実を結ぶことを信じての活動である。


「宗像が 語る未来へ 来る年へ」

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