6san-activelifeのブログ

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

楤の木

 春に新芽を摘まれた後もしっかり枝を張り、花を咲かせる時期になったタラノキです。小さな花ですが花序は目立ちます。ルーペでみると萼片・花弁・雄しべ・花柱などいずれもが5の数で構成されています。ウコギ科でウドに似ているのでウドモドキとかキウドとも呼ばれています。好き嫌いの問題もありますが、タラノキの方が有用だと思うので、反対にウドの事をタラモドキと云ったらいいと思うのですが。
 以前にも民間薬で紹介していますが、タラノキはタラ根皮と云って健胃、整腸、強壮、胃がん、糖尿病などに優れた薬効があり、古くから民間で使われて来ました。樹皮や棘にも同じ薬効があるようですが根皮ほどではないようです。山菜の王者であるとともに薬草の王者でもあるのです。既に奈良時代から高級野菜の扱いを受けていたようです。


「塊の 小花弾いて 天高し」


過去へのご招待3

[201] オオイヌノフグリ [PC]  2011/02/27 08:19:03    [削除]


   10日ほど前にようやくオオイヌノフグリが咲き始めました。しばらくすると季節は一気に春の陽気になり、まるで土手道の陽だまりを独占するごとくに咲き誇っていました。さながら宝石を散りばめたように。それにつけても可哀想なネーミングです。多分、可憐な名前で呼ばれている地方名もありそうですが。
 まだ虫たちもあまり飛ばない季節なので虫媒出来ないこともあり、1日の終わりには自花受粉できるように、雄しべが雌しべに付く状態で花を閉じ、子孫を残す戦略をとっています。


「青空に 負けじと開く いぬふぐり」


[202] 蕗の薹 [PC]  2011/02/28 07:32:47    [削除]


   散歩コースに男たちのたまり場があります。椎茸の菌打ちをしたり、薪を割ったりしておられる場所で、ドラム缶には何時も火が絶えません。散歩途中、お仲間に入れてもらいドラム缶を囲んで世間話などをして帰ります。
 農家の方が蕗の薹を摘んでこられて「こんなもの食べますか?」と持ってきて下さいました。散歩中に蕗の薹をまだ探し当てていないので「蕗の薹には目が無いのです。」と喜んで頂いて帰りました。蕗の薹に「目」があれば驚きですが……。


「蕗味噌を 今か今かと 友の待ち」


[203] 田均し [PC]  2011/03/01 07:31:52    [削除]


   冬の間は農家の方も田んぼには出ませんが、穏やかになってくると農機具を持ちだして、田んぼの手当てを始めます。田を鋤いたり、均して水を張ったりします。そうした準備作業は昔からの習わしです。「田打ち」「田返し」「田鋤き」「田均し」などと呼ばれています。
 賢いカラスや小鳥たちは、掘り返された土の中から出てくる幼虫や種を啄んでいます。人間と上手く共生しています。田んぼを子々孫々まで残したいものです。計り知れない恩恵を生物全体にもたらしてくれていますので。


「畦青み お父出番の 耕運機」


[204] 蟹・カニ・かに [PC]  2011/03/02 16:53:42    [削除]


   毎年、丹後半島の伊根町へ蟹の観察会に出かけていますが、今シーズンは行っていないことに気づき、友達と3人で行ってきました。年に1度の贅沢です。グループの仲間たちと行けなかったのが少し心残りです。
 宿の人の話では今年は豪雪で大変だったようです。確かに道端には雪がたくさん残っていました。今朝もみぞれが降り、今晩からの雪を予言しているようです。


「4時間も わき目も振らず 松葉ガニ」


[205] 雛人形 [PC]  2011/03/03 07:44:42    [削除]


   伊根町老舗旅館の「玄関の間」には御殿入りの雛人形が飾ってあり、立派なものだと感心しました。
 女は幾つになってもひな人形を飾りたいものらしいです。出す時はいいのですが、仕舞う時のことを考えるとついつい億劫になり、最近は色々と口実を設けて日の目を見ません。今日は白酒の用意はないので、焼酎のお湯割りでも頂くとしましょうか。 


「旅の宿 雛直々の お出迎え」


 [206] 工作雛 [PC]  2011/03/04 06:36:35    [削除]


   朝から雪が降りしきり、足止めを食らわされたので、雛人形を作りました。以前、干支のウサギをセンダンの枝で作りましたが、今回も同じ材料を使いました。センダンと云っても「栴檀は双葉より芳し」とは全く異なる中高木の樹で、河原などに自生しています。
 仲間のアイデアから少し変えたロクさんバージョンの雛人形は、お見舞いの時に差し上げたところ、笑って頂き、気分ほぐしに一定の効果がありました。


「色気雛 胸をはだけて 友見舞い」


 [207] 除雪車待機中 [PC]  2011/03/05 07:19:21    [削除]


   一気に春の足音が聞こえて、今年はこれで仕事納めかと、除雪車が駐車していました。ところが4日ほど前からまたまた大雪注意報が出るぐらい、京都府北部は毎日雪になっています。
 我が能勢でも2日から毎日雪が降っています。能勢がなぜ大阪なの?と思う位置関係にあります。「大阪のてっぺん」地理的にも歴史的にも京都に近いのですが。


「白き田を 自慢したくなり おらが春」


[208] 腕をあげました [PC]  2011/03/06 08:04:15    [削除]


   男の料理教室も回を重ねるごとに、だんだん上達しているようです。今まで使ったことがなかった包丁も皆さん上手く使いこなすようになりました。切り方なども名前を見て判るようになってきました。
 今日の献立は親子丼・蕗の薹天ぷら・もやしのかき揚げ・白菜温サラダ・味噌汁とデザートはリンゴを使ったケーキ、さらに大学芋とポップコーン、盛りだくさんです。1か月のダイエットが、この1日で元に戻ってしまうのが気になるところです。


「蕗の薹 主役の座を 奪いたり」


[209] 草萌える [PC]  2011/03/07 07:34:09    [削除]


   季節は着実に進んでいます。昨日は啓蟄、蛇が日光浴をしているのに出くわしました。カメラを向けましたが逃げられてしまいました。気の早いタンポポのロゼットからは小さな花が咲きだしています。蕗の薹も沢山出始めていることでしょう。今日あたり蕗の薹採取に出かければいいのですが、少し旅に出ますので、帰ってからの楽しみにとっておきましょう。
 学童が傘を差しながら集団で通り過ぎるのを窓から眺めています。田んぼに降る雨が若みどりを引き立てています。まさに草萌ゆ季節になりました。


「傘の花 児らそれぞれに 春の雨」


[210] 虹の彼方に [PC]  2011/03/12 23:16:41    [削除]


   大変な時に遭遇しました。帰りの飛行機が成田や羽田に着陸出来ないことになり、とりあえず札幌の新千歳空港まで行きました。2時間ほど機内で待機しましたが、状況が変わらず翌日まで待機することになりました。我々の大変さとは比べ物にならない事態が起こっていることを、時間の経過とともに認識する結果になりました。
 旅の途中で立ち寄ったお店のマダムが、虹を見て「今日はいいことがありそうね、今生きていることが何よりもいいことでしょ!」命の大切さを旅先で教わりました。


「常夏は 夢だったのか 合掌す」


[211] 朝のワイキキビーチ [PC]  2011/03/13 07:37:10    [削除]


   日本全土を恐怖の渦に巻き込んだ海、脳天気に朝のワイキキの渚を散歩をしていました。普段は穏やかな顔を見せている海も、牙を剥くと恐ろしいことになります。今回ほどその落差を実感させられたことはありません。
 昨日は帰宅してからテレビに釘付け状態です。恐ろしさが伝わり、神経まで昂っていました。連絡が取れない方々が、無事で避難されたことを祈るばかりです。


「仮面着て 渚漂う 春の海」


[212] 落日
(陽はまた昇る) [PC]  2011/03/14 07:18:44    [削除]


   能勢からバス1台を仕立て、奈良までコーラスを聴きに行きました。32年間の活動実績がある、レベルの高い女声合唱団です。謳われたのは馴染みのあるフォスター・シューベルトなどでしたが、観客席はレクイエムを聴く思いで心に沁み込みました。
 テレビを観るのが辛くなっているこの頃です。被災者の方々に「陽はまた昇る!」と思って頂けたら救われるのですが。


「鎮魂の 明けぬ夜なし 春何処」


[213] 餌台のヒヨドリ [PC]  2011/03/15 07:41:48    [削除]


   メジロやヒヨドリが枇杷の木に集まって来て花の蜜を吸っていますが、観察したり写真を撮ったりするには、葉が茂っているので至難の業です。餌台におびき出してじっくり観察をしたいと目論んでいます。餌台に集まる小鳥たちを待ちますが、やってくるのはヒヨドリばかりです。柑橘類を置いていますがきれいに平らげていきます。時たま跡形もなくなっているのはカラスのせいかもしれません。
 初冬のピーピーと啼くヒヨドリはお馴染みですが、春になると変わった啼き方で仲間と交信しているようです。
「羽繕い 啼き声高く 鵯の春」


[214] アセビ満開 [PC]  2011/03/16 08:14:17    [削除]


   家でテレビを見ていると辛くなるので、フキノトウ探しを兼ねた散歩に出かけました。アセビが満開で、吹く風に揺れている様はまるでベルのよう。鐘の音が聞こえてきそうです。
 福寿草も田んぼの土手に満開で、春の日差しを受けて光り輝いていました。鶯が鳴き、イワツバメまで来ているのには驚きです。一気に春が押し寄せてきました。


「鐘の音が 陸奥までと 馬酔木揺れ」


[215] キツネノカミソリ [PC]  2011/03/17 07:27:17    [削除]


   キツネノカミソリは夏に咲く花で、観察会で仲間たちと訪ねたことがあります。意外と観察できていないのが、早春に葉を茂らすということです。名前の由来になっているカミソリは、他の植物よりいち早く出てくる葉っぱが剃刀の刃に似ているからです。なぜ狐なのか調べてみたいと思います。他の植物よりも戦略が狡猾だからでしょうか。
 同じヒガンバナ科のマンジュシャゲも花と葉の時期をずらしています。他の植物が休眠中に、しっかりと根茎を太らせる。これが彼らの戦略でしょうね。


「剃刀で 切られるような 寒さかな」


[216] 彼岸の雪 [PC]  2011/03/18 07:32:16    [削除]


   暑さ寒さも彼岸までと云われていますが、この3日間ほど毎日雪が降っています。今日から彼岸の入りですが、今朝も田んぼが真っ白です。被災地で避難されておられる方々の寒さが実感できます。
 雪の積もった田んぼには、鹿が歩いた跡がくっきり残っています。毎夜中に若葉を食べに来ているようです。田均しした田んぼの足跡は一直線に横切り、手当てしていない田んぼで若葉を食べているだろう様子が手にとるように判ります。動物たちの営みにあれやこれやと思いを馳せています。


「鹿の跳ね 画布に一筋 彼岸雪」


[217] 気流苗 [PC]  2011/03/19 07:37:38    [削除]


   服部緑地公園に風変わりなオブジェが植わっています。気流苗と呼ばれて公園に来た人の目を引いています。1万本の苗を植える計画が、26日から始まるということです。
「風を植えたことがありますか?」とのキャッチコピーで植え付け参加を呼び掛けています。プロジェクトの意図するところは、風を視覚で見てもらいたいと云うことです。春にふさわしい取り組みです。


「春風に 義捐金と 夢乗せて」


[218] 害獣駆除 [PC]  2011/03/20 07:22:46    [削除]


   里山の農家はこれからだんだんと忙しくなります。今まで冬の寒さに耐えていた雑草が一気に芽吹きだし、畑を占領して植え付けの邪魔をします。雑草との戦いは日本の農家の宿命です。食の安全を考えた時、除草剤は控えたいのが人情です。
 近年、害獣被害が増えてきているのが農家の悩みです。シカとイノシシ被害は後を絶ちませんが、それに加えてアライグマやヌートリアが増え続け、農作物を荒らしまわっています。ホモサピエンスが蒔いた種ですが。


「猫柳 長けて大きく ネコジャラシ」(川柳)


[219] リュウキンカ [PC]  2011/03/21 08:33:35    [削除]


   何年か前、散歩途中の土手に咲いていたリュウキンカを持ち帰りました。毎年咲いてくれます。株が大きくなり我が物顔で小さな花壇を占領します。陽が陰ると閉じてしまいます。花弁と思っていましたが萼片とのことです。
 キンポウゲ科特有の艶を持ち虫たちにアッピールしています。福寿草と同じような戦略だと推測できます。
総じて春の花は黄色が主役ですね。虫たちに目立つのかもしれません。


「雨の朝 ためらいがちの 立金花」


[220] シロツメクサ [PC]  2011/03/22 06:22:23    [削除]


   お馴染みのクローバーです。タンポポと同じぐらいに、子どものころから親しまれてきた植物です。四つ葉のクローバーを必死で探したり、女の子は首飾りを編んだりした思い出があることでしょう。
 シロツメクサは江戸時代にガラスの緩衝材として持ち込まれたので、詰草の名が付けられました。ムラサキツメクサは明治になってから、牧草として持ち込んだものが拡がりました。どちらも飼料以外に畑の肥しとして有用な植物です。


「詰草が 雨の真珠を 纏い待つ」


[221] 毘沙門天 [PC]  2011/03/23 08:10:39    [削除]


   久し振りの「花曜日」ハイキングで大文字山に行ってきました。今回は山科の毘沙門堂から入って行くコースで、初めてのルートでした。2時間で大文字山頂上に到着できる易しいコースで、京都を見下ろす火床での眺望は疲れを忘れさせてくれます。銀閣寺に降り、哲学の道から南禅寺を経て知恩院に行き、河原町までの約13キロの長い歩きになりました。まもなく春爛漫を予感させる芽吹きが山を覆っていました。
 毘沙門天は北方世界を守護する神、東北に幸あれと祈らずにはおられません。この思い届くかな。


「階段に 雨を残して 春陽さす」


[222] 今が盛りの梅 [PC]  2011/03/24 08:16:19    [削除]


   巷では桜の開花便りが聞かれるようになりましたが、大阪のてっぺん能勢ではやっと梅が盛りを迎えました。今日も寒の戻りで外は氷点下です。霜が降り、まだストーブを手放せません。あまり温く温くとしているのが被災地の方に申し訳ないので、直ぐに消してしまいます。
 寒い能勢ですが住宅は余っています。ぜひ能勢に来て下さい。行政からのいち早い呼びかけが欲しいものです。


「鶯の まだかまだかと 急かす声」 


[223] 紙芝居 [PC]  2011/03/25 07:02:31    [削除]


   終業式を終え、町内の小中高が一堂に会して、学校支援の成果報告会が持たれました。我々学校支援ボランティアも招かれて、1年間の様々な取り組みが紹介されました。
 目玉は何と言っても「紙芝居」、ヤッサン一座の若手演者が、創作紙芝居をたくさん披露してくれました。子どもたちにテーマを与えて数枚でまとめたもの。絵は稚拙ですが、内容は笑いを誘います。日本は云うに及ばず、世界中に「紙芝居」を紹介されている経験など、目からウロコの口演でした。


