一両「アリドウシ」
十両「ヤブコウジ」
千両「センリョウ」
万両「マンリョウ」
おまけ「ツルコウジ」
今年初めての「トンボのメガネ」例会は京都府立植物園を訪ね、縁起物植物を中心に観察してきた。以前も同じテーマで訪ねたことがあるので、二番煎じではつまらない。そこで閃いたのは「七種粥」を食べる日と重なったこともあり、その語呂合わせから「私の七福神」探しと銘打って縁起物植物を探してもらった。
そこでどうしても欠かせないのは一両から万両までの赤い実探しである。植物園なら難なく探し出せるはずだが、あいにく百両のカラタチバナには出会えなかった。問い合わせればあるはずだったが、みんなで探そうという趣旨から外れるような気がして妥協しなかった。主テーマは縁起物植物だったが、それ以外にもたくさんの植物観察をしてきた。シリブカガシがたくさん落ちている処へ案内してあげると、どんぐり拾いに嬉々とする園児のような無邪気な仲間たちである。
今回は自分の庭のごとくに熟知されておられる赤とんぼさんに道案内をお願いした。この植物園を活動場所の一つにしておられる仲間には、珍しい植物などの在処に案内してもらったりして、おんぶに抱っこの観察会になった。ロクの出番は打ち上げ会場のファミレスに皆さんを案内するぐらいだったかな。
「赤き実を 福になぞらえ 七種に」