過去へのご招待4
[301] 白糸草 [PC] 2011/06/13 07:31:36 [削除]
今回の一泊観察会でも出遭いましたが、野生のシライトソウが隣の町に咲いているのです。オカトラノオを長く直立させたようで、凛としたその姿が印象的でした。情報を頂いて直ぐに観察に行った事を思い出し、画像を探し出しました。マイ図鑑にちゃんと保存してありました。そうして植物たちと何回も顔を合わせていると、知らず知らずのうちに名前を覚えて行くものです。
最近は3つ覚えたら4つ忘れると云うぐらいに許容量が減ってきました。知っていても名前が思い出せないので困ったものです。
「彷彿と 夢二の世界 夏きざす」
[302] クサイチゴ [PC] 2011/06/14 05:22:47 [削除]
コーラスの練習会場まで約1時間の歩き、小さな峠を越えてきます。道端には如何にも美味しそうな大粒の野苺が、先を急ぐロクさんの足を止めます。大振りの良く熟れたものを口に入れながら会場を目指します。クサイチゴと云いますがれっきとした木イチゴです。篭でもあればジャム用に沢山採取できそうです。
歩きが行動パターンのロクさんの目には色んな物が飛び込んできます。直ぐに立ち止まってカメラを構えてしまいます。コーラスに遅れるよ!
「野苺を 頬張り急ぐ 峠道」
[303] 府民の森
くろんど池 [PC] 2011/06/15 07:11:00 [削除]
妻の属する女性メンバーの山の会に唯一参加が認められているロクさんです。梅雨の晴れ間「花曜日」ハイキングから府民の森くろんど池に行ってきました。京阪「河内森」から約2時間でくろんど池に辿り着きます。獅子屈神社までの参道は結構な登りですが、後は歩きやすい山道で、さわやかな風と綺麗な女性たち(?)と共に心地よい汗を流してきました。
くろんど池の近く八つ橋には落羽松の群落があり、気根の数が人目を引いていました。湿地には水芭蕉の大きくなった葉が茂り、花の時期に来てみたい思いに駆られました。
「木道に 梅雨を忘れし 風の吹き」
[304] 百万本の薔薇 [PC] 2011/06/16 07:31:16 [削除]
加藤登紀子の歌に「百万本のバラ」があります。貧しい絵描きが恋した女性に、百万本の薔薇を捧げたいと云うフレーズが何とも言えません。現役の頃は妻や友達の奥さんなどに花束を贈ったものです。はじめは気恥ずかしかったのが、慣れると花屋に行くのもお洒落に思えるようになったものです。
極めつけは、スキーの定宿にしていた民宿の奥さんに、帰る間際に仲間と誕生祝いの花束を贈り、泣かせたことです。♪粋な別れをしようぜ~♪遠い昔話でした。
「まだ若き 薔薇一輪の メッセージ」
[305] イギリスの公園 [PC] 2011/06/17 06:43:30 [削除]
JR大阪駅が随分と変わったよとニュースなどで聴いていたので、下見がてらに覗いてみました。時空の空間・風の空間・屋上の農園広場と、今までとは違ったゆったりとしたエリアが出来上がっていました。花壇には色とりどりの花が植えられ、それなりに楽しいものになっていました。今はとにかく人が多いので、一段落した頃に能勢の田舎っぺ集団を案内しようかな。
とは言え、やはり庭園は本場イギリスです。何年か前に娘の友達を訪ねた時の写真です。洗練された美があります。そこでくつろぐ年配者が絵になっています。
「旅人に 六月の風 万華鏡」
[306] おねだり [PC] 2011/06/18 06:51:48 [削除]
金曜日の定例活動日は服部緑地に行っていますが、時間の余裕がある時は園内を散策します。太公望が釣り糸を垂れている脇に、なんとアオサギが物欲しげに待っています。多分釣り上げたブルーギルなどの外来魚をもらっているのだと想像しました。学習しているので人を怖がりません。なかなか強かなアオサギの一面を垣間見ました。
田んぼとか土手道で羽を休めているアオサギは、物思う哲学者の雰囲気があり、それはそれでいいものです。
「青鷺の 気位に負け 土手の道」
[307] 栗の花 [PC] 2011/06/19 06:43:41 [削除]
♪テッペンカケタカ・テッペンカケタカ♪で目が醒めます。まだ白み始めたばかりで4時過ぎです。暫くすると鶏が時を告げます。ゆっくり寝ておれない今日この頃です。5時になってからスタンドを灯し本を読みます。6時前に起き出し、妻に茶を入れるのが日課になっています。
散歩に出ると栗の花が、梅雨の湿気と混ざり合ってむんむんした匂いを放っています。夜になると近くの川では蛍が飛び交っています。能勢便りでした。
「栗花に むせ返りつつ 今が在り」
[308] 父の日 [PC] 2011/06/20 06:42:28 [削除]
妻から言われるまで、父の日と云うことをすっかり忘れていました。エスニック料理に目がない、父親の好みを知り尽くしている娘は、ベトナム料理のお店に連れて行ってくれました。そして、オールシーズン用のお洒落なタオルマフラーをプレゼントしてくれました。
甘えついでに、五島列島に転勤した息子に、夏休み中に会いに行く段取り一切を押しつけてきました。もちろん娘夫婦とも向こうで合流します。
「父の日の マフラー鏡に 映しけり」
[309] ジャカランダ [PC] 2011/06/21 05:59:58 [削除]
友達からジャカランダの画像を頂きました。天王寺の一心寺に咲いているのを撮りに行かれたようです。そういえば同じ茶臼山辺りに咲いていたのも白花のジャカランダかもしれません。てっきり桐の白花と思っていました。足元に落下している花が、まるで桐の花のようだったので、珍しい白花の桐だよ!と云ったのを思い出しています。
葉がマメ科のネムノキなどに似ていますが、ノウゼンカズラ科で和名をキリモドキと云うらしいです。
「梅雨半ば 紫にして 悶々と」
[310] 愛染かつら [PC] 2011/06/22 05:27:02 [削除]
昨日は自然愛好家グループの定例会で上町台地を歩いてきました。ハンカチの木が植わっているところや、少し盛りを過ぎたジャカランダも観察してきました。映画でおなじみになった愛染さんにもお参りしてきました。樹齢数百年と言われる桂に蔓が巻き付き、あたかも男女が愛し合っているように見えることから、男女の縁を結ぶ霊木「愛染かつら」として祀られています。
ロクさんとしては我が息子にいい縁が訪れますようにと祈らずにはおれない心境でした。
「きくらげの 耳たぶそっと 手を出しぬ」
[311] ご満悦 [PC] 2011/06/23 06:34:30 [削除]
釣友たち5人で日本海若狭湾の冠島近くまで行ってきました。水深の深い釣り場で、道具など何も持たないロクさんは全て借りもの仕立てです。なかなか要領が呑み込めなくって、あちらこちから釣れたよとの歓声が上がりますが、まだアジ1尾の貧果。それでも負けず嫌いのロク、工夫を凝らして次第に釣れ出します。
タイ(35㎝)アジ(34㎝)の大きさとトータルの数で、最後には竿頭になっていました。帳尻合わせの上手いロクさんでした。
「俎板に 釣り自慢乗せ 夏至の鯛」
[312] ウツボグサ [PC] 2011/06/24 07:39:47 [削除]
梅雨の晴れ間、里山歩きをしてきました。随分と花の種類が増えてきています。オオキンケイソウが煩いほどです。ツユクサも水色の花を付け、ホタルブクロが白い上着の女学生のようです。ササユリの香りもほのかに漂ってきます。季節が夏バージョンに変わってきています。マタタビの特徴ある花が満開です。既に小さな実を付けだしていました。
ウツボグサの紫色が一際目を引きました。かたまって咲いているそれは見事なものです。以前白色のウツボグサに出逢ったこともあります。
「段々に 寄り添うごとく 靱草」
[313] チョウトンボ [PC] 2011/06/25 07:00:09 [削除]
服部緑地の池で珍しいトンボを見つけました。金属色の羽根が光り輝いています。チョウトンボであまり見かけません。2頭、トンボの数え方はこれでいいのかな?多分雄と雌です。絶えずアタックしていますが、上手く合意に至らないようです。ハラハラ、ドキドキしながら見守っていましたが交尾には至りませんでした。
我が工房は「夢工房・極楽とんぼ」と名付けています。主が極楽トンボそのものだからです。本人はそれほど意識していませんが、家人からはそう見えるらしいです。
「一茶の眼 蜻蛉の恋を 願いつつ」