「廃墟にも 春の笑いを 届けたし」


[224] つくしんぼ [PC]  2011/03/26 07:53:04    [削除]


   一歩外へ出ると春がいたるところで見受けられます。でもこの寒さは何でしょうか。昨日は氷点下3度、今朝は雪が降りしきっています。見る間に田んぼは真っ白になって行きます。色と音を消し去りモノトーンの世界です。
 今年も異常気象が続くのでしょうか、そんな予感がするこの頃です。例年なら彼岸の中日が過ぎると暖かくなってくるのですが。


「山里に 生きる喜び 土筆かな」


[225] トサミズキ [PC]  2011/03/27 07:52:42    [削除]


   春をいち早く告げてくれる木本のマンサク仲間に○○ミズキがあります。トサミズキ・ヒュウガミズキが有名ですが、他にコウヤミズキ・キリシマミズキがあり覚えるのが大変です。花が小さいのがヒュウガミズキだという位しか覚えられません。果たしてこの花がトサミズキかどうかは自信がありません。


「だんだんに 青葉若葉の 拡がりて」


[226] 鯱鉾 [PC]  2011/03/28 06:40:45    [削除]


   池田をそぞろ歩きしている時、寺の境内で、古い鯱鉾(しゃちほこ)とか鬼瓦などが並んでいました。歴史的建造物を見学する時、鬼瓦とかの役瓦に興味ありますが、目の前で見られる機会は少ないものです。特に鯱鉾とか鴟尾(しび)は屋根の一番上にあるので尚更です。
 鯱鉾は魚の形をしていますが、顔は虎と云われています。もちろん架空の動物です。名古屋城の金の鯱鉾は余りにも有名です。火災の際には口から水を出し火を消す、との言い伝えがある木造建築の守り神です。福島原発には通用しません。


「寒戻り 路傍に晒され 古き屋根」


[227] 蕾膨らむ [PC]  2011/03/29 07:16:34    [削除]


   桜の開花が始まっているというニュースが聞かれるようになりました。復興へ向けた人々の力強さと相まって、やっと気持ちも春を感じられるようになってきました。支援の輪がいたるところで開花しているのも嬉しいニュースです。東北の球児たちにもエールを送りたい。
 経済効率重視から、スローな生活を取り戻すチャンスだと前向きに考えたいものです。過度な照明ももう御免です。月の明かりが嬉しくなるような日本になってほしいものです。


「疏水端 一気に春を 連れにけり」


[228] 野仏 [PC]  2011/03/30 07:17:45    [削除]


   定点自然観察会の下見に行った途中で、なんとも素朴な野仏に出会いました。ペットボトルの花立ては壊れたままで、誰にも気付かれずに斜面に横たわっていました。とりあえず周りだけ掃除してさよならをしました。昔の旅人はお地蔵さんとか道祖神に随分と癒されたことでしょう。一本松などにも同じような意味合いがあっただろうな、と勝手な想像をしながらの小さな旅でした。


「野仏が 肩寄せ合いて いぬふぐり」


[229] スズメノヤリ [PC]  2011/03/31 06:49:49    [削除]


   イネ科の植物は総じて大きく、雑草として嫌われ者のきらいがあります。花が目立たないのも一因しているのでしょう。イネ科の中で雀を冠する植物は小さくて目立ちません。つい見過ごしてしまいがちです。(イネ科ではなくイグサ科の間違い!)
 観察途中でスズメノヤリに花が咲いているのに出くわしました。初めての出遭いです。なんとも可愛く、アップで写真を撮りましたが、全部ピンボケになってしまいました。接写は拙者には無理かな。


「石垣に 毛槍の揺れて 雀花」


[230] 万愚節
(4月馬鹿) [PC]  2011/04/01 07:23:01    [削除]


   今日はエイプリルフール(4月馬鹿)。英語でオールフールデイ、俳句では万愚節。でも日本には根付いていないようです。日本人の文化に馴染まなかったようですね。落語家以外はユーモアセンスに欠けている感じがします。それが日本人の美徳でもあったのでしょう。「男は黙ってサッポロビール」の世界です。ちょうどこの時期ボケの花が咲き誇っていますので、4月馬鹿(ボケ)に使わせてもらいました。
 先日の被災が嘘であってほしいと思いたい気持ちですが、まぎれもない現実です。出来るところで支援したいものです。


「生き抜きて 真残せと 万愚節」


[231] 梅一輪 [PC]  2011/04/02 07:02:53    [削除]


   一気に春の陽気になりました。服部緑地公園には桜がちらほら咲きだしています。梅林ではほとんどの梅が散ってしまい、わずかに一輪幹にへばりついていました。梅一輪と云うと早春のイメージですが、この梅は残り梅でまさに季節は春本番。ソメイヨシノにバトンタッチすべく頑張っているようです。


「公園に 幼子の声 残り梅」


[232] コブシ [PC]  2011/04/03 07:06:49    [削除]


   公園のコブシが春の盛りを告げています。木々たちは花の時期に自己主張をしているようです。山桜なども花が咲いてやっと人目につきます。西日本では野生のコブシになかなか出会えません。普通は公園とか庭に好んで植えられています。山に咲いているのは殆どがタムシバです。これの匂いと素朴さがまたいい。
 公園では新学期が始まる前で、家族連れが沢山遊んでいます。なんとも微笑ましい光景です。


「辛夷咲き なんだかとても 背伸びする」


[233] ハナカイドウ [PC]  2011/04/04 06:39:26    [削除]


   可愛い蕾をいっぱいつけた木で、ハナカイドウと知りました。ちょうど今からが私の季節とばかりに花を咲かせ始めていました。自生で植わっているのを見たことがないので、帰ってから調べてみました。中国原産で庭木として入ってきたものと思います。
 桜と同じバラ科でリンゴ属に分けられています。が雄しべが退化して余り結実しないようです。食べられるのかな?それが気になるロクさんでした。


「花冷えに 人もつぼみに なりにけり」


[234] ハシボソガラス [PC]  2011/04/05 07:13:54    [削除]


   小憎たらしいカラスですが、観察していると可愛い仕草をします。賢い部分も見せてくれます。人の荷物を虎視眈々と狙っており、隙があればチャッカリ持ち逃げします。人との会話を楽しんだりもして、公園で育っているカラスだなと感心します。
 都会のカラスはゴミをあさったりして害鳥扱いです。里山でも餌がなくなると農作物を失敬していきます。そんな悪賢いカラスですが何故か憎めません。


「水温み 波紋一つで 影の揺れ」


[235] 疏水の桜 [PC]  2011/04/06 06:52:02    [削除]


   山科の疏水にシニア自然大学で一緒に学んだ仲間と花を求めて行ってきました。アマチュア・カメラマンも沢山繰り出していました。桜は全体的には二分咲きと云ったところですが、菜の花も疏水端に植えられていて、まさに春爛漫の散歩コースでした。
 一昨日までの寒さはなく、穏やかな清明のもと、咲きだした桜の同定をしながらの観察会になりました。エドヒガン・オオシマザクラ・ヤマザクラ・そしてソメイヨシノなど色んな桜を楽しんできました。


「清明に 花色映し 流れけり」  


[236] エドヒガン [PC]  2011/04/07 07:47:03    [削除]


   お馴染みのエドヒガンです。云わずと知れたソメイヨシノの片親です。もう片方はオオシマザクラと云われています。山などに行くと結構エドヒガンに出遭えます。しかし、高木になるので公園に植えられたものの方が身近に観察できます。
 覚えやすい特徴は花の下(子房部)がぷっくりと膨らんでいることです。自分の下腹部を見ているようで、なんとも愛しいものです。


「ぬる燗に 久しき仲間 桜染め」


[237] レンギョウ [PC]  2011/04/08 06:34:26    [削除]


   カメラ片手に散歩するのが楽しくなるような季節になりました。コースには色んな花が咲き誇っています。レンギョウは柳のように垂れ下がっているのが普通ですが、この分は枝を刈り込んであるので、株立ちのように立派な姿です。
 高村光太郎はレンギョウを愛したと云われていますが、妻智恵子のためだったのでしょうか?それとも妻に先立たれた悲しみをレンギョウによって慰められたのでしょうか。


「いたちはぜ 愛の香りを 風に乗せ」


[238] ハウチワカエデ [PC]  2011/04/09 07:11:04    [削除]


   服部の緑化植物園に行き、椿のレクチャを受けてきました。花形では一重咲き7種類と八重咲き9種類、花柄では斑入り5種類と絞りがら5種類、雄しべの付き方では7種類、葉の形状6種類、他に枝の違いなどで、品種はおびただしい数に登ります。それらの掛け合わせで世界には5000品種もあるらしいです。
 目からうろこの話では、武家の庭に椿がふさわしくない、と敬遠されたというのはまったく出鱈目で、好んで椿を愛でたと云うのが真相らしいです。「椿狂い」を鎮めるために「椿は縁起が悪い」との風評を流布させたらしいです。
 園内では植物たちが、慈雨を喜んでいるようでした。


「花の雨 色とりどりの 雫かな」


 [239] タムシバ満開 [PC]  2011/04/10 06:46:14    [削除]


   昨年は少なかったタムシバが、今年はこれでもかと云うぐらいに咲き、ハイカーの目を引きます。山道にはタムシバの花弁が、落ち葉の上に散りしきっています。コバノミツバツツジも色どりを添え、疲れを忘れさせてくれます。
 地元の山グループ例会、中山最高峰から大峰山に行き、武田尾に降りるコース。ゲスト参加もあり楽しく歩けた雨上がりの山道でした。


「遥かなる 山何処までも 春霞み」


[240] 猩々袴
(ショウジョウバカマ) [PC]  2011/04/11 07:42:50    [削除]


   散歩道にたくさんのショウジョウバカマが咲きだしました。名前の由来は能演目の「猩々」からだと云うことです。海中に住む架空の生き物で、酒好きの赤ら顔が猿に似ているという設定です。その花が猩々の顔で、葉っぱが袴に例えられたと云います。
 一昔前には知り合いの方の紹介で、よくお能を拝見したものです。酒飲みの猩々のことを知っていたら、ぜひ拝見しただろうと悔まれます。


「春盛り そっと日陰に 野の花も」


[241] カキドウシ [PC]  2011/04/12 06:52:57    [削除]


   カキドウシの花が可憐に咲いています。昔からゲンノショウコウと並んで生薬として利用されていました。垣通しと云うぐらい地面を這って拡がります。ロクさんはハーブ茶や野草の天ぷら材料として、毎年少しだけ頂いています。花が咲いた状態で薄衣を付けて揚げると、野草料理の引き立て役になります。
 野の花が豊かになってきました。散歩の速度が日増しに遅くなっていきます。道草です。つい立ち止まってカメラを向ける毎日です。


「野の花に カメラ構えし 春の風」


[242] 船坂谷道 [PC]  2011/04/13 07:47:46    [削除]


   月2回の「花曜日」ハイキングですが、昨日の歩きは堪えました。船坂から谷道を上流に向かってひたすら遡上、ガレ場や堰堤の登り降りの繰り返し。当初予定のコースから随分と遠くまで歩いてしまった。地図にも載っていない回り道コース、昼過ぎにようやく六甲縦走コースに合流して遅めの昼食。それからがまた大変、ゴールの宝塚まで12キロの道のり、いや恐れ入りました。「花曜日」を返上したいような山姥の集団でした。


「タムシバの 香りに酔いし 谷道か」 


[243] おたまじゃくし [PC]  2011/04/14 06:58:57    [削除]


   ビオトープの池にオタマジャクシがうようよと蠢いていました。春の陽が池に降り注ぎ、命の鼓動が聞こえてきそうです。消し去りたい記憶がよみがえってきます。
 子どもたちは両手ですくったり、ビニール袋に成果を自慢したりして、命を感触していました。帰りにはちゃんと池に戻し、一つ命の大切さを勉強しました。


「児らの声 右往左往の 蛙の子」


[244] 二輪草 [PC]  2011/04/15 06:40:16    [削除]


   何時もの買い物に行く道とは少し違ったコースを歩いてみました。目的は山菜のコゴミが出ているかを確認したかったからです。土曜日に山菜パーティーをするので、材料探しを兼ねた散歩です。今年は例年よりも木々の芽吹きが遅く、充てにしている山菜が手に入りません。コシアブラ・タカノツメ・タラの芽など小指の爪ほどしか出ていません。仕方ないので野草中心のメニューを考えます。
 余り人の歩かない里道で、ニリンソウが咲いているの出くわし、嬉しくなってしまいました。次なるはカタクリを見つけたいものです。


「二輪草 薄紅もあり 愛もあり」


[245] 桜と富士山 [PC]  2011/04/16 07:25:54    [削除]


   今日は「撮って置き写真」からです。余りにも定番ですが桜と富士山です。毎年桜を求めて東まで繰り出しています。桜の名所を兄が案内してくれるのです。この写真は弘法山からのものです。今年の東行きは桜に間に合いませんでした。
 桜は20日間楽しめるってご存知かな。蕾7日・咲いて7日・散って7日とラジオで言っていました。昨日からの雨で大分散ってしまいそうです。これからはサトザクラの出番です。


「うむうむと 富士見下ろして さくら狩り」


[246] 野の花爛漫 [PC]  2011/04/17 07:38:16    [削除]


   昨日は最後の花見を兼ねた山菜パティーを催しました。風が強かったので花弁が舞う中での宴です。ロケーションとしては最高の雰囲気。今年は遅くまで寒気が居座っていたので、木々の芽吹きが遅れ、山菜の類いが間に合いません。
 仕方なく野草中心の献立で対応しました。ノビルとカンゾウとウドの酢味噌和え、クレソンのナムル、タンポポのサラダ、カキドウシの天ぷら、クロモジのお茶とか、ヨモギのホットケーキなど、十何種類の野趣にあふれた野草に皆さん満足されたようです。
 野に出ると色んな花が咲き誇っています。写真俳句にとても紹介出来ないよ、と嬉しい悲鳴を上げているロクさんです。


「たまさかに 大玉もあり 野蒜掘り」


[247] アケビの
雄花・雌花 [PC]  2011/04/18 07:02:47    [削除]


   アケビのツルと新芽が出てきたなと思ったら、すでに花も一緒に連れてきていました。特徴のある花は一度覚えると、毎年心待ちするものです。雄花は花弁の中がボールのようになって、反対に雌花の花柱がバットのようです。花も雌花の方が大きいです。
「木の芽」と云ったら関西では山椒の芽で、関東ではタラの芽を云います。ところが越後ではアケビのことを言います。ツル状の新芽を山菜として親しんできたからでしょう。


「蒼天に 夢膨らませ 通草花」


[248] モクレン
(紫木蓮) [PC]  2011/04/19 06:32:28    [削除]


