ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

冷え込み

               外気温はマイナス3℃

           室内気温ほぼ0℃

    甲賀のサスケ原酒「ひやおろし」なんてサスガ


 たぶん今朝は雪が積もっているだろうなあ?と真っ暗な外に目をやると、ひさしにうっすらと積もっているだけで、道路まで積もっている状態ではない。ただ気温はこの冬一番だろう!と思える冷え込みになっているのを、灯油ストーブの温度表示で確認できる。あとで外気温とともに室内気温も確認しておこう。
 今日はひとくらクラブで年末恒例のしめ縄作りが予定されている。我が家の車は冬用タイヤを装着していないので、雪が積もったり道路が凍結していれば走れない。お近くの方に乗せて頂くことになるが、スリップというリスクを内包している。義母が百一歳で天寿を全うしたということもあり、玄関にしめ縄を飾るのも憚られる。そんな事情もあるのであまり乗り気になれない、“行くべきか行かざるべきか” ハムレットの心境になっている。
 アクティブ・ロクがしばらく幽閉状態に甘んじている。旬の写真も撮れていない。雪でも積もれば新雪を踏みに近くの低山に足を伸ばしたいところだが、ニュースの編集という宿題を抱えている。早く解放されたいのに原稿がまだ届かない。


「凍て道を 早朝散歩の 犬と人」

大掃除が出来ない😞

         手持ちの藤沢作品「一茶」


 天気予報が数年に一度の寒波が押し寄せるとの情報を流すものだから、ひるんでしまって外出まで控えている有様だ。年末年始の暖房用として灯油も確保しておかなければならないと、道路の凍結前に車を走らせて食料とともに調達してきた。スーパーでは早くも迎春食材ばかりが並び、お目当ての鮮魚類が影を消し、わずかばかりの大衆魚をゲットできただけである。まさにギョギョギョ!と驚くばかりである。
 図書室で借りた本も読み切ったので、ついでに寄り道する。書棚を探すが高田郁の本も未読は見つからない。藤沢周平の「一茶」は以前に読んだものを、時間つぶしで繰り返し頁を繰った流れで、彼の本なら間違いなかろうと探してみた。ところが在庫が殆どない。仕方なく目についたものを借りてきた。これも既読だったかもしれないのだが。
 さて、天気さえ良ければ外回りの窓洗いや換気扇の掃除をする予定を立てていたが、夜中に散らしたのかうっすらと雪がひさしに乗っている。それほどの冷え込みはなかったものの、これから寒波がやってくる前触れのような予感がする。子ども見守り隊の朝立ちも金曜日で終わり、年明けは11日からのスタートになる。何だか寒波を言い訳に怠惰な年の瀬になりそうだ。
 今日は支部ニュースの編集作業に明け暮れることになるが、あとは主夫業と決め込み、手の込んだ料理で頑張ろうかなどと思案している。


「今日もだめ 寒波口実 大掃除」

パソコン退院

       ヒイラギモチ・ビナンカズラ・ピラカンサ・センリョウ


 僕が山の案内途中に脳梗塞で倒れ、病院に運び込まれて入院していた期間が1スパンともいうべき20日間だった。パソコンはそれを上回る30日間の入院だった。やっと電気店から退院してきて、昨日から使えるようになった。その間、動きの遅い古いパソコンでイライラしながらブログアップなどをこなしていた。救援会ニュースの新年号を編集しなければならない!とやきもきしながら退院を待ち望んでいた。立ち上げが早いと気持ちが良いし、作業時間も短縮できる。良いニュースが作れるような気がする編集長ロクである。
 堺市都市緑化センターを来年度のサークル訪問先に加えたいと、スタッフで下見してきた。四季折々の花が楽しめるように回廊形式で配置されているので、季節を問わずに訪ねられるというメリットがある。隣接する大仙公園と組み合わせると、例会としての変化を持たせることができる。桜の季節がお薦めのようだが、花見気分での観察会は避けたいと云う主宰者としての思いがある。いつ訪問するかはお楽しみに。
 別にクリスチャンではないのだが、クリスマスというのは何故か人々をウキウキさせてくれる。LINEにも楽しげな動画が送られてくる。夜は出歩かなくなったが、せめて電飾の代わりに赤い実でクリスマスを飾りたい。


「クリスマス 幸せ願いの 赤き実で」

つるとはな展

          菊芋チップスの燻製品はいまいちだった


 地域で一緒に「子ども見守り隊」として活動している仲間から「つるとはな展」に招待された。彼女は琵琶葉リース・えのころぐさリース・どんぐりリースなどを頂いた方で、自宅に工房を構え、教室までこなされておられる工芸品アーチストでもある。今回初めて寄せていただいたが、すでに5回目の蔓アーチストとのコラボ展だったとのこと。
 どちらかと言えばリース作りは得意分野の工作で、子どもたちに提供したり、公民館講座などで採り上げたこともあるが、若い女性作家の繊細さにはかなわない。作品群に触れてリース作りは若手に任そうと思った次第である。山歩き途中で手頃な蔓を見つけたら採取し、歩きながらリースにまとめて差し上げるぐらいにしておこう。
 個性豊かな蔓籠などに手作りドライフラワーなどをあしらって、自然からの贈り物として作品にまとめられているのは、流石だなぁ~と感心する。これからは材料提供者として命を終えた木の実などに、再び命を吹き込んでもらうのも意義あることかな。
 クリスマスを迎えるので鶏肉の燻製を作り、皆さんにお裾分けしようと朝から頑張った。ついでにホッケや菊芋チップスも燻してみた。菊芋の燻製は初めてだったので、まだまだ工夫がいる仕上がりだった。これから「これは旨い!」と言われるまで試してみたい。


「蔓と花 眠る山から 贈り物」

ナンジャモンジャ

              ナンジャモンジャの実

           ヒイラギモチ(クリスマスホーリー)


 なんとも珍しい名前に惹かれてサークルでも訪ね歩いた。植物名はヒトツバタゴと呼ばれ、世界でも北アメリカ1種とアジアの2種しか確認されていない。その内の1種が日本で自生している。長野・岐阜・愛知の限られたところに自生地があり、長崎県上対馬町の自生地は国の天然記念物に指定されている。鰐浦湾一帯の自生地では花期に斜面が真っ白になるので、海面に映る姿からウミテラシの別名で呼ばれている。津島を走り回ったが、知らなかったせいもあり気付かなかったのが残念でならない。もう津島まで車を走らす気力はない。
 ナンジャモンジャは公園樹として植栽されているので、公園を巡り歩いたが実まで追かけることはしなかった。たまたま立ち寄った堺市都市緑化センターにアメリカヒトツバタゴが実を付けているのに出くわせた。ムクノキと同じような実が地面に落下している。仲間が止めるのも聴かずに味見してみた。味までがムクの実に似ている。可食かどうか調べなければと好奇心の虫が走る。
 一般的にクリスマスホーリーとも言われるヒイラギモチが鮮やかな実を付けて、サンタさんを待っているようだ。それに負けじとクロガネモチも真っ赤な実を付けている。緑と赤の2色効果でサンタさんではなく小鳥たちを呼んでいるが、どうやら黒い実を食べつくした後に、食べるものが少なくなってからの餌になるのだろう。


「赤と黒 栄枯盛衰 冬うらら」