ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

麓歩き

            登りたかった三草山を麓から

          春まで葉っぱを落とさないヤマコウバシ


 飲み過ぎ食べ過ぎが続き、年末年始の間に2Kgも体重を増やしてしまった。これはえらいこっちゃ!そろそろ山歩きでもと考えたが、体が重くてちょっとした坂道でも息が上がってしまう。仕方なく麓歩きからのスタートにした。穏やかだった正月と打って変わり寒の入りを実感させる寒さだった。一応春探しで歩いてみたが天気も悪く、寒々とした景色だけが収穫。部分日食を観察できる条件でもなく、冬芽観察もゆっくり出来ない。最近見かけなくなった凧あげを、子どもたちが楽しんでいたのがせめてもの冬の風物詩。奴凧ではなくカイトと言うのが今時か。今でも風の子がいるのを懐かしみ少し嬉しくなった。
 ゆっくり冬芽観察は出来なかったがヤマコウバシが木にしがみ付いている。「落ちない葉っぱ」と言う事で受験生にも人気がある。「借金取りの木」とか「親孝行の木」などと言われて、観察会ではその謂れを披露し、何故落ちないのかを葉柄部観察で理解して貰う。普通落葉樹は葉っぱを落とすために、葉柄部(離層部)をいち早く本体から遮断してしまう。ところがヤマコウバシは何時までも離層部が青々として枝にしがみ付いている。春に出て来る新芽を保護するためと考えられるが、本人に聞いていないので判らない。


「脚持たぬ 凧にそぐわぬ 星条旗」

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