ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

雨の日補講

             今日から寒くなるぞ!の予感


 パソコンの調子がいまいちなので朝から時間に追われて、結局、子どもの見守り隊の朝立ちも出来なかった。本降りの雨だから子どもたちは徒歩通学はしていなかっただろうと、自らの気持ちを免罪する。
 動画再生の補講授業だから、雨を押して駆けつけることもないのだが、テーマが「グリーンランドの自然環境と先住民族」・「身近なウイルス学の世界」という2講座だったので、これは聞き逃すわけには行かないと教室に駆けつけた。雨の影響か聴講生の姿は疎らである。一気にモチベーションがダウンする。2ヶ月前の講座の動画を一方的に観るだけで質問も出来ない。やはり勉強は対面授業でなけばと現役学生たちの苦悩が理解できる。高知大学教授の長崎慶三先生がウイルス学入門書を6月に出版された。「Dr.ニャガサキのゆるふわウイルス入門」は読んでみたいと思っている。
 講座内容は公開しないようにと言うことなので感想も控えておくが、アウトプット出来ない講座なら学習の意味をなさないので、来年度からはたぶん受講しないだろう。


「極北の 便りにこころ 凍りつき」

榧蘭(カヤラン)蜘蛛蘭(クモラン)

 

            カヤラン

                  クモラン

              カラタチバナ(百両)

            もうすぐサンタさんもやって来る


 今朝もパソコンが動いてくれない。1時間あまりかけてやっと立ち上がった状態である。朝立ちの時間も迫ってきたし、自然学講座にも出掛けなければならない。朝食を採れる間があるだろうか。
 珍しい着生植物の蘭2種の紹介に留めておく。カヤランは以前にも紹介した着生ランで、杉についていた観察観察に出掛けたことがある。今回はモミの木に着生していた。扁平な葉がカヤに似ていると言うことで名付けられた。こちらは花も咲かせるので、マニアにも人気のあるランの一種である。
 一方、クモランは余り目立たないので知る人ぞ知ると言う、マニアックなランである。一応花を咲かせるらしいが、目立たないので見返りもされない。と言うより知らなければ通り過ぎてしまう日陰者である。葉を持たずに蜘蛛のように伸びているのは気根らしい。何を隠そう僕も始めて観察出来た植物である。


「貴重蘭 モミジの赤に 見捨てられ」

紅葉たけなわの神戸森林植物園


 準地元と言うべき箕面はモミジの名所として名高い。基本的にはイロハモミジが中心なので「紅葉狩り」にはもってこいなのだが、自然観察サークルの訪問地としては物足りない。紅葉の隠れた穴場としてたびたび訪問してきたのは京都植物園。ここなら他の植物観察もできるのでサークルとしては打って付けである。でも毎年同じところでは芸がない。ほしだ園地「星のブランコ」から見下ろす紅葉も捨てがたい。以上が過去に訪問した観察地だった。
 今回はアクセスが少し不便な神戸森林植物園にした。アジサイの時期に訪ねたこともあるが、紅葉目的で訪ねたことはなかった。テーマとして野鳥観察も組み込んでいたが、あまりの美しさに小鳥探しまで目が回らなかった。参加者全員から「まあ綺麗~!」と幾たび感嘆の声が上がったことだろう。冬のソナタのヨンさんが年老いてロクさんになってしまったが「この錦秋を何と表現すれば良いのだろう?僕にはその言葉が見つからない!」とつぶやく。ハナノキの紅葉も観たかったが、殆ど散ってしまい水面をピンクに染めていた。メグスリノキなどもあり微妙な色合いの違いなどつぶさに愉しめた。知識のなかではカエデ科の筈だったのに、ムクロジ科に再分類されていることも知ることが出来た。
 ドウダンツツジの赤がひときわ目立つ。赤い葉っぱを押しのけるように実らしきものが付いている。色々と報告したいことがあるが、何はともあれ紅葉画像を紹介したい。


「もみじ葉の 水面に散って なお赤し」

ビーバームーンの部分月食🌔

         ビーバームーンが顔を出すまでと金星の輝き

               西に沈む今朝の満月

          湖西のメタセコイア並木に及ばないが


 小春日和が続くなかトンボのメガネ例会は紅葉たけなわの神戸森林植物園まで行ってきた。テレビでも紅葉のベストスポットと紹介されたので、平日というのにかなりの人出である。集合駅に来られたメンバーには、植物園からの送迎バスに積み残しなく乗って頂きたいので、バス乗り場に並んで貰うことにする。コロナが今のところ下げ止まりで安定しているから良いものの、そんなに乗せるのと言うぐらいぎゅうぎゅう詰めである。甚だしい程の密である。園内はマイカーや団体バスで来られている客などで、何時もの森林植物園の静かさはない。あらかじめ散策コースを設定していたので、今回は紅葉狩り中心に楽しんできた。観察画像は明日に回したい。
 昨夜は「ほぼ皆既月食」と言われる部分月食が観察出来ると言うので、帰路を急いだ。天気は上々である。ところが山の端から月が昇るので18時前のクライマックスが観られない。11月の月の出はかなり北に寄っているので見落としたかも知れない。「ほぼ皆既月食」を観察出来なかったが、ビーバームーンに辿り着く過程の「食」は観察出来たので良しとしたい。今朝も西に沈む満月を観られたので満足である。
 ビーバームーンとは、アメリカの先住民がビーバーの毛皮を確保するために、湖沼地の凍結前に罠を仕掛けたことに由来するらしい。日本の「霜月」に相当する「フロスト(霜)ムーン」とも呼ばれている。日本名で紹介したかったが「ウルフムーン」を皮切りに時々の満月をアメリカ呼称で紹介してきた経緯があったので、今年はその流れを踏襲していく。


「霜月に 朝な夕なと 愛でる月」

飲むか飲まないか、ワインかビールか、雲か煙か


 18日続けた休肝の結果が数値となって出てきた。医者としては満足できないようだが、ロク的には満足いく値だった。休肝の成果が出なかったら飲み続けようと決めていた。ところが少しΓーGTPが下がってきた。基準値が16-73以内になっているのだが、昨年末には278だったのが、247~204~175と下降傾向を示し、今回は154だった。
 飲むべきか飲まざるべきか悩ましいところだが、決断する時期が悪くボジョレヌーボーの日と重なってしまった。毎年友人からワインの新酒が届けられる日である。今回は1日前にデパートに行かれらたらしいが、木曜日でなければ販売できないと断られたとのこと。仕方なくビールに変えられた。ロクとしては拘りがないのでビールでもありがたく頂く。何時もは第3のビールだから一番搾りやスーパードライなど頂くと、貴族になった気がする。
 妻は山歩き、ロクは病院!嫌でも買い物部長を仰せつかる。解禁記念日と銘打って贅沢しよう。ビールとお酒に合う料理として、活けの鯛と鰹のたたき、鱈の白子などを買い求めた。久し振りの板さんぶりを発揮して美味しくビールと酒を頂いた。
 山に囲まれているので、朝立ち時の景色が替わって行くのを観るもの楽しみの一つになっている。山麓に雲か煙かが漂っている。子どもたちに雲かな、煙かな?と声をかける。ほんのひとときの言葉が心に留れば嬉しいのだが。


「記念日は 小鍋仕立ての 鱈白子」