   モクレン科の大御所です。コブシやタムシバとの比較から、ハクモクレンの方が本家と思い込まれがちですが、紫の方がれっきとしたモクレン本家です。この科の花は全体的に大きく、香りが豊かです。
 大阪のてっぺん能勢では今が盛りです。蕾が力強く天に向かっています。生きる力に溢れていそうで、桜とは対照的です。


「大空に 何を描くか 紫木蓮」


[249] カタクリ [PC]  2011/04/20 08:30:18    [削除]


   自然の仲間でカタクリ観察会に行ってきました。天気が安定せずにすぐに雨が降ったり、霰まで降り出し我々をやきもきさせます。1箇所目は案の定、花は垂れ下がったままです。午後からは陽も差しだし、次の観察場所ではしっかり開いて我々を迎えくれました。
 ボランティアグループの保護活動でカタクリが復元しています。鹿避けネット設置と調査などの保護活動で、3年も経つと斜面は見事なカタクリの群生地に変わり、ハイカーを楽しませてくれます。


「写メールで 休みし友に カタクリを」 


[250] ヤブレガサ [PC]  2011/04/21 07:02:00    [削除]


   まだ食べてみたことのない山菜・野草が結構あります。ニリンソウやヤブレガサがそれで、採るに忍びないのです。何処にでもあると云うものなら遠慮せずに摘み取りますが、深山辺りに行かないと出逢えることが出来なくなっています。山野草ブームなどで物によっては盗掘されて絶滅に近いものまであります。そんな植物には涎を垂らしながら通り過ぎます。
 能勢ではやっとワラビが出てきました。数本摘んで帰り今日の味噌汁で頂きました。


「あられ降り 戸惑いがちの 破れ傘」


[251] ヒトリシズカ [PC]  2011/04/22 07:07:25    [削除]


   林内に咲くヒトリシズカは何とも清楚な感じがします。名前の由来は静御前の舞姿からとか。フタリシズカも同じような林内に育ちますが、こちらは静御前の亡霊とか。
 ロクさんは亡霊のフタリシズカより、清楚な中にも妖艶なヒトリシズカに魅せられます。花もさることながら輪生状の葉が、薄暗い林内に照り輝いているのが何ともいえません。


「雨上がり 一人静の 舞いを待ち」


[252] 江戸へ [PC]  2011/04/23 07:28:06    [削除]


   今日からしばらく江戸へ行ってきます。池波正太郎や山本一力の世界に浸るのが年1回の楽しみになっています。江戸でのロクさんは、ある時は湘南ボーイになったり、寅さんになったり、鬼平になったりします。深川や佃などには昔の面影が色濃く残っています。川魚料理や築地の鮓屋が今か今かと待っていてくれそうなそんな予感がします。


「菜種梅雨 背負って江戸へ 旅立ちぬ」


[253] がらんちょ [PC]  2011/04/26 22:29:21    [削除]


   藤沢市湘南台のお店で「がらんちょ」と云う魚に出遭いました。もちろん初めて目にするものだから、好奇心旺盛なロクさんとしては、何をおいても食べてみたいと兄を口説いて注文しました。さんまよりも少し大きめの魚で、骨切りがしてあります。関西のコノシロを細長くした感じです。顔は太刀魚の感じかな、少しいかつい感じです。あっさりした味ですが、別段旨いと云うほどの魚ではありません。
 何でも食べてみたいロクさんは、初物を食べて、また75日寿命が延びました。今まで幾度延びたことか。


「春の旅 暖簾をたたく 雨もあり」


[254] 亀戸大根 [PC]  2011/04/27 07:36:27    [削除]


   江戸案内人の兄は、何時もびっくりするような所に案内してくれます。池波正太郎の世界です。今回は亀戸まで「ぶっかけ飯」を食いに行くことになりました。「ぶっかけ飯」などと聞くと一膳めし屋の響きですが、着いてみると敷居の高そうな店構え。味噌仕立ての鍋には、名物の亀戸大根や生麩などが煮立っており、おひつの麦めしを椀に盛り、汁をたっぷりかけて頂くと云う食べ方です。
 寅さんになっているロクさんはワンコイン位を予想していましたがその4倍、とても「釣りはいらないよ!」とは言えませんでした。


「大根の 白さを売りて 藤垂れし」


[255] 亀戸天神の藤 [PC]  2011/04/28 06:53:39    [削除]


   下町亀戸の天神さんには大勢の参拝客が訪れています。藤を求めてこられるようです。藤棚が何箇所も設えてあり、少し早い藤見客です。カメラマンもベストアングルを探して右往左往しています。境内からは東京スカイツリーも望まれます。
 ロクさんは何時まで経ってもいい俳句が作れないので、菅公に上手くなるようにお願いしてきました。


「むらさきの 揺れて水面の 藤見かな」


[256] 銀寄接ぎ木 [PC]  2011/04/29 05:54:32    [削除]


   能勢は云わずと知れた栗の産地です。栗・炭・猪は三黒と云って地元の特産です。中でも銀寄栗は能勢の歌垣と云う所で作られたもので、今でも原木が残っています。そんな栗も立派な実を付けさせるには手入れが大変です。20年も経った木には洞が出来て弱ってしまいます。更新させるためには苗木を植えるか、接ぎ木にするかです。
 接ぎ木をしてある栗の木に出くわしました。今年ちゃんと合着して育つか、陸奥の復興と合わせて見守りたいと思っています。


「老木も 命つなぎし 芽吹きどき」


[257] 虫の目観察会 [PC]  2011/04/30 07:03:41    [削除]


   何時もお世話になっている服部緑地公園の春のイベントで、我々のグループは自然工作と植物観察を提供しました。今回の植物観察はルーペでミクロの世界を体験してもらうという趣向です。題して「虫の目で観察しよう!」
日ごろルーペなど使ったことがないのか、子どもたちは興味津々。驚くのは子どもばかりではなく、保護者の方も「へ~そうなんや」とミクロの世界を楽しんで頂きました。
 何時も思うことですが、工作や観察で、子供たちの生き生きと輝く姿に接すると、こちらまで元気をもらったようで、1日の疲れも吹き飛びます。


「蜜蜂の 羽音かき消す 児らの声」


[258] セイロン
ベンケイソウ [PC]  2011/05/01 06:54:38    [削除]


   今年の正月に石垣島で買ってきたセイロンベンケイソウ、肉厚の葉から芽が出てくると云うので、仲間たちにもお裾分けをしました。花の様子から灯篭草と呼ばれたり、ハカラメ(葉から芽)と云った別名もあります。
 随分と前に芽が出てきたよと皆さんから云われましたが、我が家の葉っぱは全然芽を出してくれませんでした。寒冷地の能勢では無理なんやと半ば諦めていたところ、数日前に芽を出してくれました。これからじっくり観察を続けます。


「好々爺 春の日差しに 葉から芽が」


[259] コバノ
ミツバツツジ [PC]  2011/05/02 06:35:59    [削除]


   桜の花より少し遅れて、山道にはコバノミツバツツジが咲きだします。今頃は既に色あせていますが、蕾から開花時分の頃は本当に可愛く綺麗です。そして高貴な雰囲気を持っています。ハイカーの楽しみの一つに、出遭える花々があり、疲れが吹き飛ぶ一瞬です。
 自然の仲間から綺麗な写真が送られてきました。その中の1枚が何とも云えない位に気に入りましたので、自分の写真にこだわっているロクさんですが、今日は皆さんと共有したいので拝借しました。


「桃色の 吐息出そうな 躑躅かな」


[260] ウワミズザクラ [PC]  2011/05/03 07:14:59    [削除]


   手の届かないところに咲いているので、天を仰いでのアングルになってしまいました。シルエットなので花の様子は良く判りませんが、穂状の花序にはたくさんの花を付けています。一つ一つの花が可憐です。長い雄しべが沢山あり、まるで線香花火のようです。良く似た桜にイヌザクラがありますが、花序に葉を付けていないので区別出来ます。
 この花穂を塩漬けにしたものがアンニンゴ(杏仁香)と云って酒の肴になるらしいですが、まだ食したことがありません。熟した実は山で食べたこととがあります。


「穂桜や 白く弾けし 蒼空に」


[261] 蒲公英綿毛 [PC]  2011/05/04 06:50:27    [削除]


   道草しながら学校に通う児童はタンポポの綿毛を飛ばすのが大好きです。タンポポにしても有難いことでしょう。自分で綿毛を遠くまで飛ばすために、花が終われば茎を高く伸ばすエネルギーを使っています。綿毛が風に乗って旅する姿は、何故かロクさんとダブります。だから好きな花の一つです。
 何十年も前にタンポポの花の天ぷらを、職場の仲間に供したことが思い出されます。根も含めて全草食べれると云うのが嬉しい限りです。


「風に乗り 希望運びし 蒲公英の」


[262] 屋根より高い♪ [PC]  2011/05/05 06:57:03    [削除]


   子どもたちを育てていた時は、団地住まいでした。庭のある家に大きな鯉のぼりを、泳がしてやりたかったのですが、果たせぬままに巣立って行きました。団地の窓から垂らせる程度の鯉のぼりでしたが、一緒に歌を唄ったことが思い出させます。
 能勢の農家では1カ月ほど前から、鯉のぼりを泳がせていました。多分孫たちが連休中に帰ってきてくれるからでしょう。ジージー・バーバーのこぼれんばかりの笑顔が想像できます。


「メールでも 送ろか待とか こどもの日」 


[263] 四手桜 [PC]  2011/05/06 06:18:27    [削除]


   2日続けて同じ所に行ってきました。「ささやまの森公園」からの山コースです。一昨日知り合いの方に案内してもらったコースが、余りにも気に入ったので、昨日は全然違うコースを歩いてみました。落葉樹の林の中を歩くので、新緑が何とも言えません。アセビやコバノミツバツツジがアクセントになって目を楽しませてくれます。我が能勢より1週間は季節が遅いようです。
 一際目立って咲いているのが、白い花を樹一杯に付けているサイフリボクです。名前の由来は采配に見立てて「采振木」、別名はシデザクラで、こちらは四手に見立てて「四手桜」と呼ばれているようです。


「采振に 足止められて 息を継ぐ」


[264] 花と新芽 [PC]  2011/05/07 06:44:05    [削除]


   山道には新しい命がそこかしこに芽生えています。実生で多いのがウリハダカエデですが、鹿に新芽を食べられた痕跡があり、やがて淘汰されて多くは姿を消していきます。一方落葉樹林の中でたっぷりと陽を受けながら、アセビは勢力を拡げています。こうして二次林は照葉樹林に変遷して行くのでしょうね。
 アセビを漢字表記すると馬酔木と書きますが、馬も敬遠するほどの毒を持って自己防衛しています。馬の酔ったところを観てみたいものです。


「昼間から ほんのり紅き 馬酔木かな」


[265] 筍づくし [PC]  2011/05/08 06:53:15    [削除]


   1か月振りの「男の料理教室」はタケノコをふんだんに使いました。筍ご飯・筑前煮・焼筍をメインにアスパラの豚肉巻き・玉ねぎスープ・黒糖蒸しパンの6品です。地産地消と旬の素材が我々のこだわりです。生徒の男性はレシピから自分のやりたい料理を選びます。ロクさんは筍ご飯を作り、後は付け合わせの温野菜も作りました。
 出来上がった料理を皆で食べる時が至福の時間です。酒でもあれば言うこと無しなのですが……。


「手の平に 緑芳し 木の芽かな」


[266] 機織り機 [PC]  2011/05/09 06:56:59    [削除]


   能勢の地に別荘代わりの家を持つ友達は、何でも作ってしまうと云う器用な御仁です。その一つに機織り機があります。実際に実物を観て見たいと新潟まで繰り出す始末。彼の別荘には耐火煉瓦を使ったピザ焼き窯もカッコよく作られています。次は草木染めにチャレンジするとか。
 手作りの作品はいいですね。草木染なんて全部風合いが違いますから、云ってみれば世界に一つしか無いものです。自然の仲間から頂いたヨモギ染めマフラーはロクさんの宝物です。


「昼食は 蓬色なる パンケーキ」


[267] 蕨(わらび) [PC]  2011/05/10 06:43:42    [削除]


   今年は山菜の類いが例年より10日ほど遅れました。その分一気に成長するので、山菜用の木の芽など大きくなってしまっています。北海道で色んな花が一度に咲く状況と似た気象現象です。蕨も大きくなる前に葉を展開し次に備えています。
 昔はワラビなど1年分採ってきて、塩漬けにして保存していました。発がん物質が含まれていると聞いてからは、毎年必要分だけ採取するようにしています。


「痩せ蕨 伸ばした指の 所在なさ」


[268] 山帰来 [PC]  2011/05/11 07:52:39    [削除]


   つい10日ほど前にはサンキライのツルが伸び出して花を咲かせていました。散歩途中、サンキライに目を凝らすと既に小さな実が出来ています。毎年秋になるとリース用に赤く熟れた実を探し歩いています。何処にあったか覚えておけば苦労しないのですが、毎年同じことを繰り返しています。彼等は道端には生えるが、道を外れた山中には生えていません。疑問です。
 東北地方から都会へ季節労働者として、出稼ぎに出ている父親に思いを馳せた歌があります。♪山帰来の実が熟れて~赤く赤く~父さん早く帰っておいで~裏山にほら雪が降る~♪この歌が好きなのでサルトリイバラのことを何時もサンキライと呼んでいます。


「摘まむには 少し早過ぎ 山帰来」


[269] 田植え準備 [PC]  2011/05/12 06:51:38    [削除]


   3日間雨が降り続いています。(今日は大雨警報が出ています。)多分、次の日曜日辺りに田植えを始めたいのでしょう。しびれを切らした農家の方は雨の降る中、田鋤きと云うのか田均しなのか必死で農機具を操っていました。以前とは比べ物にならない位、農作業は機械の恩恵を受けて楽になっています。その分経費がかかっているのですが。
 我が家は3食とも米食にこだわっています。しかも地元米を玄米で購入して、必要分だけを精米し鮮度を大切にしています。


「代田には 蛙の波紋 そこかしこ」


[270] ネギからネギが? [PC]  2011/05/13 06:25:25    [削除]


   花壇のネギがネギ坊主を付けていますが、この雨の中で成長したネギ坊主は、あたかも新たなネギを誕生させたようにどんどんと天に向かって伸びています。不思議な感じがします。普通ネギ坊主は沢山の花を開かせるのに、我が家の分は何ともへそ曲がりで、まるでロクさんのようです。
 水の張られた代田には早速カルガモが飛来してきています。そして、蛙の声の煩いこと煩いこと。


「五月雨に 天翔けるかや 坊主たち」


[271] 道教え
(ハンミョウ) [PC]  2011/05/14 06:46:26    [削除]


   最近ではすっかりお目にかかることが少なくなった昆虫です。子どもの頃は道も舗装されていなかったので、学校の行き帰りなどでよく見かけた馴染みある昆虫です。捕まえようと追っかけて行くと、少し先まで飛んで「ここまでおいで」と待っています。足音を忍ばせ近付くと、また「ここまで」の繰り返しです。その特徴から「道教え」とか「水先案内」と呼ばれていました。
 幼いころは夢虫人になっていました。鋭い歯(顎)で良く噛まれたものです。ハンミョウ・キリギリス・オニヤンマなどに。