[314] マタタビの花 [PC] 2011/06/26 07:29:42 [削除]
この季節になるとマタタビの葉が白くなりよく目立ちます。勝手な想像ですが、虫たちに花が咲いたよとの招待状かもしれません。写真のように両性花に特徴があります。梅の花に似ますが、花柱が飛び出し放射状に開いているのが、なんとも不思議な感じがします。キウイフルーツの花もよく似ていると友達から教わりました。マタタビ科の特徴なのですね。
既に実も沢山付けていました。殆どがマタタビバエの卵を含んだ虫えいでした。覚えていたら採りに行きたいものです。
「マタタビに 大虎小猫 酔いしれて」(川柳)
[315] タイサンボク [PC] 2011/06/27 06:29:18 [削除]
タイサンボクの花がちょうどいい高さに咲いていたのでパチリ!香りも上品でその芳香についうっとり。結構高木になるので、手に取る位置で観察出来るのはありがたいことです。我々の仲間は花の散った後の、未熟果実を工作材料として集めに行きます。
工作ではイノシシが定番になっていますが、その他にトトロ・ワシ・カラス・カッパなど皆さんからのアイデアで、可愛い工作が出来上がります。
「泰山木 花弁に風受け 船出せし」
[316] ヒメコウゾ [PC] 2011/06/28 06:48:47 [削除]
散歩道に結構生えているのを、実が出来てから知るようになりました。雑木に紛れている時には目立たないので、何時もは見過ごしていました。ご存知、和紙の材料です。コウゾ属はほとんど樹皮の繊維を和紙や繊維の材料として使っていました。
木イチゴの様な赤い実はつい口に入れてみたくなります。甘みはありますが、舌に絡みつくような口当たりはいただけませんでした。
「財布から 旅に出たまま 今何処」(川柳)
[317] 見守り隊? [PC] 2011/06/29 06:45:52 [削除]
地元では子どもたちや地域の方々と遊ばせて頂いています。公民館講座や自然観察のお手伝い、学校での工作提供や校庭観察会などです。昨日も学校支援のボランティアが集まり、どんなお手伝いが出来るか相談してきました。それぞれの得意分野での支援はさておき、登下校時の見守り活動をさらに強めようと云うことになりました。道草奨励派のロクさんとしては、子どもたちの自由な遊びを邪魔したくはないのですが。
そろそろロクさんも「見守られたい」部類に属してきたなと思っていますが、何時まで「見守り隊」活動が出来るやら。
「梅雨晴れか 青空を背に 児らの声」
[318] 落ちた雀の子 [PC] 2011/06/30 06:36:48 [削除]
夕方、家の前に雀の子が落ちていました。まだ生きているので、妻が湿らせたティッシュを敷いてやっていました。親雀が心配そうにしていましたが、どうする事も出来ません。自力では無理だし、親もなす術がありません。もちろん我々もおろおろするばかりです。
今朝確認してみると跡形もなくなっていました。多分カラスが持って行ったのでしょう。これが自然なのです。
「子雀に 届かぬ人の 愛淡し」
[319] スイスは遠くなりにけり [PC] 2011/07/01 06:43:08 [削除]
毎年この時期になるとスイスのトレッキングに出かけていました。ボランティアでスイスを案内していた時が、一番輝いていたように思います。旅行社から案内を頼まれた時は、人数が多くて2班編成で受け入れました。次の旅行者が来るのをスイスの宿で待ちました。
予算の関係からホテルの個室を取ってもらえなかったので、中年男性2人が同じ部屋をブッキングしました。フロントの美人から変な目で見られたのが、今でも強烈な印象として残っています。
「高峰に 抱かれ咲くや リンドウの」
[320] 熱々500円 [PC] 2011/07/02 07:38:18 [削除]
自然大学の仲間たちと造幣局の工場見学に行ってきました。レクチャーを受けた後、無人化された工場を見せてもらいました。広島で圧延されたコイルが自動プレスで打ち抜かれ、何か所もの工程を経てコインになって行く様子が、見学通路から一目瞭然に見渡されます。
まるでビール工場の見学通路に似ていたので、帰りにはきっとお土産にコインを頂ける、との期待は見事に外れました。そんなわけないよね。
「汗ぬぐい 友とビールを 凪の時」
[321] 宝恵駕籠
(愛染祭り) [PC] 2011/07/03 07:31:10 [削除]
6月30日から7月2日まで愛染さんの夏祭りです。近くまで来ていたので、友達の発案で寄ってみした。大阪三大祭り(天神祭・愛染祭・住吉祭)で一番早い夏祭りで有名です。6月30日に「夏越(なご)しのお祓い」神事があり、夏に向けての疫病にかからないようにとの願いです。さしずめ今なら熱中症でしょうか。愛敬・人気・縁結びの神様です。
宝恵駕籠が練り歩き、露店が夏の装いを盛りたてます。寅さんの世界です。もちろんロクさんの世界でもあります。
「法被舞い ホーエホーエの 夏祭り」
[322] 国民平和大行進 [PC] 2011/07/04 07:23:05 [削除]
今年は福島の原発事故の後と云うこともあり、核廃絶の思いが何時もより一層強くなります。原子力はそもそも人とは共存できないのです。豊能郡(豊能町・能勢町)は毎年自動車のパレードという形で全国に呼応しています。車を連ねて二つの町内を練り歩きます。可笑しいな、練り走るのかな?
ロクさんも、この車による平和大行進には毎年参加しています。傍観者や批評家ではおれないのです。自らの手と足でこの美しい自然を未来につなげたいと云う思いからです。
「朝顔の 大輪になれ 深紅して」
[323] 待望のチヌ [PC] 2011/07/05 21:44:08 [削除]
夜中2時45分に迎えに来てもらって、舞鶴湾のチヌ釣りに出かけました。地元能勢の知り合いは、チヌに関してはかなり研究されている方です。彼に竿先も作って頂きました。いわゆる釣りバカ日誌の浜ちゃんを絵にかいたような方です。筏からの釣りですが、小鯛・アジ・キス・ガシラ・グレなど五目釣りです。肝心のチヌが釣れません。ロクさんは美味しく食べられる魚なら魚種を選びません。
あろうことか先生を差しおいてロクさんが立派なチヌを釣り上げてしまいました。後は先生にチヌが食いついてくれるかが、残された時間の心配ごとです。苦労しまっせ!
「火曜日は 筏しとねに チヌを釣り」
[324] コールクレッシェンド・のせ [PC] 2011/07/06 05:55:02 [削除]
月曜日に我がコーラス団は、恒例になっている慰問公演に行ってきました。入所者の皆さんと交流できるのが楽しみです。毎年新しい歌を何曲か披露します。皆さんと唄うコーナーでは沢山の方が壇上に上がってこられます。楽しそうなお顔を観ていると、何故かこみあげてくるのものがあります。反対に元気を頂いて帰ります。
年に何回か公演がありますが、生半な気持ちで歌ってはダメ、たくさんの人々と喜びを分かち合ってる、そんな気持ちにさせられます。
「梅雨の雷 僕らはみんな 生きている」
[325] ナツツバキ [PC] 2011/07/07 07:35:13 [削除]
昨日はナツツバキに会ってきました。一般的に日本ではサラソウジュと云われていますが、本種の沙羅双樹とは全く違うものです。ナツツバキはツバキ科ですが、沙羅双樹はフタバガキ科です。本土では温室で育てているぐらい暖かい所でしか生きられない樹です。
沙羅双樹(フタバガキ科)・印度菩提樹(クワ科)・無憂樹(マメ科)がお釈迦さまにまつわる仏教三大聖樹とのことです。
「そよ風に 揺れているよな 夏椿」
[326] ザクロの赤ちゃん [PC] 2011/07/08 07:11:23 [削除]
能勢には3種類のツバメが来ています。家燕と言われる普通のツバメ・コシアカツバメ・腰の白いイワツバメです。イワツバメの写真を撮りに行きましたが、橋の下に巣をかけているので、近寄ることが出来ませんでした。その代わりにザクロの赤ちゃんを見つけました。ザクロで思い出すのは鬼子母神伝説です。子どもを食べていたのを、お釈迦さんに諭され戒心して、子どもの守り神になったと云う話です。鬼子母神の手には吉祥果が在ります。いわゆるザクロです。それを食べていたという話です。夫婦和合と恋愛成就の神さんでもあります。
昨日は七夕さん、お天気の悪戯で織り姫と彦星は、年に一度の逢瀬を楽しむことが出来たのでしょうか?
