釣舟草
咲き残っていたツリフネソウと果実
種飛ばしと記録中
月2回の『トンボのメガネ』観察会で昨年春にも訪れた茨木市泉原に、秋の里山植物を訪ねました。一気に秋が深まりましたが、観察途中にはまだツリフネソウが咲き残っていました。この欄で8月にハガクレツリフネをアップしていますので、植物紹介は端折りますが、全草が毒草だと皆さんに伝えることを言い忘れました。トンボのメガネも五感で観察するので、木の実など直ぐに味見する習慣が付いているからです。
ツリフネソウは別名で野鳳仙花と呼ばれ、ホウセンカと同じように種を飛ばします。メンバーは熟れた果実を探し、指先で触れて種を飛ばす仕組みを試していました。今回の観察会もムクノキの実を味わったり、コバノガマズミやヤブムラサキの実を味見したり、センブリやヤクシソウの葉の苦さを経験して貰いました。
「釣船の 種飛ぶ様を 嬉々と観し」