6san-activelifeのブログ

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

木槿の仲間

             薬効が一番という白花ムクゲ

            ムクゲにによく似たフヨウたち

               海浜植物のハマボウ

           ハイビスカス原種


 一昨日紹介したキキョウと並んで万葉集に詠まれている朝貌は木槿ではと言う説もあるムクゲです。アオイ科フヨウ属の花に出合うと必ずと言っていいほど花弁の味見をします。殆どが花オクラと同じようにヌメリがあります。特にムクゲは薬草として認知され、木槿花と言う生薬名です。白花が良いとされていますが、基本的にはどれでも同じ薬効があるようです。
 今日から上高地へ出掛けます。観察会です。どんな植物が待っていてくれるか興味津々ですが、とにかく朝が早く、帰りも遅いうと言う、踏んだり蹴ったりの1泊2日の小旅行です。明後日にはその様子が報告できるはずです。行ってきま~す。


「朝咲いて 夕べに閉じし 木槿花」

蓮と睡蓮と昆虫

              昆虫博士:藤崎先生

            驚異の進化:甲殻類から昆虫に!


 来月初めにトンボのメガネ例会でハス観察会を計画しているが、今年は異常気象で例年よりも開花が早まっている。年間計画として企画しているので予定が変えられない。昨日も下見で、朝から肌を刺す陽射しの中、長居植物園にハスの開花状態を確認して来た。先日の豪雨でハスが水没し、泥を被った様子が生々しく残っている。それに負けずに元気よく花を咲かせているが、8月まではもたないようである。スイレンは浮草で葉を水面に漂わせているので、豪雨の被害をあまり受けなかったように見受けられる。本番時にどうなっているかお楽しみに。
 午後からは地球環境自然学の講義で、京大名誉教授の藤崎憲治先生の「昆虫ミニティクス:驚異の生理・形態・生態から学ぶ」だった。昆虫少年がそのまま進化せずに大人になったような方で、昆虫の生態など話される時には如何にも楽しげな雰囲気で、ついついこちらまでが昆虫童子になってしまう。何の対価も求めずに研究された結果が、今日の科学に大きく寄与している話には、ただただ頭が下がるばかりだ。


「白蓮の 紅注すほどに なお白く」

桔梗

              開花直前のキキョウ

          北海道アポイ岳に自生するアポイギキョウ

              秋先取りのカワラナデシコ


 最近は野原であまり見かけなくなったキキョウが咲き出している。秋の七草だが7月頃から咲き出すので、夏の花のイメージが強いが、秋を一番に感じさせてくれる花色である。もちろん季語は秋である。加賀千代女の句に「桔梗の花 咲く時ぽんと 言ひそうな」と云うのがあり、開花前の形が風船のように膨らんでいる様子を詠んだ句である。同じ様にカワラナデシコもこの時期には咲いている。キキョウは昔から好まれていたので家紋などにも使われている。和歌に詠み込まれたり、日本画のモチーフとしても好まれている。万葉集に登場する「朝貌」はムクゲ説、キキョウ説に分かれたが、キキョウと云う事に収まった。
 韓国では桔梗の根を食用にするらしいが、咳・痰の生薬になるので日本では大量に中国・韓国から生薬「桔梗根」を輸入している。手折ると乳白色の液が出るがウルシかぶれに効くらしい。
 変わったところでは、蟻が花をかじると、花が持つアントシアニンに蟻酸が反応して赤くなるらしい。それを古来の人は「蟻の火吹き」と言ったらしい。一度観てみたい現象だ。


「紅くなる 桔梗の妙に 出合いたし」