「逢いたくて なお逢いたくて 笹飾り」
[327] 白粉花 [PC] 2011/07/09 07:23:13 [削除]
子どもの頃から馴染みの花です。何処の庭先にも咲いていたような記憶があります。ほとんどがピンク色だったなぁ~と懐かしく思い出しています。虫たちが気まぐれに花から花へと飛びまわるので、花色も最近は黄色や写真の様な艶やかなものまで多種多様です。
貧しくとも輝いていた少年時代の思い出が、走馬灯のように次々と浮かんできます。懐かしくキュッとした瞬間です。
「白粉の 花に昔を 訪ねけり」
[328] サファイヤ婚式 [PC] 2011/07/10 06:30:02 [削除]
今日で結婚45年になりました。ウエディングドレスや料理も手作り、会費400円で、高校生は200円の会費制結婚式でした。あれから45年、随分と辛抱しました。お互いにそう云い合っています。写真は退職前に自費出版した「24歳の選択」出版記念パーティーの時のものです。45年前にどんな選択をしたのでしょうね。今日あるのも24歳の正しい選択が、間違いではなかったと自信持って誇れることです。
家族と仲間に支えられた45年間でした。まだ当分はロクさん中心に世界が回って行くことでしょう。
「文月に 巡り来る日の 紅き花」
[329] キイトトンボ [PC] 2011/07/11 07:38:29 [削除]
2日続けての山歩きをしてきました。土曜日は地元山グループの定例会で、甲山周辺を歩き、昨日は宝塚西谷の森公園の下見です。たまたま月一回のウオーキング行事が催されていたので、飛び入りで参加させて頂きました。職員の方のコース案内とスタッフの方々の自然観察など、家族ずれの子どもたちが生き生きとしていました。
糸トンボが飛んでいたので、止まってくれるのを辛抱強く待ちました。キイトトンボです。極楽トンボのロクさんにとっては他人とは思えません。
「一瞬の 涼風吹きて 糸蜻蛉」
[330] フウセンカズラ [PC] 2011/07/12 07:30:52 [削除]
緑のカーテンにしたくって、フウセンカズラと朝顔の種をまきました。朝顔はツルを伸ばしていますが、まだ花は咲いていません。一方フウセンカズラは次々と花を咲かせ、風船も沢山ぶら下がってきました。風鈴の音でもあれば雰囲気抜群なのですが。団扇も用意してあります。蚊取り線香があればもう云うことなしです。
今日は久しぶりの「花曜日」ハイキング、一っ風呂浴びた後のビール、団扇片手に枝豆でも頂くとしましょうか。日本の夏いいね!
「生ビール これ一杯の ために生き」
[331] 紫陽花 [PC] 2011/07/13 07:15:06 [削除]
紫陽花の紫が煙って得も云えぬ雰囲気を醸し出していました。妙見山の頂上付近です。今にも降り出しそうなどんよりした空模様。案の定、午後からは雨になりました。雨具の用意をして行かなかったので、下山は飛ばして降りました。何時もより1時間半ほど早い駆け足ハイキングでした。
ビールには目のないレディーたちとの定例反省会。予定していたお店はお休み、仕方なく皆さんに付き合って遠くまで足を伸ばしました。
「紫陽花の そこだけ光 雲低く」
[332] 星朝顔が咲いた! [PC] 2011/07/14 07:33:36 [削除]
やっと一輪だけ星朝顔が咲いてくれました。小指ほどの小さな朝顔です。昼前にはしぼんでしまいます。今朝も一輪咲いています。これから次第に数を増やしていくことでしょう。今年はプランターに種を蒔いたので、環境が悪いのか大輪の朝顔はまだ気配もありません。
我が家には生き物を育てる資格がありません。二人とも出歩いているので、水やりもおろそかになっています。夕方には葉っぱがだらりと垂れ下がっています。可愛そう!
「涼しさや 一輪だけで 在ればよい」
[333] アオサギの狩り [PC] 2011/07/15 07:14:53 [削除]
田んぼを吹き抜けてくる風が心地よいので、稲の成長などを観ながら何もせずに夢想している時間があります。エヤコンなし生活を送っていますので、天然のクーラーがありがたいものです。山の頂上で味わう清涼感を、居ながらにして毎日体験しています。夕凪の時にどっと汗が噴き出します。それが夕餉の時のビールの口実になります。
アオサギが獲物を狙っています。多分カエルでしょう。田んぼは本当に生物多様性の宝庫です。田んぼを守る施策が待ち望まれます。TPP御免です!
「雨蛙 風呂場の悲鳴 妻の声」
[334] 恋の季節 [PC] 2011/07/16 07:26:51 [削除]
活動に出かけるバス待ち時間です。朝の陽を浴びてカナブンが交尾をしていました。盛の出ることです。暑くはないのかね?と俗っぽく思ってしまいました。子孫を残す立派な営みなのです。緑地公園でもチョウトンボの観察に行き、恋の瞬間を収めたいと汗をかきながら待ちましたが、期待外れでした。
“痩せ蛙負けるな一茶ここにあり”俗っぽいロクさんの姿がありました。蛙やトンボや虫たちの命の営みに乾杯!
「葛の葉に 命を紡ぐ 黄金虫」
[335] ビビンバ [PC] 2011/07/17 07:24:46 [削除]
男の料理教室では、能勢で採れる食材にこだわって和食・中華など作ってきましたが、今回は韓国の家庭料理に挑戦です。5種類の野菜を手分けしてナムル(和えもの)を作りました。ロクさんの担当は茄子のナムル、超簡単レシピでした。牛肉のしぐれ煮は少し贅沢をしました。付け合わせに野菜サラダ、余った野菜を使った具だくさんのスープ、後はキュウリのキムチ。
出来上がった料理を皆で頂く時が楽しみです。日ごろ何気なく見過ごしている妻の苦労などが見えて来る時間でもあります。ご馳走様でした。
「夏野菜 刃先に触れて 弾けをり」
[336] 燻製下準備 [PC] 2011/07/18 06:45:33 [削除]
地元の猟友会の知人から、鹿が獲れたので取りに来るか?との連絡が入りました。先週、猪の燻製を作ったばかりです。鹿は夏が美味しいと聞いていたので、夏場の燻製は大変ですが、引き受けることになりました。下準備が大変なのです。適当な大きさに切り分け赤ワインに漬け込みました。ニンニクやローリエなどを効かせて。
自称グルメのロクさんとしては、出来るだけ満足してもらえるような燻製を作りたいのです。今回は煙に砂糖をまぶせようかな、などと構想を練っています。
「奈良ならば 獲られもしまい 袋角」
[337] ロクの原点 [PC] 2011/07/19 06:50:28 [削除]
一昨日で写真俳句を始めてから1年を経過しました。写真も俳句も「何やこれ!」というレベルでしたが、曲がりなりにも1年間毎日アップを心掛けてきました。沢山の方々から励ましやら、近況報告なども頂きました。仲間たちにロクが元気に飛び回っているのを、知って頂いたことだけでも意義があったと思います。
ロクの原点はアクティブです。皆さんと共に“この道を行こう”と思っています。これからも宜しくお願い致します。
「吟行に 通帳持ったと 妻が問い」(川柳)
[338] 夏台風 [PC] 2011/07/20 06:51:46 [削除]
予定していた妙見山でのバーベキューが台風接近で中止になりました。大阪北部地域では思っていたほどには雨風は強くなかったようですが、今は嵐の前の静けさかもしれません。夏台風は各地に大きな爪痕を残しています。台風の進みが遅く、足止めされる時間が長いのがロクさんには堪えます。
昨日はブルーな気持ちで窓から、時折強く吹く風を日がな一日見ていました。今の時期に吹く風を青嵐とも言います。
「吹き飛ばせ 沈みし心 夏嵐」
[339] トロピカル・フルーツ [PC] 2011/07/21 06:47:56 [削除]
娘夫婦から沖縄産のマンゴーが届きました。彼等は何時も本物を食べることに労力を惜しみません。トロピカルなフルーツに接すると旅の思い出がよみがえります。果物の王様ドリアンはベトナムの露店で初体験したなぁ~。果物の女王マンゴスチンはタイでたくさん買って、内緒で持ち帰ったかなぁ~。ドラゴン・フルーツや、スター・アップルってそんなに美味しくもなかったなぁ~。また旅に出たくなってきました。
マンゴーはウルシ科だったとの記憶があるので、再確認してみました。あのウルシの仲間とはいまだに想像が出来ません。果実の形が全く違うもの。
「マンゴーに ブランデ垂らし 暑に籠る」