「道をしえ 追って子供に 還りけり」


[272] 田植え始まる [PC]  2011/05/15 06:35:03    [削除]


   予想通り土曜日から田植えが始まりました。周りの田んぼに比べて小さな感じがしますが、老夫婦が丹精込めて作っておられます。ほとんど毎日のように腰の曲がったおばあちゃんが手入れしています。愛しくって愛しくってというぐらい手入れの行き届いた田んぼです。さすがに田植えは若い方が機械を操っています。息子さんでしょうか。
 あちらこちらから農村の便りが伝わってくるいい季節です。昨年の紙芝居を少し手直ししなければ……。


「水田に 映りし山の 笑い顔」


[273] ヤマボウシ [PC]  2011/05/16 07:26:33    [削除]


   北千里の公園近くにヤマボウシが沢山植わっています。花をたくさん付けるので街路樹としても人気があります。山ではひときわ目立って「ここやここや!」と主張していますのでカメラを向けたくなります。花弁のように見えるのが苞で、中心の緑色の塊が目立たない集合花です。手にとってルーペで観てみたいのですが、なかなか手の届くところになかったり、ルーペを持っていなかったり、ままにならないものです。
 秋になると赤く熟れた実を落とします。出来るだけ木になっているものを採りたいので、木を揺すります。木が悲鳴を上げるかな?「ゆすり、たかりはごめん!」と。


「ハンカチで 珠を包みし 山法師」


[274] 夕暮れの代田 [PC]  2011/05/17 05:46:27    [削除]


   バスを降りて家まで3分ほどの距離ですが、季節によっていろんな表情を見せてくれます。数日前から田んぼには水がはられ、そこに映る山並みが何とも言えません。西日がほとんど落ちる前の風景で、1日の活動を終えほっとする瞬間です。
 田んぼは生物多様性の面からも、保水ダムと云う側面からも、日本に欠かせない重要な先人からの遺産です。


「夕暮れを 水面に映し 早苗月」 


[275] 宝積寺仁王門 [PC]  2011/05/18 07:23:39    [削除]


   天王山ハイキングと天王山麓の歴史散策を楽しんできました。行基建立と云う宝積寺の国宝閻魔堂を拝観して、閻魔さまにまつわるレクチャーを受け、何故か納得してしまいました。閻魔と2体のケン属が通常ですが、5体揃うのは珍しいことらしいです。
 興味を引いたのは閻魔さまは裁判長だと云う話です。云われてみれば左右に陪審がいて、前には書記官もいます。検察官もいます。何故か弁護人が居ませんが、弁護人は我々現生の人だと云うのです。写真撮影禁止でした。


「陸奥の 五月の風は 千の風」


[276] 双子タンポポ [PC]  2011/05/19 07:15:07    [削除]


   昨日は野草観察と山菜・野草料理を提供してきました。観察途中で見付けた双子のタンポポです。少し大きかったのでセイヨウタンポポでしょうと説明して、萼の反り返りを観て頂こうと近付いてみると、1本の茎に頭花が2つ付いているのです。始めてこんなタンポポに巡り逢い、うふふと笑いながら♪二人は二輪草~♪と口ずさんでいるロクさんでした。
 盛り沢山の野草料理には皆さん喜んで頂きました。人気メニューはヤブガラシの辛し和え・タンポポサラダ・コシアブラの天ぷら・ミツバのワサビ和えなど色々。


「一輪の 椿盛られし 天ぷらに」


[277] ユウマダラエダシャク [PC]  2011/05/20 06:40:37    [削除]


   定点観察会(武田尾)でミカエリソウの葉で羽を休めている蛾を見つけました。植物観察も楽しいものですが、昆虫などに出逢える楽しさもあるので野外観察会は大事にしています。蜂の仲間も花のベットで交尾をしていました。恋とは縁遠くなったシニアたちが熱心に観察していました。
 帰ってから図鑑で名前を調べるワクワク感が何とも言えません。そんな時のロクさんは子供の目になっています。シャクガの仲間でユウマダラエダシャクと云う名前だと判りました。


「昆虫の 恋にしげしげ 目を細め」


[278] 鼻セレブ [PC]  2011/05/21 07:30:09    [削除]


   花ではなし「鼻セレブ」と云うティシュペーパーが売り出されています。ロクさんも花粉症か病気の後遺症か、はたまた黄砂の影響かよく判りませんが、今年の春は水洟がよく出て困りました。遊び心のある近所の方からビンゴの景品として頂きました。
 「正ちゃんが使ったら」せめてティシュ位は高級品を使わせてやろうとの妻心。鼻をぬぐう時だけ豊かになったような気がします。


「ティシュの 役目を終えて 夏来る」


[279] 田植え交流会 [PC]  2011/05/22 06:44:04    [削除]


   毎年、田植えと収穫の時期に都会の子どもたちを呼んで交流会が開かれます。自然いっぱいの能勢では観るものすべてが子どもたちの好奇の的です。捕虫網で川トンボやチョウを追っかけまわしたり、トノサマガエルやイモリをケース一杯に獲ったり、若いお母さんの悲鳴があちらこちらから聞こえます。
 昨年から工作提供を頼まれて応援に行っています。棕櫚のバッタに人気があったのですが、一人では対応しきれません。今年はトンボと蝶のブローチを提供しました。


「幼子の 指3本に 早苗あり」


[280] オカタツナミソウ [PC]  2011/05/23 06:32:58    [削除]


   漢字表記すれば立浪草、なかなか巧く言い表しています。唇形の花が立っている様子が波頭を想像させます。また、まねき猫が“いらっしゃい”と呼んでいるようにも見えます。誰かが呼んでくれるかな、と心待ちしたくなるようなそんな花です。招き草などと命名してもいいかもね。
 図鑑での表現はカタカナ表記に統一されています。日本文学の中では植物名は漢字表記されるのが普通です。その方がなんとなく雰囲気にぴったりします。


「蛇苺 愛しがる人 尚愛し」


[281] マルミノヤマゴボウ [PC]  2011/05/24 07:40:36    [削除]


   昨日も初めての花に出遭いました。雨の中の観察会でのこと、林内に白い花穂を付けた上品で清楚な感じのする花です。葉はヨウシュヤマゴボウに似ていますが、茎があの毒々しい紫色ではなく緑なのです。花穂も直立して別種だと思いました。早速帰ってから「ヤマゴボウ」で調べてみました。手持ちの図鑑ではよく判らなかったので、ネットで検索を試みました。
 宮崎辺りでは沢山あるようです。関西ではどうやら珍しい部類に入り、神戸市では絶滅危惧種Bランクに指定されています。我が能勢にあると云うのが嬉しい限りです。


「日向から 届く便りは 走り梅雨」


[282] 能勢山里風景 [PC]  2011/05/25 07:23:43    [削除]


   朝まで雨が降り続いていたので、楽しみにしていた「花曜日」のハイキングが中止になりました。運動不足気味が心配になっている矢先、妻からの要請もあり小和田山の下見に付き合いました。コースを探しながらテープを巻いて歩くので時間のかかる山歩きになりました。あまり歩かれていない道は倒木があり、朝方まで降っていた雨で川になっています。帰りには釈迦岳へ寄り道し、頂上からは引き返さずにどんどん前を目指しました。何度もバックしてルート探しをしながらの歩きです。帰り道を確保しておきたいので、こまめにテープを巻いて降りて行きました。殆どブッシュコースの歩きです。
 妻は何処へ降りるんだろうと心配そうでしたが、大丈夫と云い聞かせながらのドキドキ歩きでした。目の前にお馴染みの山里が見えた時はほっとしました。里山歩きは本当に難しい。


「水田に 山並み映す 田植え時」


[283] こいつぁ初夏から~ [PC]  2011/05/26 06:46:20    [削除]


   お二方からサクランボが届きました。小学校教師を今年退職されて、庭の手入れなどで悠々自適を実感中の方は、熟れ始めたサクランボを鳥が啄みに来るので、日がな一日「しいっ!しいっ!」と小鳥を追い払っているらしいです。なんとも微笑ましい話です。もうおひと方のサクランボの樹は大きくなりすぎて、高い所の枝をばっさばっさと切り落とし、枝ごと頂きました。
 思わぬサクランボにロクさんの顔はほころびっ放し、皆さんお近くならお届けできたのに……。


「桜桃を 三粒頬張り ご満悦」


[284] 皮を剥かれて赤裸 [PC]  2011/05/27 06:43:19    [削除]


   小和田山に登る手前には立派な仏像が何体もあります。ここでいう立派と云うのは図体が馬鹿でかいという意味です。金色をした11面観音像や大仏まであります。七面山と云って山全体がお寺の境内になっています。日蓮宗の七宝寺です。能勢妙見は日蓮宗の本山です。能勢のお寺の多くは能勢氏から日蓮宗への改宗を命じられたようです。いまでも「厭々法華」という言葉が残っています。
 七面山に行く途中に神社があり、皮を剥かれた杉か桧が目を釘ずけにしました。何処かの屋根を葺くためでしょうが、痛々しそうで悲鳴が聞こえてきそうでした。文化と云ってしまえばそれまでですが……。


「命燃ゆ 癒しのごとに 皐月雨」


[285] 雨の珠 [PC]  2011/05/28 06:24:32    [削除]


   定例の活動日、少し時間があるので池を覗いてみました。水鳥のいなくなった池は静さを取り戻しています。蓮の葉が育ってきています。例年より早い梅雨の訪れに水草はあたかも喜んでいそうです。
 風が吹くと集めた雨が葉の上で転がります。そんな様を観ているロクさんは一時好々爺になっていました。


「コロコロと 梅雨を転がし 池の蓮」


[286] イボタノキ [PC]  2011/05/29 06:09:29    [削除]


   メズミモチなどモクセイ科の白い花の時期になりました。同じ科に属するイボタノキは彼らの親分的な位置を占めています。そしてひと足早く花を咲かせます。いま服部緑地に生け垣風に植えられた木が花を咲かせています。この仲間はだいたい薬草として使われてきました。名前の由来が変わっています。イボを取るために昔から使われてきたのでイボトリノキと呼ばれていたのが、次第にイボタノキになったというのです。
 ネズミモチ・トウネズミモチなどイボタノキ属は強壮薬としても有名です。まだロクさんは服用していませんが……。


「五月雨を 憎しと思う 時もあり」


[287] 子どもたちと [PC]  2011/05/30 05:56:28    [削除]


   土曜日から降り続いた台風絡みの雨は、北大阪に大雨警報を発令するほども降りました。予定されていた田植え体験は延期になり、終日悶々とした気持ちで家に閉じ込められてしまいました。用事があって家にいる時には感じないのですが、足止めを食って幽閉状態の時は堪えます。
 子どもたちに囲まれている時のロクさんが一番輝いています。昨日もその予定でした。


「友からの メールで少し 梅雨も晴れ」


[288] 狐の寅さん [PC]  2011/05/31 06:29:22    [削除]


   最近でこそ自然観察に重きを置いていますが、今までは自然物を使った工作が得意分野でした。子供たちに世界に一つしかない工作を提供するのがポリシーです。自然が本来持っている温もりなどを実感させたくて。自然からの恵みを素直に喜べる感性を持ってもらいたくって。理科教育のお手伝いが出来ればとも思って。
 そんなロクさんの遊び心で作った旅先での「狐の寅さん」です。ウツギを使って作った作品です。ちゃんとトランクも持ち、雪駄も履いています。横には「リリーさん」もいます。


「雨風が 皐月を連れて 去りにけり」


[289] 緑の絨毯
(台風一過) [PC]  2011/06/01 06:59:02    [削除]


   何回も雨で流れた「花曜日」ハイキング、久しぶりに丹波の山・白髪岳と松尾山を楽しんできました。うんざりするほどの急登が約1時間続きます。肌寒い日でしたが結構汗をかきました。頂上への取り付きは岩場で気が抜けません。3点確保を余儀なくされストックが邪魔になります。さすが岩山の頂上は遮るものは何もなく360度の眺望が楽しめました。722mの山ですが雰囲気は抜群でした。ハーレム状態のお弁当タイム、果物などが回ってきます。
 1昨日の台風と大雨で木々が沢山の葉を落とし、さながら山道は緑の絨毯を敷き詰めたよう。王子様気分の1日でした。


「薫風と 遠くの山に 目を細め」 


[290] 錦糸梅 [PC]  2011/06/02 05:58:09    [削除]


   夏の花が咲きだしました。キンシバイです。よく似た花にビョウヤナギがあります。覚え始めの時はどちらか区別が付きませんでした。雄しべが花弁より長いのがビョウヤナギと覚えました。両方ともオトギリソウ科ですが木本です。公園などの植え込みによく使われています。まさに黄色の梅花です。
 本来オトギリソウは草本が主です。鷹の傷を治す秘薬を弟が外に洩らしたので、鷹飼いの兄から切られ、その血が葉や茎に飛び散ったとの伝説から弟切草と名付けられました。


「昨年も 観たよなここで 錦糸梅」


[291] カタツムリ [PC]  2011/06/03 06:40:55    [削除]


   梅雨の定番「カタツムリ」雨上がりの林内で見掛けました。紫陽花があれば言うこと無しなのですが。動作を観ていると飽きないものです。♪角出せ 槍出せ 目玉出せ~♪でんでん虫の角って何だろう?単に触覚?それとも目玉?あまりにも知られた生き物なのに、ロクさんにはそんなことも判っていません。
 エスカルゴって一度は食してみましたが、余り食欲を掻き立てるものではありません。それが証拠に見ていても涎が出てきませんでした。


「枯れ枝で そっと悪戯 蝸牛」


[292] 八重咲きウツギ [PC]  2011/06/04 06:48:27    [削除]


   卯の花が咲き乱れています。木立の中を歩いていると、足元には沢山のエゴの花が落ちています。その横には特徴あるテイカカズラの花も混ざっています。立ち止まって見上げますが、樹が茂っていたりするとツルが何処にあるのか見つかりません。
 卯の花の八重咲きは何ともいえない上品さで目を引きます。気持ちが洗われるようでつい立ち止まってしまいます。


「曇天に 卯の花だけが 輝けり」


[293] シラカシ新芽 [PC]  2011/06/05 07:19:38    [削除]


   男の料理教室に向かう途中、赤く目立つ新芽がありました。時間が無かったので帰ってから葉っぱを採取しに行きました。アセビなどの新芽はすぐに判りますが、「はて何だろう?」とロクさんの好奇心が膨らみます。多分ブナ系だろうとの推量から調べたところ、シラカシの新芽と同定出来ました。日ごろ何気なく見過ごしていますが、生命を主張している時期は目立ちます。タムシバやヤマザクラが花の時期だけ存在を主張しているのと同じです。
 もちろん植物たちは季節のサイクルで生きているので、人間が勝手に思うだけの話です。


「樫若葉 時間に急かれて 行き過ぎし」


[294] 白花夕化粧? [PC]  2011/06/06 06:40:11    [削除]


