ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

躑躅(ツツジ)


 桜と同じようにツツジという種類の花は無い。強いて言えばヒラドツツジの園芸種であるオオムラサキツツジをツツジと云う場合もある。ツツジ属に括られるだけで北半球の温帯を中心に850種が知られ、日本には52種が分布している。ツツジ亜属・ミツバツツジ亜属・シャクナゲ亜属・トキワバイカツツジ亜属など、花芽や葉芽の造り、毛が生えているかなどの違いから8つのグループに分けられている。さらにサツキやクルメツツジ、キリシマなど多数の園芸種がある。(山渓ハンディ図鑑)
 昨日は5月4日の誕生花がヤマツツジということで、わざわざ躑躅を訪ねた訳でもないが、連休中の息抜きを兼ねて万博記念公園に花を求めて行ってみた。公園駅では家族連れなどで長蛇の列である。皆さん自然を求めて来られたのかなと思っていたが、食のイベントに流れて行くのでどうやら目的が違ったようである。
 爺婆たちは静かな遊歩道を三々五々に歩いておられる。我々も花の丘がメインだったが、チューリップが終わり何も植えられていない。他のエリアにルピナスも訪ねてみたが跡かたもない。辛うじてポピーが植わっているだけだった。
 ところが日本庭園では色とりどりのツツジが咲き誇っている。園芸種のクルメツツジだが白・ピンク・赤・緋で一角をツツジ色に染めている。少し盛りを過ぎ、色があせているものもあるが5月4日に合わせてくれたようである。色褪せた花に出合うと、すかさずお互いが「○○ちゃんに似て!」と発する。


「誰に似た 黄色く成りし 白つつじ」

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