[340] アカメガシワ雌花 [PC] 2011/07/22 05:50:55 [削除]
自然観察会に行ってきましたが、今年は例年になく樹木の実成りが多いように感じます。隔年毎に実成りの年があるようですが、今年は異常です。地球温暖化が影響しているのでしょうか?それとも何か良くないことの前兆でしょうか?と感じずにはおれないほどに稔っています。
アカメガシワの雌花も目につきます。工作材料として種を集めていたので、今年は採り放題とほくそ笑んでいます。
「色あせし 合歓の残り香 シニアにも」
[341] ニイニイゼミ [PC] 2011/07/23 07:40:56 [削除]
例年7月は伊吹山の観察会に行っていますが、台風がドライブウエーを寸断してしまい、急遽、行き先を三重県上野森林公園に変更されて、バスでの観察会を楽しんできました。よく整備された公園で、珍しい動植物に出遭えました。湿地ではハッチョウトンボが飛び交い、ヌマトラノオや食虫植物のミミカキグサなどが観察出来ました。
今年は蝉の鳴き声をあまり聞かないと云いますが、森林公園ではすでにヒグラシがカナカナと物悲しい声(?)で鳴いていました。赤松の枝にはニイニイゼミが姿を隠していました。
「空蝉を 探しその目で 天仰ぐ」
[342] 風鈴電車 [PC] 2011/07/24 06:50:01 [削除]
地元のローカル線(能勢電)に風鈴電車が登場しました。たまたまその電車に乗り合わせて「やった!」。旅気分に浸ってしまいました。山田洋二監督が好きそうな風物詩で、どこかに寅さんが居そうな錯覚を覚えました。
ガラス製の風鈴には色んな短冊がぶら下がり、七夕飾りのようです。もちろんその車両には冷房など不似合いです。人間は体以外でも涼しさを感じられるのです。
「風鈴が 親娘の会話 弾ませり」
[343] 山芋の木 [PC] 2011/07/25 07:36:23 [削除]
昨年は門冠りの山芋に仕立てましたが、今年は山芋の木を作ってみました。昨年の暑さと、山芋を山茶花の根元に茂らせたのが影響したのか、山茶花は見事に枯れてしまいました。仕方なく今年は山茶花の枯れた幹に山芋を巻き付けました。あたかも山芋が木になっているようです。
20年前に友達から新築祝いに頂いた山茶花でした。生き物を育てる資格が我が家にはありません。せめて山芋の支えにでもなればと思って…。
「大暑過ぎ 風に気配を 漂わせ」
[344] 撮れたて朝顔 [PC] 2011/07/26 06:22:51 [削除]
緑のカーテンにしているフウセンカズラと朝顔3種類(星・メキシコ・日本産)日本古来の朝顔がやっと咲いてくれました。一番お気に入りの朝顔です。江戸での朝顔市が有名ですが、浪速でもあちらこちらで売られているようです。朝顔と聞くと何故か時代が遡ってしまいます。
今年は日除けのカーテンにしているので、朝顔も前から観ることが出来ません。後姿の朝顔も奥ゆかしくっていいものです。夢二の世界かな…。
「朝顔が 咲いたと妻の ピンク色」
[345] 斑入りハス [PC] 2011/07/27 07:30:07 [削除]
夏場の低山歩きは堪えるので、昨日の花曜日は中山の谷コースをひたすら歩いてきました。メンバーさんたちは何回も歩かれたようですが、ロクさんにとっては初めてのコースでそれなりに新鮮味がありました。最高峰手前での急登がありますが、水音と一緒に歩けるのはありがたいです。
スタート地点の中山寺には沢山の蓮鉢があり、様々の蓮が植わっていました。古来から人々に愛され、全草が民間療薬として利用もされてきました。お釈迦様に纏わる話も、そうした有用な植物だった証からでしょう。因みにロクさんはレンコン大好き人間です。
「蓮の花 薄紅差して たなごころ」
[346] 子持ち草 [PC] 2011/07/28 06:39:05 [削除]
正月に買ってきたセイロンベンケイソウの葉から生まれた子供が、しっかり自立できるまでに成長しました。この状態で成長していけば、新しい葉から孫の誕生も現実味を帯びてきます。植物好きの皆さんへのお裾分けも出来るかもしません。
朝一番に朝顔の咲き具合や、フウセンカズラの様子、セイロンベンケイソウなどの成長を観るのが日課になっています。傍から見ると結構お爺さんをやっています。
「体操を 終えて朝餉の トマトかな」
[347] バオバブの花 [PC] 2011/07/29 07:10:19 [削除]
野生動物を求めてアフリカに3度訪れました。アフリカ病になる手前で思いとどまったのは、単に旅行代金を捻出出来なくなったからです。そこで人もホモサピエンスと云う種類でしかないと云う事を、動物たちに教えられました。植物も独自の進化で育っています。2000年のバオバブの樹などにも出遭ってきました。ゾウに荒らされないように周りに簡単な溝を掘ってありました。それだけでゾウさんたちは近寄らないようです。
京都府立植物園にはバオバブの花が咲いていました。夜に開花して翌日の昼ごろには散ってしまいます。職員の方から皆さんは運が良かったねと労われました。
「夕立が 異国の香りを 乗せて去り」
[348] ヒマワリ [PC] 2011/07/30 07:33:29 [削除]
京都府立植物園では朝顔展と食虫植物展が催されていますが、人影は疎らです。木蔭に入ると結構涼しく、隠れた避暑地です。ひと足早く秋の花などにも巡り合えます。今回は夏本番と云うことで蓮池とヒマワリを訪ねました。
アクティブに行動してますが、写真はどうしても花に偏ってしまいます。プライバシーなども関係するので、人物写真などは避けるようにしています。被写体探しも楽ではありませんね。
「向日葵を 見つめる我に 陽の暑し」
[349] カモメの皆さん [PC] 2011/07/31 06:58:40 [削除]
カモメとくると反射的にジョナサンが浮かんできます。アメリカでヒッピー文化が台頭してきた時期です。日本の若者もいち早くファッション感覚でヒッピー文化を取り入れました。主人公カモメのジョナサンは、食べることより飛ぶことに価値を見出しました。色んな意味で価値観の多様性が取りざたされた時代でもありました。何時も翔んでいるロクさんとダブります。
沢山のカモメがいます。1羽はカモメのジョナサンですが、後のカモメは?我々シニア仲間は覚えていますよね。答:カモメの皆さん
「チヌ釣りと カモメに遊ぶ 筏かな」
[350] 小さな教会 [PC] 2011/08/01 07:31:37 [削除]
スイスクラブからイタリアのドロミーテに行くための説明会がありました。心が躍ってきます。ヨーロッパアルプスがチラつきます。以前シャモニーのモンブランを訪ねた時には、お気に入りの小さな教会を必ずと言っていいほど案内していました。路線バスで10分ほどの場所にあり、帰りは川沿いの道を歩いて帰るのが定番になっていました。初めてその教会に案内してもらった時の感動を留めるために、帰ってから何枚も絵を描きました。パステル画、油絵などです。
文化祭に出品した時に、褒めて頂いたのに気を良くして、人の迷惑を顧みず差し上げた記憶があり、まさに怖いもの知らずの“おっちょこちょい”でした。
「8月は 不戦の鐘の 鳴り響き」
[351] 白花の桔梗 [PC] 2011/08/02 07:46:07 [削除]
春は黄色、夏は白色、秋は紫色と花の色が変化して行きます。花色の変化で日本の四季を身近に感じることが出来ます。秋の七草があちこちで咲きはじめています。桔梗・女郎花・川原撫子・藤袴・萩はひと足早く咲くようです。葛・芒はこれからでしょう。
山でリンドウなど咲いていると妻に「美恵ちゃんみたいだよ!」と言ったものです。最近は枯れかかった花を観ると「美恵ちゃんみたい!」と言って機嫌を悪くさせています。
「節電の ニュースむなし 草の花」
[352] ツチアケビ [PC] 2011/08/03 06:17:42 [削除]
昨日の観察会は期せずしてキノコ観察会になりました。色んな種類のキノコが自生しており、沢山写真に収めました。以前なら採って帰って試食しただろうと思いますが、苦い思い出があるので最近は見向きもしなくなりました。イグチ系のキノコで2度も下痢症状に襲われたことがありました。
川沿いの道でツチアケビに出遭いました。帰ってから図鑑で調べると土通草と云って滋養強壮の薬効ありとのこと、ラン科と知って2度びっくり!