   8年前の病床にアカバナユウゲショウを手折ってきて、窓辺のビンに差していたのを思い出しています。病人とは思えないほど病院の辺りを散歩していたので、日焼けした顔を咎められたことがあります。午前中に下見して、午後からは見舞いに来てくれた方々をルーペ片手に案内していました。懐かしい思い出です。
 昨日散歩途中でアカバナユウゲショウの白花に出遭いました。これってシロバナユウゲショウと云うのかな。白いのはアカバナユウゲショウの白花と云うらしいです。


「梅雨晴れ間 化粧落として ため息を」


[295] スイカズラ [PC]  2011/06/07 06:08:11    [削除]


   金銀花の別名があるように、初めは白色から次第に黄色に変わって行きます。しかし、散歩道のそれは淡いピンク色をしていました。買い物ついでの散歩は何時も2時間コースを歩きます。芳香を放つスイカズラに、つい妻は引き寄せられます。夜の方が芳香が強くなると云う事は知りませんでした。蛾を呼び寄せる戦略らしいです。
 時々花の蜜を吸っているロクさんですが、ピンク色したスイカズラは乙女を連想するので、まだ口を付けていません。若い葉っぱも食べられます。


「桃色の 近寄りがたき 忍冬」


[296] 夏へスタンバイ! [PC]  2011/06/08 07:02:05    [削除]


   我が家にはエアコンなどと云う文明の利器はありません。あまり好きではないと云うのが本音ですが、それでも夏の暑さは堪えます。壁面緑化と云うほど大層な物ではありませんが、緑の風が欲しくって、昨年から朝顔とフウセンカズラを植えて凌いでいます。心なしか緑のカーテンを通して爽やかな風と香りを運んでくれます。
 今年は直植えにせず、プランターにフウセンカズラと朝顔を植えてみました。支柱を編み何時でも“夏いらっしゃい”とスタンバイしています。


「水面から さやか吹く風 夏は来ぬ」


[297] 子持ち草その後 [PC]  2011/06/09 05:37:15    [削除]


   正月に石垣島で買ってきたセイロンベンケイソウ、子どもたちが大きく成長しています。子芽の一枚ずつが親葉と同じように見えます。随分と長い時が流れました。親の栄養分を吸い取って、子どもが成長しているようで、生き物の常を観ているようです。親葉の色が褪せてきました。葉縁から不定芽を出す植物は「子持ち草」ぐらいです。セイロンベンケイソウの他にコダカラベンケイソウがあります。
 ゲーテはすべての植物の器官は葉から由来するとして「葉原基説」を立てました。大好きだったセイロンベンケイソウ、彼の学説を証明するかのごとき勢いで育っています。


「黒南風に 櫓を漕ぎ出すか 子持ち草」 


[298] ヤマボウシ満開 [PC]  2011/06/10 22:30:55    [削除]


   昨日から広島の帝釈峡へ自然観察に行ってきました。宿舎の休暇村に「これで文句あるか!」と云うぐらい花を付けたヤマボウシが我々を迎えてくれました。こんなヤマボウシに出遭ったのは初めてです。何も言うことはありませんと頭を垂れるロクさんでした。
 帝釈峡は本当にいいところです。植生が豊かなのです。珍しい木々たちにも出逢えます。ゆっくり散策したいという後ろ髪をひかれる思いで帰路につきました。


「ちっちっと 囀る彼方に ヤマボウシ」 


[299] ムサシアブミ [PC]  2011/06/11 07:46:03    [削除]


   テンナンショウの仲間は独特な形をしているので、山野草愛好家の中でも人気があります。ウラシマソウ・ユキモチソウ・マムシグサなどは何度か目にしていましたが、ムサシアブミは今回初めてお目にかかりました。仏炎苞の形が馬の鐙(あぶみ)に似るとのことです。葉の形も他のテンナンショウとは異質です。小葉が3枚でやたらと大きくなっていました。
 我がグループは山野草の愛好家揃いですが、スタンスは“やはり野に置け蓮華草”です。汗して出遭った時の喜びが何とも言えません。


「梅雨浴びし 深山冠する 花々や」


[300] 甘茶の雫 [PC]  2011/06/12 07:01:43    [削除]


   友達から頂いたアマチャが沢山の花を今年も付けてくれました。夜半からの雨に打たれましたが、瑞々しく生き生きとしています。雨上がりのアジサイはえもいえぬ雰囲気を醸し出してくれます。大玉のアジサイよりは萼アジサイ、更に小さくて上品なアマチャが大好きです。ルーペの世界です。
 耳を澄ますと雨だれの音が聞こえそうなけだるい朝の一時でした。


「シンホニー 夢見心地の 夏の雨」


過去へのご招待2

 今までアップした履歴を、毎日100日分紹介して行きます。昨日も触れましたように自分自身の保存用ですから、飛ばして下さっても結構です。


[101] 亥の子行事 [PC]  2010/11/15 07:08:27    [削除]


   能勢町では今も「亥の子」行事が伝承されています。我が地区では、中学1年生が大将に選ばれ、小学生は大将の指示で「亥の子」の歌を唄いながら村中を回ります。西日本に伝わる伝統行事で、収穫祭としての意味合いが共通項だと思います。
 前もって案内があるので、子供たちが地面を搗いて家々を回ってくるのを、今か今かと心待ちします。手作り獅子の口に祝儀袋を入れてやります。


「玄関に 土搗き唄う 亥の子かな」


[102] 散歩スタイル [PC]  2010/11/16 07:59:51    [削除]


   この時期のロクさんの散歩スタイルです。足が長くステッキを持っている姿など、まるでイギリスのオールド・ジェントルマンのようですね。
 材料採取を兼ねた散歩ですから、杖は必需品なのです。枝にぶら下がっているカラスウリを引張ったり、足元のマムシを確認したりするためのものです。昨日の収穫はカラスウリとサンキライを少し採ってきました。


「背を伸ばし 長い西日と 二人連れ」


[103] 黒豚 [PC]  2010/11/17 07:27:32    [削除]


   千里のエキスポランド跡地に、模擬農場が出来ています。農業体験などが出来るようですが、季節が遅くなったせいか殆ど人の姿を見ることがありません。黒豚も飼育されており、何の飼料か知りませんが白い粉をぺちゃくちゃ音をたてながら食べていました。
 その矢先、地元猟友会の知人から「ししが獲れたので要るか?」と電話が入りました。喜び勇んで猪肉を分けて貰いに帰りました。猪の前歯を役場に持っていくと、害獣駆除ということで報奨金が出るようです。今回は2頭分の前歯が捌き台に並んでいました。


「イノシシの 餌場狭まり 檻の中」


[104] ナンキンハゼ [PC]  2010/11/18 08:09:04    [削除]


   14日の日曜日、地元で3世代交流茶話会があり、押し葉で作る「葉っぱ絵」を提供しました。子どもたちは自由な発想で作ってくれますが、頭の堅くなった方たちは見本通りの物を作られていました。「○○がな~い!」の声もあちこちで聞かれました。
 この時期、紅葉した落葉や木の実採取に出歩くことが増えます。我が家は自然の贈り物だらけで、後の整理が大変です。


「葉っぱ絵に 貼られし落葉 命燃ゆ」


[105] 虹の架け橋 [PC]  2010/11/19 07:01:44    [削除]


   出がけに雨が降ってきました。玄関から出ると虹が出ていたので、広がりのあるバス停に急ぎました。写真に収まりきらないぐらいくっきりとアーチを作っていました。
 たまたまバス待ちの中学生が雨に濡れていたので男子生徒にロクさんが、女子生徒2人に妻が傘を差し掛けてやりました。高槻から府民牧場へ就業実習に来ているとか、遠い所で嫌だったが「こんなにきれいな虹を見れたので感動しました」と少年らしい眼を輝かせて語ってくれました。


「少年の 夢膨らみし 虹初冬」


[106] チヌ釣り [PC]  2010/11/20 23:05:18    [削除]


   日本海へチヌ釣りに行ってきました。釣果は芳しくありませんでしたが、終日(ひねもす)筏の上で小春日和を楽しんできました。何も考えることなく、ただひたすら竿先に神経を集中、いい時間でした。今でも筏に乗っているような錯覚がします。
 十数尾の魚を捌いてやっと解放されました。釣り師は最後の料理までこなして一人前、明日は塩焼きと煮付けでもしましょうかね。


「釣り納め のたりのたりの 鴎かな」 


[107] ボジョレー・ヌーボ [PC]  2010/11/21 08:29:47    [削除]


   毎年ワインの新酒(ボジョレー・ヌーボ)を届けてくれる友人がいます。心待ちしているわけではありませんが、届くと嬉しいもので禁酒の誓いを破り、直ぐに今年のブドウは良かったかな?と栓を開けてしまいます。いっぱしのソムリエ気分で「美味い!」と唸ります。毎年同じことを言っているようです。
 ワインには目がなく赤・白・ロゼ・泡など何でも好きです。とくに赤がいいですね。まだ飲んでない灰色がありますがこれは開高健のエッセイで得た知識です。何方か灰色ワインについて教えてください。


「ボジョレーや 薔薇一輪も 活けてあり」


[108] 我が家と裏山(片山城址) [PC]  2010/11/22 08:39:40    [削除]


   昨日は小春日和で山日和でしたが、知り合いの演劇に誘われていたので、天気に後ろ髪を引かれながら出かけました。我が家と裏山を振り返りながらの写真です。
 心斎橋に着くと人・人・人で息が詰まりそうになりました。田舎暮らしに慣れると都会の喧噪に気後れしてしまいます。
 ところで長野県松本が舞台のお芝居は、敗戦後大きく変わっていく社会を庄屋一家の1年を通して戦争の傷跡、農地改革、日本の農業、四季折々の風景などを織り交ぜながら、見事な作品に昇華させ観客を満足させてくれました。


「城山に 錦織りなし 忍草」


[109] 小さな黄葉 [PC]  2010/11/23 06:34:11    [削除]


   山々はやっと色とりどりに染まりだしました。今年は殊のほか紅葉がきれいな気がします。山道を歩きながら周りの景色に見惚れていますが、足元に目をやると「私も色づいたよ」といっちょまえに黄葉した姿を見せています。愛おしくなりついシャッターを切りました。来年の春には新芽を出してくれるのでしょうか?


「守られし 森の命や 朴落葉」


[110] シジミチョウの戦略 [PC]  2010/11/24 07:33:49    [削除]


   昨日は能勢環境フォーラムに参加してきました。地元小学校の5年生6人全員で取り組んできた環境教育の経験、生き物調査や樹木のラべリング、農業と動物による被害の実態など、レベルの高い内容を子ども目線でプレゼンテーションしてくれました。後は能勢高校生徒による「ウインター・サイエンスキャンプ」参加報告、トラスト協会天満氏の講演など内容の濃いフォーラムでした。
 シジミチョウは前から見るときれいな色をしていますが、後ろから見ると地味な色に見えることを標本で確認させて頂きました。これは蝶の戦略で、前向きで相手に主張し、後ろからは敵から身を守るために目立たない色をしていると教えて頂きました。


「生きる術 目からうろこの 落葉歳」


[111] ヤブコウジ(十両) [PC]  2010/11/25 06:51:29    [削除]


   この季節になるとナンテンなど赤い実のなる木が目立ちます。正月飾りに縁起が良いと、マンリョウなどを寄せ植えした鉢が、植木屋さんや花屋さんの店頭に並びます。縁起物として喜ばれている低木には一両~万両まであります。
 因みに、一両(アリドウシ)十両(ヤブコウジ)百両(カラタチバナ)千両(センリョウ)万両(マンリョウ)と言われています。


「ヤブコウジ 昨日の道に 無かりけり」


[112] 環境教育 [PC]  2010/11/26 06:45:41    [削除]


   能勢には小学校が6校あります。その内の4校の生徒数が100人に満たない小規模校です。今回の環境教育内容を発表してくれた学校は、5年生が6人の小クラスです。何度かお邪魔していますが、生徒は生き生きとしています。素直なのです。ちゃんと挨拶が出来ます。子どもの目を持っています。細やかな先生の指導が行き届いているのを実感します。
 そんな子供たちの発表を目を細めて聞いていたロクさんでした。


「北風に 向いし子らの 眼に光」 


[113] 黄昏の公園 [PC]  2010/11/27 07:09:35    [削除]


   黄昏時に公園を歩きました。何時もは日中しか通らないので気が付きませんでしたが、早くもクリスマス用のイルミネーションが花壇で輝いていました。我々の若い頃には味わえなかった公園風景、腕を組んで歩いてみたいものです。その灯りは、黄昏時特有の物悲しい雰囲気を一層引き立てていました。


「公園に 灯り残して 秋が去る」


[114] コーラス発表会 [PC]  2010/11/28 06:56:12    [削除]


   昨日は能勢町PTAコーラスの交流会でゲスト出演してきました。今年は施設訪問が3回と、町内の行事への出演が2回組まれていました。
 一番緊張する舞台が終わりホッとしているところです。別に意識する必要はないのですが、我々の指導者がプロなので、それに応えなければならないという緊張感が漲っていました。お世辞でも「よかったよ!」と聞くと「次回はもっと」と欲張ります。月2回の練習日が心地よい刺激になっています。


「蝶タイが 北風追いし 熱気かな」  


[115] 我が家の居候 [PC]  2010/11/29 06:57:46    [削除]


   知人の実家に不幸があり、犬を預かってほしいと置いて行きました。もともと犬は好きなので快く引き受けましたが、家の中に飼うわけにいかないので、軒下に段ボール箱を置き毛布を敷き、急ごしらえの寝床を用意してやりました。今年2度目と言うほどの霜が降り、さぞかし寒かったろうと同情しています。果たしてこの寒さ♪犬は喜び庭駆け回る♪のでしょうか?


「預かりし 犬が気になる 霜の朝」


[116] 百舌鳥のはやにえ [PC]  2010/11/30 06:46:28    [削除]


   いつの間にかモズが来て、柿の木の枝にイナゴとカエルを刺して帰りました。『モズのはやにえ』は有名ですが、実際に観ると不思議な習性だなと興味が湧いてきます。
 一般的には忘れ去ったものと言われていますが、後でまた来て食べるかもしれません。あるいは縄張り誇示かもしれませんね。晩秋から初冬にかけての風物詩です。
 犬は2日間だけ居てくれました。


「犬が去り 百舌鳥の贄だけ 震えをり」 


[117] 「おてがみ」 [PC]  2010/12/01 08:00:21    [削除]


   1か月ほど前に地元小学校2年生に校庭観察と落葉拾い、その落葉を使った葉っぱ絵の工作を提供しました。28人全員から可愛い内容の「おてがみ」が届きました。「ロクさんはてんさいです」とか「わたしもはっぱのめいじんになりたいです」など、こんなのもありました。「わたしのおとうさんになってほしいです」
 お返しに「おてがみ」と棕櫚バッタを学校まで届けに行きました。


「道草も 短くなりし 師走かな」


[118] オオバン [PC]  2010/12/02 06:58:26    [削除]


   服部緑地にカモ類が集まりだしました。今はモヒカン頭のヒドリガモが目だっていますが、だんだん種類も増えていきます。週一回の活動日に少し早く来て水鳥観察をします。水辺に近付くと餌をもらえるものと思ってカモたちが集まってきます。
 オシドリ夫婦と言われますが、殆どのカモはつがいで行動しています。写真のオオバンもつがいでしょうか?


