アマチャの蕾
ムラサキ発芽
フジバカマ
マユミの蕾
台風2号が永らく洋上に居座っていたので、太平洋高気圧が押し上げられ晴天が続いていた。ここへ来てやっと平常の気圧配置に戻ったようだ。その借りを取り返すとばかりに2日続きの雨になってしまった。植物たちにとっては待ち望んだ慈雨である。花壇や植木鉢に水をやるという習慣があまりないので、我が家の植物たちはお天気次第という過酷な環境下に置かれている。
植木鉢に植えてある絶滅危惧種のムラサキも昨年の枯れ草だけで、なかなか芽を出してくれないので心配していた。他の植物より発芽時期が遅いのかも知れないが、やっと芽を出してくれたので一安心である。このムラサキは某薬科大学から譲り受けた物で、手入れこそしないが大切に見守っているつもりだ。
アジサイ仲間のアマチャも蕾を付けだし、雨を喜んでいるようだ。昨年頂いたフジバカマも根付いてくれ大きくなってきた。もともとが野生種なので力強い。マユミも花を咲かせるべく線香花火のような蕾をたくさんつけている。
慈雨などと言っているが、本心は出歩きたくてうずうずしている。ステイホームのためには「善し」としなければならないだろう。都会への客足が減る一助になれば良いか。
「百歳の 義母は達者か 菜種梅雨」