「渓流に 犬と子どもと 蝉の声」
[353] ノカンゾウ [PC] 2011/08/04 06:58:45 [削除]
散歩の土手道にはヤブカンゾウがたくさん咲き、春の若芽と夏の蕾を頂いて帰るのが、毎年の習慣になっています。今年も春の山菜時期にカンゾウの若芽で酢味噌和えを作り、先日は蕾をたくさん採って帰り甘酢漬けにしました。まだ食べたことがないと言われる方に差し上げるのが、ロクさんの楽しみでもあります。
昨日は妙見山に行く道中にノカンゾウが群生していました。八重咲きのヤブカンゾウより上品で、ニッコウキスゲに似ているところが好きなのです。流石にこれの蕾を「採る」ことは憚られましたので、こちらの「撮る」方で我慢しました。
「草刈りを 待っていてくれ 帰りまで」
[354] メキシコ朝顔 [PC] 2011/08/05 06:53:30 [削除]
3種類蒔いた朝顔の種、最後にメキシコが咲いてくれました。これも上品な花で夏の朝にぴったりの雰囲気です。清楚で涼しげなところが得もいえません。フウセンカズラの実はすでに茶色くなったものもあり、今年も沢山のハートマークの種が収穫できそうです。
当初の思惑に反してあまり緑のカーテンにはなってくれませんでした。来年はゴーヤでも育てようかと思っています。今年はマスメディアで報道されたので、ゴーヤの苗が一気に高騰してしまいましたね。
「えいままよ 種も一緒に まっか瓜」
[355] キノコ雲 [PC] 2011/08/06 06:54:44 [削除]
シロオニタケ、毒キノコです。8月6日・9日もっと大きな毒キノコが落とされました。みんなで誓い合いました。食べないようにしようね。持たないでおこうね。貰わないようにしようね。毒キノコの被害を4回も経験してしまいました。まだ懲りない面々がいるようです。
黙祷!広島・長崎・焼津・福島、もう沢山です。生き物と核は共存できないのです。スローでいいじゃないですか!青い地球の美しさ再発見をしましょうよ!
「朝顔の ピンクが好いね 原爆忌」
[356] 隠岐島のサザエ [PC] 2011/08/07 07:16:23 [削除]
友人からたっぷりのサザエが届きました。食べることに関しては興味の尽きないロクさん。先ずは刺身と壺焼き、後は濃いめの味付けで煮付けようとの基本方針(?)がまとまりました。ビールの欠かせない時期ですが、ここはやっぱり日本酒でしょうね。壺焼きの後に熱燗を入れて飲むのが、また堪えられないのです。
間もなく旅に出ますので、一足早く墓参りも済ませなくてはなりません。しかし、頭の中は今日の晩酌に行っています。ご先祖様ごめんなさい!とりあえずは今日行きますので。
「せっつかれ 年に一度の 墓参かな」
[357] 朝焼け [PC] 2011/08/08 07:00:57 [削除]
毎朝5時前に目を覚まして、寝呆けた頭で本を読みはじめます。ふと眼を外に向けると空が薄紅を引いたような薔薇色に。いい所に住んでいる幸せを感じるひと時です。里山がもともと日本の原風景だったのです。未来の子どもたちに残したい生活空間です。
こんな日は何かいいことがありそうな予感を与えてくれます。昨日墓参りに行ったのでそのご褒美かな。
「初恋の 色にも似たる 朝焼けの」
[358] ワルナスビ [PC] 2011/08/09 06:22:48 [削除]
手入れの行き届いていない土手道や原っぱにワルナスビの花が咲いています。いたるところで繁茂しています。北アメリカからやってきました。花は茄子に似て可愛いですが、茎には棘があり厄介な雑草です。アメリカでは「悪魔のトマト」と云われているらしいです。
秋から冬にミニトマトより小さめの黄色い実を付けるので、一時リースの飾りに使いましたが、独特の臭気があり今は敬遠しています。
「土手道に 我ら二人と ワルナスビ」
[359] 地獄谷 [PC] 2011/08/10 07:18:30 [削除]
月2回の花曜日ハイキング、箕面の山を27000歩歩いてきました。今年一番の暑さと感じるほどで、持って行った水分は足りなくなってしまい、途中でメンバーさんに恵んで頂く始末です。汗が噴き出します。これが熱中症には好いらしいですね。まさに地獄谷をこれでもかと云う感じで歩いてきました。暑さ我慢比べをしているようです。
反省会でお店に駆け込んだ時には、先ず冷えたお茶をお代わりしてしまいました。瓶ビールが大瓶だったのが嬉しかったなあ~!
「ヘチマ汁 今日の暑さを 予感させ」
[360] 地獄花 [PC] 2011/08/11 07:29:43 [削除]
薄暗い林に狐火が灯っています。狐の変幻に見立てたと謂われています。葉が剃刀の刃に似ているからともいわれています。ヒガンバナ科ですから毒草です。誤って食べた人がいたのでしょう。そこから地獄花と云われたのかもしれません。能勢にたくさん咲いていますが、今年は一度も観に行きませんでした。写真の花は箕面の政の茶屋に咲き残っていたものです。
今日から旅に出ますので、少しの間写真俳句はお休みにします。皆さんお元気でお過ごしください。皆さんからの投稿があればいいかも。
「盆近し 色の褪せたる 熱き花」
[361] 有福教会 [PC] 2011/08/18 11:24:25 [削除]
ただいま帰りました。長崎県五島列島に行き、家族5人で福江島の観光とグルメを楽しんできました。今年の4月から息子が五島に転勤したのを、これ幸いと押しかけたと云うのが実状です。噂にたがわず海の色は美しいの一言につきます。ところが天気は我々の思い通りにはなってくれません。随分と予定を変えた行動になりました。
最終日は妻と二人で上五島に渡り、有福島も訪ねました。ちゃんと「有福教会」まであり、隠れキリシタンの歴史を辺境の地で垣間見ることが出来ました。いい旅でした。
「異文化を 訪ねし夏の 雲高し」
[362] 五島のビーチ [PC] 2011/08/19 07:01:08 [削除]
五島列島の目玉は、はやり海でしょうね。勿論これって観光客目線からです。福江島のいたるところに綺麗なビーチがあり、一方、人を寄せ付けない断崖絶壁もあり「凄~い!」の連発です。歴史的には貿易の要所として倭寇が活躍したり、遣唐使が旅立つ場でもありました。歴史音痴のロクさんでも、なるほどと納得させられる雰囲気に満ちた島です。
何よりも魚が旨いのがロクにとってはうれしい限りです。サザエなどの貝類・箱河豚・伊勢海老・キビナゴ・青味の魚類、もう忘れてしまったので、また行きたくなってきました。
「引潮に 足掬われし 土用波」
[363] チャンココ
(念仏踊り) [PC] 2011/08/20 07:24:57 [削除]
8月13日から15日まで福江島では“チャンココ”と云う念仏踊りが、町々に繰り出します。地区の若者たちが中心です。国の無形文化財に指定される伝統ある行事です。初盆を迎える家の軒先で、太鼓を鳴らし念仏を唱えながら踊ります。旅行者はそれを観たいのですが、何処を通るのかは地元の人に聞いても判りません。まさに神出鬼没と云った行事です。
たまたま車で移動中にその集団を見かけました。車を放り出し、彼らの後に付いて行きます。お店の前でやっと念仏踊りを観ることが出来ました。写真に収めることが出来てラッキーでした。
「港には 精霊流しの 跡哀し」
[364] 鬼岳(おんだけ) [PC] 2011/08/21 07:32:28 [削除]
この山には登ろうと計画していました。登山口まで行きかけると雨になり、しばらく様子見していたが、ますます激しく降ってきたので断念しました。翌日に再チャレンジ、曇ってはいるが何とか登れそうです。眺望は抜群です。あろうことかポツリポツリ、ガスが我々を包んで視界を遮ります。ここで降りるしかない!と決断。ピークを目の前にして残念でした。
果たせなかった夢の実現のために、また来ればいいのだと発想の転換です。これで福江島に行く口実が一つ出来たことになります。
「飛魚を かじりつつ飲む 未来かな」
[365] ハマナタマメ [PC] 2011/08/22 06:49:52 [削除]
五島列島には海洋性の植物が沢山あります。当然と云えば当然ですが、我々の身近で観れないものもあり興味が付きません。時期的には夏の花で、ハマボウ・ハマゴウ・ハマユウ・ハマボウフウとこのハマナタマメが咲いていました。海岸線にハマジンチョウゲと云う植物が、1個所群生している所もありました。
旅の楽しさは、土地の美味しい食べ物や、歴史と文化の違い、人情の違い、生物分布の違いなどに触れることです。放浪したくなってきました。寅さんっていいなぁ~!