「鴨を見し 齢重ねた 二人連れ」


[119] 千成ホウズキとホウズキトマト [PC]  2010/12/03 06:33:03    [削除]


   何時も珍しいものを栽培して、持って来てくれる仲間がいます。小さい方が千成ホウズキで名前の通り沢山出来るようです。ホウズキトマトは全くホウズキに似て、熟れると橙色になり甘くっておいしいです。フルーツトマトなどの名前で店先に並んでいるらしいです。何でも食べてみたいロクさんは千成ホウズキまで試食してしまいました。


「友くれし 枯鬼灯の 酸っぱくて」


[120] 近代建築 [PC]  2010/12/04 07:04:07    [削除]


   三宮から海に抜けるとお洒落なビル群があります。兵庫県立美術館は安藤忠雄氏の設計によるものですが、写真のビルも多分名のある方の設計でしょう。田舎に住んでいると、都会的センスに満ち溢れた神戸、三宮界隈は異次元の世界です。全く人の匂いがしない空間のように感じてしまいます。


「落ち葉舞い 足音さえも 無きしじま」


[121] 男の料理教室 [PC]  2010/12/05 07:13:57    [削除]


   月1回の「男の料理教室」今まで男子厨房に入るべからずをかたくなに守ってきた方々ですが、最近は教室が待ち遠しくてたまらないようです。家でも家族が集まる時には、手作り料理を供されるらしいです。
 今回はクリスマスチキンをメインに旬の大根を使った料理を作りました。材料は自家菜園の朝採り野菜ばかり、生で食べても甘味がたっぷり。


「もののふの 千切り大根 弾けたり」


[122] 戦場カメラマン?(渡部陽一) [PC]  2010/12/06 08:18:54    [削除]


   小学校の先生からお誘いがあったので「戦場カメラマン」渡部陽一の講演を聴きに行きました。開演10分前に行ったのにホールには入場できず、第3会場でのテレビによる聴衆として話に聞き入りました。ゆっくりとした特徴的な語り口で「世界中の子供たち」の戦場下での生々しい話を聴かせて頂きました。
 子どもたちとのパネルディスカッションでは、世界に旅をして世界中の人と話をしようと、熱く訴えていたのが印象的でした。彼は我が息子と同い年です。


「語り部の 思い届けと 冬の子に」 


[123] 山里イルミネ-ション [PC]  2010/12/07 07:30:17    [削除]


   ご近所のNさん宅が毎年電飾で家の周りを飾ります。年々規模が大きくなりカメラに収まりきれなくなりました。今年は観覧するための椅子まで用意されています。この時期だけのちょっとした贅沢な「観光スポット」になっています。「ルミナリエ神戸まで繰り出さなくってもいいよ」というNさんの思いでしょうか?


「山里の 灯り年の瀬 樹にレース」


[124] 残照 [PC]  2010/12/08 08:19:37    [削除]


   日照時間が一番短い時期になってきました。夜明けが遅く、日暮れが早く、その上寒さが加わり、散歩する時間が制約されます。
 家で本でも読めばいいのですが、長年の習慣で「本」は睡眠薬代わりに開くだけです。早朝、寝床から出るのが辛いので、その時間帯が唯一ロクの読書時間でページ数を稼いでいます。


「寒空に 光残して 飛行雲」


[125] リンゴドクガ [PC]  2010/12/09 07:19:42    [削除]


   「撮って置き画像」で紹介していないものがありました。リンゴドクガという蛾の幼虫です。あまりにも綺麗な色をしていたので「マイ図鑑」に保存していました。
 調べてみると毒蛾と云うのに、人間的観察ではチャドクガのような毒はないようです。通常柚子色をしていますが、敵を察知すると黒色部分を見せ威嚇するそうです。ロクさんに触られて、精一杯の威嚇をしているのでしょう。なんとも可愛いものです。


「柚子届き ポン酢作りの 仕分けかな」


[126] 木守柿 [PC]  2010/12/10 07:25:03    [削除]


   柿の木に一つだけ柿の実を残しておくという風習が今でも残っています。これは来年の豊作を祈ってなどと言われていますが、鳥獣たちへのささやかなプレゼントかも知れません。
 我が家も一つだけ残した柿が寒空に震えています。以前お知らせしたモズのはやにえイナゴとカエルは無くなっていました。お隣の柿は誰も採る人がいないので鳥たちの格好の餌場になっています。


「鳥たちに どうぞどうぞと 木守柿」


[127] ゲゲゲの音楽会 [PC]  2010/12/11 07:02:28    [削除]


   自然大好き人間の集まりで、自然物にこだわった工作づくりをしていますが、年末に向け集団作品を作り自然大学校の美術展に出品しています。
 我がグループは「ゲゲゲの女房」にあやかって「ゲゲゲの音楽会」と銘打った作品を手がけました。奇しくも「ゲゲゲの~」が今年の流行語大賞に選ばれました。それぞれの妖怪が水木しげる氏のキャラクターを見事に模写したものに仕上がり、自己陶酔しています。


「妖怪も 引っ張りだこの 師走かな」


[128] とにかく咲いてみたけれど [PC]  2010/12/12 06:51:00    [削除]


   『大阪のてっぺん』能勢では既に毎朝氷点下になっています。この時期室内気温と外気温を確認するのが日課になっています。ロクさんには自虐的趣味があるのかもしれません。最低気温が更新する度に「おお寒む!」と能勢の寒さを自慢したくなる傾向があります。
 花壇で咲き遅れた小さなコスモスが、霜の中で震えています。とりあえず種を残すべく開花したものの、ミツバチたちの姿も見えません。


「来年に 種を紡ぐか 氷点下」


[129] ムラサキシジミ [PC]  2010/12/13 06:51:26    [削除]


   服部緑地の観察会で見つけたシジミ蝶です。ほとんどのシジミ蝶は6月の梅雨時に一斉に羽化しますが、ムラサキシジミは成虫で越冬するので、冬場でも観ることが出来ます。アラカシなどを食草にしているので、公園などで見つけることが容易です。最近は温暖化のせいか、色が良く似たムラサキツバメという蝶が次第に北上しているとのことです。
 年を越せない暗いニュースが飛び込む時期になりました。そんな方々にだけ『温暖の恩恵』を神様はお授けにならないのでしょうか。


「吸蜜も ままにならない 越冬蝶」


[130] 薔薇(ミッキーマウス) [PC]  2010/12/14 06:39:28    [削除]


   日本人は自然景観に対して直ぐに名前を付けたがります。それだけ身近に自然を生活の中に取り入れたいのかもしれません。○○岩とか△△滝とか××山などと動物名などを冠した愛称で呼ばれています。観光地などはそれを売り物にしています。
 さしずめこの花はミッキーマウス薔薇と名付けましょう。「撮って置き写真」から


「白き息 両手で抱いて レモンティー」


[131] 落葉踏みしめ [PC]  2010/12/15 07:00:32    [削除]


   久し振りの花曜日(火) 、妻たちの仲間と紅葉の終わった箕面を歩いてきました。午前中雨が少し残っていたのも影響したのか、あの賑わいが夢だったのかと錯覚するほど、静粛を取り戻していました。
 山茶花の白とピンクが滝道に映え、目を楽しませてくれます。カワセミが移動しながら狩りの場所を探しています。雨と風で散った紅葉がアスファルトに模様を描いています。落葉した枝には水滴が光を放っています。一時ロクさんを詩人にしてくれました。


「冬木立ち 甘き匂いに 立ち止まり」


[132] 朝霧 [PC]  2010/12/16 07:11:35    [削除]


   亀岡から能勢にかけて霧がよく発生します。昨日も出かける時に山を覆うような霧が幻想的な雰囲気を醸し出していました。霧で太陽の光が届きません。シャッターチャンスとばかりに何枚も映しました。バスの時間を気にしながらの瞬時です。


「朝霧や 山里色を 隠しをり」


[133] パロディー(富士登山) [PC]  2010/12/17 06:40:44    [削除]


   この冬一番の冷え込みでした。家にいても炬燵から抜け出せない状態なので、意を決して富士山に登ってきました。
 ネットで調べてみると全国に富士を名乗る山が321座あるらしいです。郷土富士として昔から信仰の対象など、地元の人に親しまれてきました。昨日は兵庫県三田市の有馬富士でした。


「岩山に 冬芽で耐える 雑木かな」


[134] 大ケヤキ [PC]  2010/12/18 07:45:25    [削除]


   能勢には天然記念物になっている大ケヤキがあります。毎年7月にアオバズクが巣立っていくので、野鳥愛好家のスポットになっています。
 写真の大ケヤキは箕面の山道にそびえ立ち、ハイカーを見守っています。丁寧なハイキングルート図には、ちゃんと大ケヤキが記されています。でもふだんはあまり目につきません。木々が葉を落とすようになって、やっと堂々とした勇姿を見せてくれます。


「山道に 凛とそびえし 冬木立ち」


[135] 名残り紅葉 [PC]  2010/12/19 07:22:27    [削除]


   山の落葉樹はほとんど葉を落としてしまい、すっかり冬景色になっていますが、服部緑地公園にはまだ緑葉を残している楓があります。モミジバフウ(アメリカフウ)はいち早く紅葉になり、一番に落葉してしまいますが、タイワンフウはご覧のようにまだ緑・黄・紅のグラデーションで、公園内を散策する方々の目を楽しませてくれています。
 我々はというと、せっせと色とりどりの落葉を拾い集めて、来年の葉っぱ絵に備えるための準備をします。


「黄・紅の 葉っぱ絵して 生き還り」


[136] 冬の河川敷から [PC]  2010/12/20 06:44:02    [削除]


   1000円散髪に行くのに、それ以上の交通費を使って、十三までやってきました。もちろん淀川での材料採取が主たる目的です。ウインド・ブレーカーを脱ぎ、穏やかな陽射しが降りそそぐ昼下がりを楽しみました。休日だというのに散歩する人も疎らで、時たまジョギングする人に会うぐらいです。
 淀川河川敷はスーパー堤防に作りかえられています。そこで昼寝する分にはうってつけですが、どれほどのお金が動いているのでしょう。


「年の瀬に 床屋ついでの 河川敷」


[137] 鴨の池 [PC]  2010/12/21 07:37:09    [削除]


   池の側に行くとカモたちが競って寄ってきます。パン屑など貰えるものとの学習が生きています。対岸から遅れじと飛んでくるものまでいます。
 何時もカモたちに餌を与えるべきか否かで迷っています。地方では餌付をして野鳥を呼び寄せている所もあります。古来から水鳥と人間は付きあってきました。こんな時『自然』という意味が教条的に理解されているような側面があります。果たして餌を与えるべきか否か?


「ピーピーと 声疑いし 水鳥の」


[138] 大衆演劇 [PC]  2010/12/22 08:00:16    [削除]


   池田に大衆演劇の芝居小屋が11月からオープンしました。2ヶ月間の杮(こけら)落し公演に、グループでドドッと押し掛けました。歌あり踊りあり芝居ありで3時間、庶民的雰囲気に浸ってきました。
 昔住んでいた地域に芝居小屋があり、役者が街中を練り歩き、辻つじで口上を述べ、宣伝して回っていたのを懐かしく思い出しました。


「艶やかで どこか寂しい 厚化粧」(川柳)


[139] 早暁 [PC]  2010/12/23 07:06:11    [削除]


   昨日は冬至でした。「冬至 冬なか 冬はじめ」と季節を上手く言い表しています。冬至が冬の真ん中で、これから本格的な冬の厳しさの始まりだというのです。「ん」の付く食べ物と柚子風呂が定番です。知人から風呂用の柚子が届きました。
 でも、これからは日ごとに日照時間が増えていく境目の日でもありました。清々しい太陽の画像が希望を与えてくれます。


「朝餉には 柚子湯を喫す 旗日かな」


[140] 春待ち花 [PC]  2010/12/24 06:28:24    [削除]


   年末の仕事が大掃除を残すだけになったので、久し振りに散歩出来る時間が出来ました。農家の庭先には柚子を採る人もなくたわわにぶら下がり、霜焼けを心配しながら横目で通り過ぎました。
 陽だまりでは春を待ち切れずにホトケノザがたくさん咲いていて、花の少ないこの時期人目を引いています。でも虫たちはいないよと教えてやりたくなります。


「日溜まりに 春待ち花の フライング」


[141] フユイチゴ [PC]  2010/12/25 07:24:26    [削除]


   陽射しの中で天然の宝石が光り輝いています。自然が作り出す色には目を見張るものがあります。
 今年はフユイチゴが沢山出来ています。集めてジャム作りと思いましたが、毎日の散歩途中のおやつにしておきます。田舎の人は見向きもされないのでロクさんの独り占めです。


「当分は この道に決め 冬苺」


[142] 注連縄作り [PC]  2010/12/26 07:26:00    [削除]


   昨年に引き続き今年も地元で注連縄作りの準備をしてもらいました。出来上がりは人それぞれですが、売られているものよりは立派ものに仕上がります。藁の自然の色と香りが何ともいえません。
 正月には散歩途中で軒下の注連縄を見て回り、手作りかどうかを確認します。売られているものは何時までも青々として、良からぬ着色を施しているなと、ひとり合点しているロクさんの姿が目に浮かびます。


「手作りの 注連縄壁で 待機中」


[143] シャコバサボテン [PC]  2010/12/27 07:30:31    [削除]


   我が家で育てている唯一の鉢植え植物です。多肉系なので水やりも気にすることはありません。毎年クリスマスの頃に綺麗な花を咲かせてくれます。次から次へと花期の長い花で、長い冬に一服の安らぎを与えてくれています。
 しかし、所詮鉢植えのさだめ、吉原の花魁のような艶やかさと、儚さを併せ持っています。野の花の如何に逞しくって伸びやかなことか。


「サボテンを せめて窓辺で 日向ぼこ」


[144] メジロ [PC]  2010/12/28 07:14:37    [削除]


   別荘仕様のお宅の渋柿がやっと熟して小鳥たちの餌場になっています。だれも見向きもしなかった柿ですが、小鳥にとってはうってつけの食糧です。
 じっと観ているとメジロが沢山啄みに来ます。我が家にも枇杷の花が満開でメジロが集まるのですが、葉っぱが茂っているので、写真チャンスにめぐり合うことが少ないです。


「琵琶花より 柿が好いのか 冬目白」


[145] 迎春準備 [PC]  2010/12/29 06:06:46    [削除]


   昨日は今年最後の花曜日ハイキングで、中山を歩いてきました。山ではほとんど会う人もなく、物好きだなと思いながらの暇人グループでした。
 コースの締めくくりは中山寺で、迎春準備の整った境内をゆっくり見て回りました。この静粛が嘘のようにごった返す元日を想像しながらの参拝でした。
※昨日の俳句は敢えて上・中・下に季語を入れて季重俳句にしてみました。
※今日から南の島に行ってきますので少しお休みします。


