ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

深山酢漿草(ミヤマカタバミ)


 昨年秋からコーラス練習をお休みしている。気持ち的には退団するつもりでいた。ところが知り合いに会うと、文化祭などの発表会に出ておられなかったですねと言われる。「辞めました」と言うと「何で」と言われるので、仕方なく「いま声変わりなのですよ」と言ってお茶を濁していた。団員の方に逢うと皆さんから早く帰って来てと懇願される。春めいて来たし、俳句教室も6月までお休みなので、これ幸いとそろそろ練習に参加しようかなと思っていた。ところが朝の時間配分が間に合わず、結局まだ復帰できていない。
 初回から遅刻して行くのも気が咎めるので、行き先コースを変更して春探しの散歩に切り替えた。気になっているミヤマカタバミ探しである。ニリンソウには少し早い。天気が良かったので予想通り開花していた。このコースはあまり知られていない。福寿草で懲りているので、出来るだけ花の咲く場所には人を連れて行かないことにしている。地元の散歩コースでミヤマカタバミやニリンソウが観られるのが嬉しい。深山を冠するぐらいだから山に行かなければ出合えない花である。
 カタバミは傍(片)食とも表記され、休眠運動の時に葉を閉じるので、片方が食べられた形に見えるところから命名された。毒虫に刺された時などに葉っぱをすり潰して塗布すると効果があるらしい。古くにはカタバミの葉で鏡を磨いていたので鏡草という別名を持つ。そんな利用法があるので、地元小学校で低学年児童に10円玉を磨かせる事を、観察会のおまけとして採り入れてきた。


「朝ですよ 春の妖精 告げに来て」

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