「世を捨てて 旅立ちたくなり 虫の声」
[366] 棗(ナツメ) [PC] 2011/08/23 06:57:34 [削除]
ナツメの実は抹茶を入れる棗に似ているからとの説があります。と云うことはそれほど古くから、人々に知られてきたということでしょう。古い農家の庭には必ずと言っていい程ナツメが植わっていて、子どもたちは赤く熟すと食べたものです。利尿・強壮・がん治療など民間薬として利用されていたようです。
♪この子はだあれ 誰でしょね なんなんナツメ花の下~♪と童謡に謡われている数少ない薬草の一つです。幼き頃の青いリンゴの味を思い出しました。
「庭先に 昭和の香り 青夏芽」
[367] 実り近し [PC] 2011/08/24 06:52:33 [削除]
窓から見える田んぼの稲穂は既に頭を垂れる位に稔っています。心もち黄金色になってきています。チュンチュンと雀たちの声も元気そうに聞こえます。周りの山は霧に閉ざされ、幽玄な雰囲気を漂わせています。能勢の1日が始まろうとしています。
能勢は栗の産地です。銀寄せ発祥の地でもあり、散歩道にはいたるところに栗林があります。コーラスに向かう途中の栗は、テニスボールぐらい大きくなってきました。あと少しです。
「味噌汁に 紅き海藻 秋めきて」
[368] 屁糞蔓
(ヘクソカズラ) [PC] 2011/08/25 06:49:00 [削除]
今日はヘクソカズラの名誉挽回のために一肌脱ぎます。茎と葉の匂いから屁・糞の名前を戴いているようですが、花はなんとも可愛いものです。花を讃える可愛い名前がないものか調べてみました。有りました。美しい花を早乙女に見立ててサオトメバナとも云われているようです。
さらに薬効として化粧水にするとお肌つるつるになるようです。しもやけ・あかぎれ・ひびわれ等にもいいようです。ドクダミとかヘクソカズラは美人を作ってくれる秘薬ですね。
「我が腹を じっと見つめる 残暑かな」
[369] 稲穂 [PC] 2011/08/26 06:47:56 [削除]
新物の秋刀魚がスーパーに並んでいます。あと少しすれば安く出回るはずですが、少し贅沢をして食卓に乗せてもらいました。油がじゅうじゅうと滴り落ちて、それはそれは美味でした。ロクは秋刀魚には目がないのです。(秋刀魚にはちゃんと目がある)秋刀魚さえあれば、後は何も要りません。
帰宅途中の田んぼでは稲穂が稔り、刈り取りを待つばかりになっています。新米を口に出来るのもあと少しです。新米と秋刀魚、相性がいいですね。
「雨空を 急ぐ家路に イナゴ跳び」
[370] キクイモ [PC] 2011/08/27 05:36:13 [削除]
今年は「猫の額花壇」に沢山のキクイモが茂っているので、肝心の茗荷が追いやられて収穫が減ってしまいました。捨てる神あれば拾う神の例え通り、運良く自然の仲間から茗荷を頂きました。天ぷらにしようか、甘酢漬けがいいのか、あるいは汁の実で頂こうか思案中です。
キクイモは掘り尽せなかった芋から繁茂し、花の割に図体が大きいので雑草感覚です。収穫後は芋のかけらも残さないようにしたいものです。やはり野生ものを採りに行くのが一番です。
「秋空に 憚ることなく 黄花伸び」
[371] タツノオトシゴ [PC] 2011/08/28 07:49:09 [削除]
自然仲間のサークルに参加させてもらっていますが、先日の定例行事でバーべキューを楽しみ、午後からは工作を用意して頂きました。来年のことを言うと鬼が笑うようですが、我々のグループは未来志向などで、先々のことを考えた準備で事を進めています。
今回は来年の干支工作を提供して頂きました。タツノオトシゴを作ります。ほとんど完成間近まで用意して頂き、我々は背ビレと鱗の模様を掘るだけです。殆ど「おんぶに抱っこ」状態の工作でしたが、上手く出来たと一人でほくそ笑んでいました。
「旅立ちを 控えて忙し 秋ツバメ」
[372] アオイトトンボ [PC] 2011/08/29 06:45:40 [削除]
昨日は山仲間の誘いで金剛山の腰折滝コースに行く予定をしていたのですが、雨が続いていたので参加しませんでした。本心は自信がなかったのです。今年の夏は殆ど山を歩いていないので、皆さんの足を引っ張るかもしれないとの不安からです。
しかし、海外トレッキングを控えているので、家でだらっとしているわけにもいかず、地元の三草山を登ってきました。暑くって何回も足を止めました。期せずして秋探しのミニハイキングになりました。ビールの旨かったこと。
「邪魔者を 避けて休みし 蜻蛉かな」
[373] ブルーベリー [PC] 2011/08/30 07:26:58 [削除]
古くからの知り合いから、ベルーベリーがたくさん実を付けているのでどうぞと嬉しいお誘いを受けました。畑の一角に網で覆った何本かの木には、ブルーベリーが鈴なりに垂れ下がっています。青黒く熟した実を口に入れ、汗をかきながら籠一杯も採取しました。まるで子供のように嬉々としているロクを想像して下さい。
目に良いとは聞いていましたが、アントシアニンの抗酸化作用が、毛細血管を強くし老化防止に役立つらしいです。頂いたブルーベリーは今日ジャムになる予定です。何れ颯爽としたロクをお目にかけますので。
「青き実を ワインカラーに 秋染めて」
[374] ガガイモ [PC] 2011/08/31 06:55:51 [削除]
ガガイモと云うのはヤマノイモなどと同じ仲間だと思っていました。どんな芋だろう、食えるのかな?と興味がありましたが、根を掘り返すまでには至っていません。葉っぱと花と果実に特徴があり、一度見たら直ぐに覚えてしまいます。これが何と滋養強壮にいいと聞くから、採取して試してみたいものです。
山菜・野草は今まで随分な種類を戴いてきましたが、ガガイモの若芽はまだ食したことがありません。灰汁抜きした後、油炒め・煮物・混ぜご飯などで利用できるらしいです。
「草の花 一輪差して 検診日」
[375] カラスウリ [PC] 2011/09/01 06:59:50 [削除]
カラスウリの花の写真を撮りたくって、懐中電灯を持ち写しに行ったものです。レースを纏った貴婦人の雰囲気が漂います。ロクとしては夜這に行くいでたちです(古う~!)。ところでカラスウリの根からはでんぷんが採れるので、以前は天花粉として使われていました。子どもたちに天花粉を塗りたくったのが思い出されます。
種の形が独特でカマキリの頭とか、大黒さんとか、玉ずさ(結び文)に似ています。年末のリース飾りに欠かせない材料の一つとして、秋も終わりごろになると柿色をした実を集めに回ります。
「幼児の お尻ぷりぷり 天花粉」
[376] 台風接近 [PC] 2011/09/02 07:08:39 [削除]
散歩道の田んぼの一つが、強風のためになぎ倒されていました。あと少しで刈り入れと云う時期にです。つむじ風でも吹いたのでしょうか?稲の品種によって茎が弱いものもあるようです。倒れた稲はどうなるのでしょう?