「去年今年 写真に俳句 携えて」


[146] こいつぁ~春から [PC]  2011/01/03 09:30:17    [削除]


   年末29日から石垣島・竹富島・西表島に行ってきました。泳ぐほどの気温ではなかったですが、それでも透き通った海に足を浸け、南国の温かさを実感してきました。
 西表島ではヤマネコを探して、2日間ジャングルをトレッキングしましたが、排せつ物で生息確認が出来ただけです。
 ペンションの迎春イベントで福引があり、我々4人のうち3人が大当たりを引き当て、他のお客さんに申し訳ない気持ちでした。“こいつぁ~春から縁起がいいわい”


「初春や こいつぁいいねと 酒びたり」(川柳)


[147] 安里屋ライブ [PC]  2011/01/04 07:46:33    [削除]


   年末に石垣島のライブハウス「安里屋」へ沖縄民謡を聴きに行きました。全国的にもメジャーな安里勇さんのライブハウスですが、病気をされてからの彼は、声に力がなく静かな歌声で、観客が盛り上げると云う展開になりました。娘夫婦は沖縄に入れ込んでいるので、彼に会えただけで満足していました。
 途中から名古屋や大阪でライブ活動をしているミュージシャンも加わり、踊りあり飛び込みの歌ありで、楽しい時間を全員で共有できました。


「島歌の 歌と踊りで 年を締め」


[148] 丸々仔犬 [PC]  2011/01/05 07:30:56    [削除]


   昨日、猟友会の知り合いから「鹿が檻に入ったので捌くから来るか?」の連絡をもらい、興味津々で解体現場を観察させていただきました。昨年は鹿と猪を30頭以上捌いたと言うだけあって、見事な手捌きぶりでした。
 身の付いた骨を、お母さん犬と同じように分けてもらった仔犬は、永らくしゃぶっていました。立派な猟犬になることでしょう。風格十分の面構えです。空には鳶と烏が舞っていました。


「コロコロと コロコロコロの 冬毛かな」


[149] 手長エビ [PC]  2011/01/06 08:27:30    [削除]


   今回の西表トレッキングはジャングルと渓流歩きだったので、水生生物の観察も楽しい発見の連続でした。ポットホールの水中にはアマガエルの卵とか貝の卵など金色・銀色をしています。
 何度か手長エビも見つけましたが、水中では写真の写りが良く判らないので、手にとって写しました。白いシャツの上に置いて撮ろうとしましたが、保身本能か逃げ出してしまいます。グローブの上では同色なので、安心してポーズをとってくれました。


「手長エビ 保護色にして 年を越し」


[150] 今年のカワセミ [PC]  2011/01/07 06:54:06    [削除]


   何時もの散歩コースが土手道なので、時たまカワセミが川面近くを飛び去っていくのを観ることがあります。「あっ!カワセミや」と妻に告げた時には、はるか先に行ってしまっています。
 野鳥類は人間と同じように1日3食と言われています。ちょうどその時間帯が食餌時間だったのか、カワセミは所々で止まってくれました。狩りの場所探しかもしれません。今回も“こいつぁ春から~“でした。


「新年に 宝石鳥を 我が妻に」


[151] 雪化粧 [PC]  2011/01/08 07:43:26    [削除]


   寒い朝が続き、窓から見える景色は雪化粧化しているか、霜で真っ白なのかの違いだけで、朝一番にまずブルッと震えます。
 昨日は今年2度目の積雪でしたが、気温が低いためか道路はてかてかに凍りついていました。おかげでバスは渋滞に巻き込まれ到着がかなり遅れました。乗務員さんは「皆さんバスが遅れてすみませんでした。」と謝られ、遅れ時間を取り戻してなお余りある、気持ちの好い思いをさせて頂きました。


「言の葉の 何気なさにも 春を知る」


[152] 赤屋根シーサー [PC]  2011/01/09 07:07:29    [削除]


   沖縄の家々の玄関には左右にシーサーが鎮座しています。狛犬と同じように、守り神とか魔除けとかの意味合いでしょうが、色んな顔かたちのシーサーがあり、旅行者の目を引きます。ユーモラスな物があったり、いかつい物だったりして見ていて飽きが来ません。
 竹富島では赤屋根の上で、シーサーが家を守っています。来訪者はシーサーに挨拶してから、家に入れてもらうのでしょうかね。


「狛犬も お屠蘇めされて 赤くなり」(川柳)


[153] 御マグロ様 [PC]  2011/01/10 08:00:12    [削除]


   友人の案内で西宮戎に行ってきました。地元の方もびっくりするほどの人出です。人の流れに付いて行くだけで、興味ある屋台に立ち止まることも出来ない状態です。人の頭越しに昔懐かしい屋台を横目に通り過ぎます。本殿に辿り着くのに、どれぐらいの時間を費やしたことか。
 本殿脇に「御マグロ様」が鎮座しており、お賽銭を貼り付けたり、投げ入れたりされていました。善男善女に幸いあれと祈らずにはおれない今年の幕開けです。


「金銀の 鎧纏って えべっさん」


[154] ウサギ集合 [PC]  2011/01/11 07:57:04    [削除]


   今日は恒例(高齢)の新年会があるので、お土産に参加家族分のウサギ(20羽)を作りました。干支の工作が簡単な時には持って行きます。前回はピーナッツのネズミだったかな。
 干支工作では仲間たちのアイデアが集まり楽しいものです。竹のウサギだったり、ドングリのウサギなど色んな材料のウサギ工作が披露されます。
 今回のウサギは、センダンの小枝とナンキンハゼの実を使ったもので、樹皮を剥いてしばらく置いておくと、薄黄色になりうってつけの材料です。これも仲間のアイデアから生まれました。


「達者かと 兎ともども 年を祝ぐ」


[155] 大道芸準備中 [PC]  2011/01/12 07:37:49    [削除]


   正月の喧噪が嘘のような、静かな京都をそぞろ歩きをしている時、八坂神社の前でお歳を召された大道芸人さんが、着物を身に付けているところに出くわしました。しばらくその様子を観ていましたが、「見られていると恥ずかしいわ!」と科(しな)を作った、その年老いた男性の姿が目に焼き付きました。夜の帳が降りるころには彼女(?)の艶やかさが引き立つことでしょう。どうぞお風邪を召されませんように!


「幸せで 良いのか問いし 初詣」


[156] 賽銭回収 [PC]  2011/01/13 07:26:17    [削除]


   現実的な風景です。賽銭を入れて拝む人あり、目の前でそれを回収する人ありで、なんともドライな感じを受けました。お賽銭を入れて神様に願いを聴いてもらう間もなく、引き上げられた賽銭は、銀行マンの待つ大広間に直行です。
 タイガーマスクを名乗る匿名の人から、児童養護施設にランドセルが贈られて、全国にたくさんのタイガーマスクが出没しました。こちらの方が活きたお金になり、ご利益があるような感じを受けました。


「お願いも 神に届かず 銀行へ」(川柳)


[157] 板根 [PC]  2011/01/14 06:52:31    [削除]


   西表島では色んな生物の進化を観ることが出来ます。紹介したい生物をたくさん写真に収めてきました。
 これは板根と云い、深く根を張れない条件のところでは、地上部で板状に大きくなり、幹を支える役割をしているようです。マングローブなども同じような戦略でしょうね。


「年初より ページ重ねし マイ図鑑」 


 [158] ユリカモメ [PC]  2011/01/15 07:04:41    [削除]


   大塩平八郎の足跡を訪ねるための下見に行ってきましたが、造幣局脇の大川にユリカモメが集まっていました。流れが緩やかで陽射しがあるので、川面で漂っているのが気持ち良さそうに見えました。餌を与える人が居るのか、柵で羽を休めているユリカモメは近付いてもあまり逃げようとしません。
 通勤途上、ユリカモメにカッパエビセンを与えていた頃を懐かしく思い出しました。


「パン屑を くれる人なし 都鳥」


[159] とんど&昔あそび [PC]  2011/01/16 07:44:25    [削除]


   毎年地域で『とんど』行事があり、正月飾りなど持って出かけます。地元の方は青竹を鉈で削って、鏡餅をその中にはめ込み、とんどにかざして焦げ目をつけます。焦がした餅を家族でいただいて、一年の無病息災を願う習わしが残っています。
 今年は学校支援メンバーからお誘いがあったので、昔遊びの竹馬コーナーでお手伝いしてきました。とんどでは児童の書き初めが天高く舞い上がり、歓声に包まれました。


「書き初めの 舞し行方に 児ら走り」


[160] お~寒
(ラニーニャ現象) [PC]  2011/01/17 07:22:40    [削除]


   昨日に続いて雪の朝になりました。因みに昨朝の室外気温は8時でマイナス5度でした。室内気温も終日氷点下で、給湯器のお湯は夕方まで凍結して、風呂に入れるかどうかやきもきしたものです。
 温暖化と云うから、冬も暖かくなるものと思いきや例年にない寒さ、夏暑く冬寒いの二極化になって行くのでしょうか?


「雪道に 犬散歩さす 証拠あり」


[161] アオミオカタニシ [PC]  2011/01/18 06:22:00    [削除]


   西表のジャングルで出遭った緑色をしたでんでん虫です。帰ってからネットで調べるとカタツムリではなく、どうやらタニシの一種みたいです。青い丘のタニシと云う意味らしいです。
 この島には大型哺乳類は少なく、生物たちは独自の進化を遂げました。鳥たちも飛べるのに、歩いて移動している姿を何度も目撃しました。


「初夢は 見知らぬ世界 ガラパゴス」


[162] 大願成就 [PC]  2011/01/19 08:01:40    [削除]


   自然愛好家グループから伏見の歴史探訪に行ってきました。と云えば格好が好いのですが、一番の目的は月桂冠と黄桜での試飲と、酒蔵跡の有名な食事処での懇親会。
 コース途中の乃木神社では、大願成就した達磨が沢山奉納されていました。達磨って赤いものと思っていましたが、黄色や紫色や桃色まであるのには驚きました。


「大寒に 達磨の数ほど 笑顔あり」


[163] 月が出た出た
三つ出た! [PC]  2011/01/20 07:16:28    [削除]


   広い範囲の会社仲間と会う機会があり、旧交を温めるために居酒屋に寄りました。近況報告では主夫業を仰せつかっているなど、それぞれの熟年人生の披露(疲労)があり、楽しいひと時でした。
 ほろ酔い気分でバスから降りた時、月がとっても綺麗だったので、思わずシャッターを切りました。帰ってから画像を確認すると、あろうことか月が三つも写っていました。デジカメに酒を飲ました覚えはないのですが……


「日常が 非日常の 新年会」


[164] 雪の里山 [PC]  2011/01/21 06:49:41    [削除]


   地元山グループのOPで里山歩きに行きましたが、想定外の雪山歩きになりました。アイゼンを持って行かなかったのを悔むぐらい、雪の下は凍てついていました。
 昨日は、妻の誕生日前日と云うことで、思わぬ雪山をプレゼント出来た前夜祭になりました。


「雪道で わらべにもどる 声こだま」


[165] ミスマッチ [PC]  2011/01/22 07:26:23    [削除]


   伏見の酒蔵見学の途中に出遭ったまねき人形が、何ともいえないおかしさだったので写真に収めました。ロールキャベツは何時頃から日本人の口に入っていたのでしょうか。あるいは日本で考案された食べ物でしょうか?
 日本食が海外でヘルシーだと注目されています。評価の高い日本食を大切にしたいものです。地産地消が基本だと思います。安全安心な日本の食材を守りたいものです。


「白菜が 夕餉朝餉に 顔を出し」(川柳)


[166] 中之島公会堂 [PC]  2011/01/23 07:21:31    [削除]


   たまたま中之島公会堂で集会があったので、リニューアルされた公会堂を撮ってきました。荘厳な雰囲気は赤レンガ建築物の西の横綱と云われ、国の重要文化財に指定されています。
 過っては全大阪的なイベントなどでよく行ったものです。音楽会・映画会・講演会など幾度訪れたことか。青春の思い出が詰まっている懐かしい場所です。


「寒空に 青いリンゴの 想い出が」


[167] ペンギン親子 [PC]  2011/01/24 07:41:24    [削除]


   自然工作のペンギン親子です。これは仲間が作ってくれた見本を、如何にすれば子どもたちでも簡単に作れるか、単純化を求めて試行錯誤する毎日です。材料は柔らかくて調達しやすい、センダンの木を使いました。
 冬の渡り鳥たちが、今年も病気を運んできました。猛毒の鳥インフルが各地で報告されています。養鶏農家の方々には本当にお気の毒だと思います。一人暮らしの愚息が心配になるこの頃です。


「風邪引くな うんともすぅとも 便り無し」


[168] 大塩平八郎 [PC]  2011/01/25 06:30:22    [削除]


   明治維新30年ぐらい前に東町奉行所の与力、大塩平八郎が幕府の腐敗を許せないと、血気盛んな若者たちと起ち上がりました。有名な大塩の乱です。その足跡を仲間たちと訪ね歩きました。今は面影もない国道脇に、砲弾で枯死してしまった槐(エンジュ)の碑と、記念の若木が植えられていました。大塩の乱は後の明治維新に脈々と引き継がれていきました。


「世直しを 今に伝えよ 枯れ槐」


[169] 伏見稲荷 [PC]  2011/01/26 07:41:36    [削除]


   今年初めての『花曜日ハイキング』は東山トレール。伏見稲荷からのスタートです。清水山を経由して東山頂上公園から知恩院に下りるコースです。山ガールばかりなので歩行時間は安定しています。標準5時間コースを昼食休憩も入れて、4時間余りで下山してしまいました。
 それからが大変、2時過ぎから新年会の場所探し。何処も夕方5時からとなっています。ようやく探し当ててビールで乾杯!今年もこのパターンが続くことでしょう。


「雪溶けて 参道湯気に 光りをり」 


[170] お地蔵さん [PC]  2011/01/27 07:11:38    [削除]


   東山トレールの途中にお地蔵さんが何箇所か祭ってありました。どのお地蔵さんも立派な石垣で囲ってあり、立ち止まって挨拶したくなります。何枚か写真に収めましたが、このお地蔵さんの囲いは手作りの素朴な味わいで、道案内のケルンと見紛う雰囲気です。
 京都ではいたるところでお地蔵さんに出会います。地蔵信仰の強い土地柄とお見受けしましたので調べてみます。


「山道に 春待ち顔の 地蔵尊」


[171] 天空へ [PC]  2011/01/28 07:34:43    [削除]


   NHKのクローズアップ現代で、建築界のノーベル賞とも言われているブリッカー賞を、日本人のSANAA(妹島・西沢)両氏が獲得したことを知りました。彼らは「公園の様な建築」をテーマに、斬新的な建築物を設計してきました。世界中から建築依頼が届いているとのことです。日本の建築界のレベルの高さを知り、他人事ですが鼻が高くなったようです。
 建築で生活のスタイルまで変えれると云う、彼らのメッセージには十分説得力がありました。偶々通りで目にしたこのビルのデスプレイも、人の目を十分に引き付けます。遊び心が感じられます。