台風が関西地方を直撃しそうです。余りにもゆっくりとした足取りなので、予定が立てられません。アクティブ派のロクは足止めを食っています。
「カーテンが テレビを覆う 野分かな」
[377] 葛の花 [PC] 2011/09/03 06:56:43 [削除]
秋の七草がようやく出揃ってきました。春の七草は若菜として食卓に上がりましたが、秋では唯一クズ位でしょうか。葛餅や葛切りは今では高級和菓子になってしまいました。風邪薬の葛根湯は有名です。葛の花は二日酔いに効くとのこと。生の根をミキサーにかけて飲むと健康飲料にもなるらしいです。これほど有用な植物ですが、繁殖力旺盛ですべてを覆いつくしてしまうので嫌われ者になっています。
春の新芽の天ぷらはお勧めです。思わず旨いと声が出ることでしょう。晩秋以降のツルは、クリスマス用のリース作りに欠かせません。手軽に採取できるので重宝しています。
「葛花を 愛でる間もなく バスの来て」
[378] 現の証拠 [PC] 2011/09/04 07:36:23 [削除]
ご存知ゲンノショウコです。民間薬の代表格で昔から親しまれてきました。因みに民間薬としてはセンブリ・ドクダミ・キササゲ・カキドウシ・タラノキ・ウラジロガシなどが挙げられています。民間薬として何よりも大切なことは、副作用がないと云うことで安心して服用できると云うところが肝心です。
地元のゲンノショウコは紅花が多いですが、地方によっては白花が多い所もあります。ミコシグサと云う別名を持ちますが、実から種をはじいた状態が神輿の形をしているのです。
「山里に 稔りと共に 鉦の音」
[379] シュクシャ
(ジンジャー) [PC] 2011/09/05 06:26:36 [削除]
イライラ台風のせいで外出できずに体も心もなまっています。夕方になってやっと雨が上がったようなので、カメラ片手に外へ出てみました。農家の庭先にシュクシャの花が雨に濡れて、ロクのように心持ちしぼんでいました。これから近くの道の駅には沢山のシュクシャが並ぶことでしょう。
最近はジンジャーと云った方が通りがいいようですが、日本には江戸の終わりごろ入ってきたようです。ショウガ科ですが生姜ではありませんので。
「台風の 爪痕知らず 香を放ち」
[380] ウド [PC] 2011/09/06 07:15:20 [削除]
春の山菜時期に食べられるウコギ科の仲間が、同じような花と実を付けています。タラノキ・コシアブラ・ヤマウコギ・タカノツメ・ハリギリなど殆どが木本ですが、ウドは草本です。別名ツチタラと云われて、山菜時期にはタラの芽の影武者とも云われています。
新芽の天ぷらや、茎の酢味噌和え、汁の実、キンピラなど、どれをとっても風味あり、まさに大人の味です。薬効もあるらしいのでもっと利用したい植物です。
「秋涼し ひと雫なり 山映し」
[381] ローマの休日 [PC] 2011/09/07 06:47:15 [削除]
今日からイタリアのドロミーテへ行ってきますので当分お休みします。殆どトレッキングですが、後半は観光も予定されています。今回で4回目のイタリアになります。前回はスリの洗礼を受けましたので、今年は轍を踏まないようにしないと笑い種になります。
ツユクサを観ていると、何故か儚げで可憐なところがヘップバーンを連想します。となるとそこにいるのはロクならずグレゴリー・ペックでしょうか……。
「露草の 蒼空のごと 雲切れて」
[382] ドロミーチ [PC] 2011/09/18 06:21:44 [削除]
昨夜遅く帰ってきました。ドロミテ、ドロミーテなどと呼ばれていますが、イタリアではドロミーチと呼ばれているので、敬意を表して現地名で呼ぶことにします。噂にたがわぬ雄大な山塊群です。カナダやスイスとは違った山容で、心ゆくまでトレッキングを楽しんできました。行程中に古希を迎え、皆さんから祝って頂き思い出に残る山旅でした。
帰ってから食べた秋刀魚と豆腐の旨かったこと。日本人で良かったなと思う一瞬です。
「帰国食 秋刀魚一尾 有れば善し」
[383] トレッキングコース [PC] 2011/09/19 07:51:06 [削除]
今回はハイキングが連続4日間あり、かなり足腰に負担がかかりました。特に下りが多いコースの日は堪えます。同行の皆さんも年々歳を重ねられているので尚更です。足元に気を取られ、緊張の連続でせっかくの眺望をかなり見落としてきた感があります。3000m級の山が連なっていますが、針峰群が多く険しさを感じされる山塊でした。
我々のトレッキングは、何ヵ所かのピークを望みながら、ガレ場をトラバースして行く変化に富んだコースでした。汗を流した分だけ山々は我々にご褒美を授けてくれました。
「山旅の ガレ場にそっと 濃竜胆」
[384] ご褒美 [PC] 2011/09/20 17:19:36 [削除]
この素晴らしい景観を早く皆さんと共有したいと思っていました。有ろうことか体調を崩し、ヘルペスが口の周りに出来てしまいました。妻曰く「正一さんはもう海外の長旅は無理だね!」だって。「何を言ってるんだ、馬鹿にしないでよね!」ですよ。
ところが今朝は疲れが出たのか、何時も6時前には起きるのに、8時20分まで寝てしまいました。勿論、彼女も僕が起こすまで寝ていました。お互いに歳を重ねているのです。おかげで朝食抜きで出かけました。
「寝過ごしを 野分のせいに いざバスへ」
[385] サフラン群生 [PC] 2011/09/21 06:56:58 [削除]
高峰を仰ぎ見る草原には、サフランがいたるところで群生しています。日本のサフランはもう少し紫が濃い感じだったと思います。時期が遅かったのでお花畑の花の数に限りがありますが、初夏だと多分沢山の花が咲き誇っていたことでしょう。頂近くを歩くトレッキングは男性的ですが、草原の花を愛でながらの女性的なハイキングも楽しいものです。今は逆かな?
サフランは料理の着色などに使われているのでご存じだと思いますが、薬効もかなりあるようです。焼酎に浸けたり、生薬として服用したりされているようです。不眠にも効くらしいですが、覚醒にも効けば好いのにとロクの一人言とです。
「サフランの 草原までも 紅く染め」
[386] エーデルワイス [PC] 2011/09/22 09:01:42 [削除]
岩山で出逢うと何故か興奮してしまうエーデルワイスです。あまり見かけることのできない貴重種だからでしょう。山男憧れの花ですが決してきれいな花とは思いません。サウンドオブミュージカルで歌われてから一気に人気が出ました。その旋律は世界中に広まりました。なかなか原語では歌えませんがメドレーをつい口ずさんでしまいます。
さしずめ日本では高嶺に咲くコマクサぐらい山男の心を虜にしてしまいます。高山植物を守るためにも、山のオーバーユーズは避けたい課題です。
「岩肌に 白き花在り 秋の雲」
[387] ヒガンバナ [PC] 2011/09/23 07:16:05 [削除]
昨日はやっと雨も上がり幽門状態から抜け出せました。午前中にダリア園にピクニックに行き、午後からも精力的に行動しました。お彼岸の中日に合わせて彼岸花をアップしたかったので写真も撮りに行きました。昨年は開花が遅れていましたが、今年は暦通りに散歩道を彩ってくれました。園芸種では黄色やピンク色、白花もあるようです。
何故か彼岸花は忌み嫌われているようですが、ロクはこの花の凛として天に伸びているところが好きです。お彼岸に咲くのと毒草と云うのが嫌われる理由かもしれませんね。
「緋の色が 近寄り難き 曼珠沙華」
[388] さくらと再会 [PC] 2011/09/24 07:08:49 [削除]
覚えておられるでしょうか?真冬に知人のうちの犬を預かったことを。そのさくらに会いに行きました。車を庭に滑り込ませて車内からに出た途端、さくらは喜びをどう表現しようか尻尾を振り身をよじらせて甘えた仕草で迎えてくれました。犬って本当に可愛くって賢い動物ですね。大きく分けて犬派と猫派に分かれるようですが、ロクはやっぱり犬派です。でも子猫の可愛さも捨てがたいですね。
子どもの頃にはいろんな動物を飼っていました。犬に始まりウサギ、ひよこ・にわとり、水生生物類、昆虫類などです。大人になってもその興味は変わらず、子どもにかこつけてイモリやタニシなども飼いました。
「お土産に ちょんちょんちょんと 秋桜」
[389] 稲刈り真最中 [PC] 2011/09/25 07:13:08 [削除]
稔りの秋を探しに結構歩きまわりました。本心は栗の出来具合とあわよくばと云う下心がありました。今年の栗は例年より成長が遅いようです。ロクの窓から見える田んぼは既に稲刈りを終えていますが、普通はいまが稲刈りの時期です。農機具を操れるのは現役世代ですから、どうしても土日に刈り取り作業が集中します。農家の長男のがんばり時です。
山里コースを歩いていると村の小学校から運動会の様子が風に乗って流れてきました。「次は応援合戦です~。」幼くって可愛いアナウンスです。小学校時代の記憶がいっとき甦ってきました。
「山里に こだま響かせ 運動会」
[390] バースディーパーティー [PC] 2011/09/26 07:23:20 [削除]
最近は続けて9月に旅行に出かけています。アラスカトレッキング・ノルウエー(フィヨルド)・イタリア(ドロミーテ)などオフシーズン前になっています。喧騒を避けるためと云うとカッコイイのですが、本当は料金的な面が一番の理由です。我がグループに9月生まれが2人いるので、毎回誕生祝いをして頂き恐縮しているところです。
写真を見ると決して恐縮している顔には見えません。嬉しそうなロクの顔です。“楽しくなければ人生じゃない”笑顔であいさつです。9月生まれおめでとう!
「ローソクを 一気に消せない 古稀迎え」(川柳)
[391] 狂言(魚説教) [PC] 2011/09/27 06:21:25 [削除]
日曜日に近くの友人からお誘いを受け、『ささやまの森公園』の里山コンサートに行ってきました。狂言と杜氏衆による酒造り唄と云う、まさに里山ならではの出し物でした。箕面に住まいしていたころは、ご近所からのお誘いでお能の拝見によく行ったものです。
お能の拝見では事前にしっかり勉強して行ったものですが、必ずと言っていいほど心地よく眠っていました。その点狂言は楽しく鑑賞できるので、どちらかと云えばロクの世界です。
「秋半ば 人造湖には 靄立ちて」
[392] 水車のある風景 [PC] 2011/09/28 07:15:36 [削除]
久し振りの花曜日ハイキングに行ってきました。今回は大河ドラマの舞台にもなった浅井の居城だった小谷城址から大嶽城址など山城を巡るコースでした。湖北までの長い鉄道の旅でちょっとしたミニ旅行です。今までは余り登られていなかったであろう山城跡が、一躍観光ボランティアの案内するスポットに変身していました。
天気が良かった分暑い歩きになり、大阪まで出てからの反省会を待ち切れずに、草津の駅で飛び降りて缶ビールを買ったほどです。
「湖北路に 水音さやか 花野満つ」
[393] 稻藁纏め [PC] 2011/09/29 06:52:31 [削除]
近くで肉牛を飼育している農家が、稻藁をロール状にまとめていました。昨年あたりからよく見かける農作業です。福島原発事故で稻藁の放射能汚染がクローズアップされ、我々の関心事になりました。飼料も含めての地産地消が求められています。田んぼから緑が消え、いよいよ秋本番の季節到来です。
近くに道の駅があるので、野菜類は何時もそこで購入します。当然旬のものしか手に入りません。ゴーヤの時期にはゴーヤ料理が続きます。これからは冬野菜を使った料理が続きそうです。新鮮でおいしいです。
「窓からの 刈田見つめて 人恋し」
[394] アキノノゲシ [PC] 2011/09/30 07:17:52 [削除]
春のノゲシに対してつけられた名前です。写真俳句に何時かアップしたいと思っていましたが、何時も風に揺れているので上手く撮れません。たまたま池の側に咲いていたのを、風の止むのを待ち、はいパチリ、何とかものにすることが出来ました。
花色とたたずまいが儚げで、秋では一押しに挙げられるぐらい好きな花です。春には若葉が山菜として食べられると云うのもロクの好みに合っています。
「ティールーム 素焼きに一輪 草の花」
[395] 卆寿の祝い [PC] 2011/10/03 16:56:03 [削除]
義母の卆寿の祝いをするために、神の国出雲に他の神々(山の神など)と一緒に行ってきました。出雲には八百万の神が集まり、それはそれは賑やかなことでした。全国の神々に祝福された義母は幸せそうでした。家事と仕事を現役でこなしています。
町内では子供神輿が学年毎に繰り出し、本来なら正月3日に『吉兆さん』と一緒に練り歩く『番内さん』まで登場して、祭りの雰囲気を盛り上げていました。鬼のお面を付けた番内さんは厄年の方々で、青竹で地面を叩いて厄払いをしたとのことです。今でも能勢に伝わっている『亥の子』のルーツは出雲大社だと知りました。
「銀髪が 神在り月の 四手飾り」
[396] ヤマボウシの実 [PC] 2011/10/04 07:26:57 [削除]
島根県と広島県の県境近くに「島根県民の森」と云う施設があり、「秋のきのこ教室」と云う催しがあり参加してきました。肝心のキノコはハタケシメジとスギヒラタケしか採取できません。他の方がニンギョウタケと云う大型のキノコを探し当てたので少し羨ましい気持ち。スギヒラタケは中毒例が数年前に報道されたので、毒キノコに分類されるようになりました。せっかく採取しましたが、涙をのんで置いて帰りました。帰ってからのキノコ汁の旨かったこと。
キノコ以外にも興味津々のロクです。大きな実を付けた山陰地方のヤマボウシ。何本もの木を観ましたが、いずれも立派な実を沢山付けていました。食べ応えがあります。だれも見向きもしないようで、沢山の実が地面に落ちていました。
「キノコ狩り 山法師あり つい遅れ」
[397] ソバ畑 [PC] 2011/10/05 07:24:16 [削除]
湖北に行った時の写真ですが、ソバ花が満開でした。殆ど白花ですが珠にルビー色もあり綺麗なものです。午前中に通った時より、午後の陽射しの方が綺麗だったので写真に収めました。ソバの実が出来るころになると黒くなり、白と黒のコントラストが鮮やかと云うことですが、まだお目にかかっていません。
蕎麦には煩い方で、上手い蕎麦には目がないのです。出雲に行くと必ず寄る店があります。そこで頂くのは「割子そば」3段盛りと決まっています。
もう少し食べたいなと思わせる量が、ちょうど3段なのです。
「花蕎麦に 帰郷急かされ 行ったっけ」
[398] つるバラ [PC] 2011/10/06 06:07:04 [削除]
大阪市立科学館にあるプラネタリウムに行ってきました。秋の星空観察ですが夏から冬までの星座を観ることが出来て、しばし子供に還ってきました。小学校の団体が入っていましたが、星座が映し出されると歓声が上がり、子どもたちは星好きだと云う事がよく判りました。小学生の集団と爺婆が同じ夜空を眺めて、同じ目線で楽しんでいる様子が微笑ましくありました。
近くに靱公園があるので足を伸ばしバラ園などを観察してきました。春ほど華やかではないが香りが漂い、やはり薔薇はいい。深紅のバラは情熱的ですが、淡いバラも捨てがたいものです。
「オフィス街 昼食時の 秋の薔薇」
[399] オタカラコウ群生 [PC] 2011/10/07 06:47:53 [削除]
昨年の観察資料を引っ張り出し、たぶんこの時期が見頃だろうと川久保の観察に行ってきました。期待通りの観察会になり、アケボノソウ・オタカラコウ・ミカエリソウ等が秋を競っていました。皆さんの考えることも同じようでシニア仲間たちばかり。途中で珍しい方に会ったりして楽しい観察会でした。
ゴマの葉として韓国料理に欠かせないエゴマも群生していて、シソ科だなと思わせる花穂が実を付けていました。天ぷらにしたら旨いだろうなと思いながら帰路を急ぎました。
「沢蟹を 踏むまい秋の 雨上がり」
[400] ツルシキミ [PC] 2011/10/08 07:26:24 [削除]
昨日も観察会で矢田丘陵に行ってきましたが、あまりお目にかからない野の植物たちに出遭ってきました。秋は花よりも実の季節です。林内ではツルアリドウシの赤い実がかくれんぼうをしているようです。ツルリンドウなどもあるはずですが見つかりませんでした。日当たりのいい所にはイシミカワが独特な果実の付き方を見せてくれます。ワレモコウが風に揺れています。
写真の実はツルシキミです。シキミ科のシキミとは別種です。ミヤマシキミと同じミカン科です。薬草ですが毒草でもあります。食べないようにと自分に言い聞かせています。
「柴栗を 拾いしシニア 笑顔満つ」