「寒風へ 漕ぎだす思い 夢多し」 


[172] ヨシガモ [PC]  2011/01/29 06:40:32    [削除]


   活動拠点にしている服部緑地の池で、今年初めての野鳥観察をしました。翌日(今日)子どもたちに観察してもらうための下見です。観察できたのはヒドリガモ・オナガガモ・キンクロハジロ・オオバン・ハシビロガモと写真のヨシガモです。
 ヨシガモはこの池では珍しい部類に入ります。群れを作らずにつがいでいて、あまり近くには寄ってきてくれません。デジカメの望遠機能でようやくとらえた写真です。本格的なカメラで三脚を据えて撮りたいものです。


「カモたちが 右に左に 水尾引き」


[173] オオタニワタリ [PC]  2011/01/30 07:56:10    [削除]


   石垣島の居酒屋で、この地方にしかないものを食べてみたいという好奇心から、ガザミ汁やオオタニワタリの天ぷらなどを注文しました。原型がどんなものかもわからず食しましたが、山菜の雰囲気で美味しく頂きました。
 トレッキング中に教えてもらったオオタニワタリは、八重山諸島に自生しているシダ類の一種で、木の上に着生して結構茂っていました。その新芽を食用にするらしいです。山菜好きのロクさんは採取したい衝動に駆られました。


「山菜の 苦さ拡がる 春遠き」


[174] 夕焼け [PC]  2011/01/31 06:56:37    [削除]


   この冬一番の寒さに包まれています。室内気温がマイナス4℃、屋外でマイナス8℃です。周りを山で囲まれているので、冷え込みも半端じゃありません。少し自慢しているのが皆さんに伝わっていると思います。
 朝からコーラスの練習に向かいますが、声が凍って発声出来るかが心配です。♪アアアアア~♪


「夕焼けが 今朝の寒さを 予感させ」


[175] 冬枯れの散歩道 [PC]  2011/02/01 05:36:39    [削除]


   寒かった1月も終わり、大好きな2月がやってきました。本来なら寒さが一番厳しく頃ですが、今年は少し様子が違うようです。ラニーニャ現象が弱まり、冬型も緩んでくるとの予報です。
 2月が好きなのは、空気がキラキラと光り輝いているのです。そして、もうすぐ春がやってくると、期待を持たせてくれる月だからです。陽だまりは春です。スプリング・エフェメラル(早春の妖精たち)が咲きだす月でもあります。


「足早に 道草もせず 早春賦」


[176] ワカメ干し [PC]  2011/02/02 21:49:25    [削除]


   鳥羽の湾沿いに散歩していると、小型船が帰ってきて、老夫婦がワカメを船から降ろしているのに出くわしました。陸で待っていた女性たちはワカメを干し場に持って行き、1枚ずつ丁寧に吊るしています。
 採れたてを「美味いから食べてみたら」とポキポキ折って我々に分けてくれました。磯の香りと浜の女性の優しさに旅の醍醐味を味わいました。


「寒緩み 浜辺に高く 鳶の声」


[177] ご来光 [PC]  2011/02/03 07:45:06    [削除]


   夜が白み始めたので、宿の窓から刻々と変わる色合いに見惚れました。
紫色の空は瞬く間にピンクに染まり、やがて顔を出す太陽の場所が一段と光り輝きます。
 宿が込んでいるので早めの朝食と思っていましたが、千金に値するこの瞬間を見逃すことは出来ません。太陽を神と崇めた先人の気持が判るような神々しい瞬間でした。


「春の海 エンジン音を 置いていき」


[178] ヌートリア [PC]  2011/02/04 05:53:02    [削除]


   ペットとして飼われていたアライグマが野に放たれ、農作物を手当たり次第に食い荒らす被害が後を絶ちません。同じように毛皮として輸入したヌートリアが野生化して稲や野菜に被害が出ています。どちらも外来有害生物で、欲に駆られた人間が持ち込んだものです。
 何時も散歩する土手道で度々ヌートリアを見かけます。2~3年前から能勢の川で見掛けるようになりました。
 ヌートリアの肉は美味しいということですから、報奨金を出して食肉加工出来ないものでしょうか。大型ネズミと聞いただけで敬遠されるかな?


「節分を 鳥獣たちも 知る如し」


[179] 野鳥観察 [PC]  2011/02/05 08:27:29    [削除]


   雪の残る湖北へ野鳥観察に訪れましたが、暦通りの穏やかな観察日になりました。目的はコハクチョウとオオワシの観察です。センターでレクチャーを受け、オオヒシクイ(雁の一種)やミコアイサ(パンダガモ)などをスコープで観せて頂きました。
 立ち寄った姉川の公園では仲間の奥さんから、アトリとかマヒワなどの小鳥たちを教わり、スコープで覗かせて頂きました。小鳥に恋をしそうなロクさんが居ました。


「近づけば 少し間を取る 冬の鳥」


[180] 男の料理教室 [PC]  2011/02/06 07:25:44    [削除]


   男の料理教室も1年を迎えることになりました。地元の食材を使い安心・安全な献立を提供して頂き「男、厨房に入るべし」が定着してきました。正月の教室では、奥さん方を招待して実力のほどを披露しました。
 今回の献立はぎせい豆腐・白菜サラダ・つみれ汁とカリントウを作りました。お菓子作りに男たちの楽しそうな声が響き渡っていました。


「冬野菜 男に捌かれ 甘くなり」(川柳)


[181] 二つ目の竜王山 [PC]  2011/02/07 07:56:32    [削除]


   自宅から歩いていける範囲に「竜王山」と云う山が2つあります。今までに何回も行った方が龍王山で、今回チャレンジした方は竜王山です。
 雨乞いをするための信仰の山だっただろうことは推察できますが、最近はそんなお祭りもなくなっているようです。全国にどれ位の「竜王山」があるのか調べてみましたが、その統計はありませんでした。
 里山としても使われていたので、薪炭用の二次林(クヌギなど)が葉っぱを落とし、コース取りが難しいルートでした。下山はブッシュをかき分け、思わぬ場所に降りてしまいました。


「春探し 里山荒れて 鹿の糞」


[182] 猪のヌタバ [PC]  2011/02/08 06:54:54    [削除]


   1月の飲み過ぎ・食べ過ぎ・太り過ぎを解消するために、今月はしっかり歩こうと、昨日も続けて里山歩きをしてきました。家の前から見える山で、水晶山と名付けられ、昔は水晶が採れたようです。今はハイカーもなく道が荒れ放題です。
 三角点のあるピークを越し、10分ほどで頂上に辿り着くと、そこには猪のヌタバがあります。辺りの木には猪が泥浴びした後、泥を落とすために体をこすりつけた跡が無数にあります。
 体に付いた寄生虫を落とすためだといわれていますが、テリトリーの意味合いもあるのではないかなと、勝手な想像をしています。


「猪が 潜んでいそうな 静けさや」


[183] 花(火)曜日 [PC]  2011/02/09 07:41:08    [削除]


   3日続けての山歩きになりました。今回の歩きはアスファルト道が大半で、「お山」は刺身のつま程度でした。それでも初めて方は、24000の歩数で息が上がっていたようです。明日あたり脚が痛くなることでしょう。うふふです。
 花曜日ハイキングは姫たちが辛党揃いなので、フィニッシュの場所選びが大変です。下山中に何処へ行くかと思案します。5時になれば問題ないのですが、3時ごろのお店探しは限られてきます。わざわざバスに乗ってお付き合いしてきました。


「かさこそと 落葉の音を 友にして」


[184] カワウ羽干し [PC]  2011/02/10 07:11:29    [削除]


   カワウがコロニーを作って困っているという話をよく耳にしました。糞で樹木が枯れるからと、憤慨されているようです。擬卵と入れ替えて繁殖を防ぐという対応策も採っているようです。
 しかし、大きな観点で彼たちの役割をみると、水中の有機物などを大地に循環をしているとのことです。昔は肥沃な大地をもたらせてくれると、積極的に糞を利用したようです。樹木の葉を落とさせて、陽射しを林内に取り入れる役目もあるようです。人間の都合ばかりでは豊かになりません。


「ぶるぶると 三寒四温の 日溜まりに」


[185] もっと降れ降れ [PC]  2011/02/11 08:43:07    [削除]


   今シーズンの寒さは堪えましたが、雪になる日は少なく、一度凍結しただけで、殆ど積りませんでした。雨も少なかったので、今日は積ってほしいなと無責任な年金者のつぶやきです。雪国の人たちには申し訳ないのですが、里山の雪景色を心待ちしています。
 それにしても豪雪地帯の雪下ろしや、火山の降灰に難儀されている方々への支援に、自衛隊の出動が聴かれません。海外に出る前にやらなあかんでしょ!


「雪の朝 鶏の声だけ 届けたり」


[186] 田舎饅頭 [PC]  2011/02/12 05:03:42    [削除]


   春の雪でしたね。直ぐに解けてしまいました。田んぼに積った雪はあれよあれよという間の泡沫でした。瞬間ですがさながら「田舎饅頭」のようです。
 意を決して今日は雪山に行ってきます。樹氷で有名な三峰山です。結局今週は5回の山歩きになりました。


「陽を受けて 湯気が出そうな 春の雪」


[187] 樹氷求めて [PC]  2011/02/13 07:43:35    [削除]


   毎年この季節、地元の山グループで雪山歩きを楽しみます。今年は何年か振りの三峰山です。運良く寒の戻りで雪をたっぷり降らしてくれたので、山道の凍結もなく新雪の尾根道を気持ちよく歩けました。頂上近くのなだらかなコースは、まさにメルヘンの世界です。でも寒さは並ではありません。指先の感覚がなくなる感じです。写真を撮るのも煩わしくなります。
 多分バスツアーで参加しただろう女性が凍えていました。唇は紫になり、手をマッサージして貰ってる光景に出くわしました。装備をみるとフリースの上着です。ウインドブレーカーなど着用していません。体温が奪われて行動出来なくなっているのです。北海道の事故を思い出しました。


「雪道を 最後尾から けしかけて」


[188] コサギの狩り [PC]  2011/02/14 07:40:45    [削除]


   散歩コースの川には色んな野鳥が集まっています。ススキやセイバンモロコシは小鳥たちのたまり場です。立ち止まって目を凝らしていると、小鳥たちに出会うことが出来ます。
 川の中ではコサギが魚を獲っています。ダイサギは首を伸ばして獲物を探しているのに対して、コサギはこまめに足で川底を探り、魚を追いだして捕食しています。人間と一緒で上手いのと下手なのがいるようです。観ていて飽きが来ません。でも体が冷えてきます。


「白鷺に 注ぐ日差しも 春めきて」


[189] 雪国へ [PC]  2011/02/15 06:49:38    [削除]


   最近また鉄道フアンが増えているようです。マスコミが「○○鉄」などと適当に名前を付けてブーム作りに一役買っています。旅に出るのはいいことだし、経済的にも貢献出来ることですから良しとします。総じて昔から男性は鉄道好きが多かったようです。子どもの将来の夢に、電車の運転手になりたいと云うのが上位でした。
 そんな果たせなかった夢を、男たちは旅を通じて車窓から眺めています。運転席に近い先頭車両からの眺めは、見知らぬ世界への好奇心いっぱいの入口です。


「トンネルを 幾つ抜ければ 雪国か」 


[190] 海遊館 [PC]  2011/02/16 09:21:07    [削除]


   何年振りかで水族館を訪れました。個人ではなかなか行く機会がないのですが、グループ行事だと仲間との親睦も兼ねているので、何処にでも出掛けて行きます。
 最近の水族館は上手く設計してあり、最上階からスロープでゆっくり降りながら、いろんな角度から魚たちを観察できるように工夫されています。しばしの時間子どもに還って楽しみました。


「たゆとうて やはり菜の花 酒を汲む」


[191] 吊り橋 [PC]  2011/02/17 06:47:32    [削除]


   歩いて行ける範囲の渓谷へ工作材料を探しに行きました。季節がよくなれば釣り師やハイカーなどにも出会うのですが、この時期誰とも出会うことがありません。日の差さないところには雪は残っていて寂しげな雰囲気です。川を覗いても魚影すら見つかりません。ものみな春の訪れをただひたすら待っているようです。ロクだけがひと足早い春探しです。


「揺らせども 怖がる人なし 春隣り」


[192] 天満宮盆梅 [PC]  2011/02/18 06:25:14    [削除]


   天満の天神さんに寄り道すると、梅の香が漂い、盆梅展の案内を神主さんがハンドマイクでしていました。案内と云うと親切だなと勘違いされますが、実際は客引きです。
 昨日の金閣・銀閣の脱税ニュースを受けた後だったので、宗教法人に少なからず憤っています。「糞坊主!」です。立派な宗教者たちは迷惑されたことでしょう。同情します。


「それぞれの 願い託して 梅天神」


[193] 夫婦鳩 [PC]  2011/02/19 07:52:53    [削除]


   京都植物園観察会の帰りに鴨川沿いを歩いて帰りました。さすが鴨川と言われるだけあって色んなカモたちがいます。マガモ・コガモ・ヒドリガモ・オナガガモたちがすぐそばで観察できます。今年のカモたちは受難です。
 つがいでしょうか土手の窪みでハトが日向ぼっこをしていました。ほほえましいショットだったのでついパチリ!
 最後の観察は鶏の唐揚げでした。インフルがどれだけ影響しているのかを知るためです。結局なにも判らなくなっていました。


「土手道に 木の芽風吹き つがい鳩」


[194] 気張ってる [PC]  2011/02/20 07:26:51    [削除]


   植物園内にお相撲さんの彫刻がデンと鎮座しています。何か謂われがあるのか聞きもらしましたが、何とも愛嬌のある作品です。相撲界の澱を絞り出そうと気張っているようでした。
 相撲フアンのロクとしては、年6回の相撲中継が見られないという寂しさがありますが、この際徹底的な改革を望みます。今の古い体質を変えるのは至難の業かな?


「春遠し 賭博八百長 石頭」(川柳)


[195] 朧月 [PC]  2011/02/21 08:01:22    [削除]


   家では極力飲まないようにしていますが、その反動か外に出た時には必ずと言っていいほど飲んで帰ります。暖房の効いたバスでうとうとして乗り過ごすことも度々です。
 外出先との温度差があるので、バスから降りたとたん酔いが覚めるほどシャキッとします。家まで2~3分の距離ですが、急に体温が奪われるので、行儀悪いのですがマーキングして帰ることもあります。空を仰ぐと朧月に見られていました。


「酔いも覚め 襟かき合わせ 月おぼろ」


[196] 福寿草
(春告げ花) [PC]  2011/02/22 07:03:14    [削除]


   ようやく春の日差しになってきたので、コーラス仲間たちを誘って福寿草を観に行きました。春を待ちきれない何株かが太陽の光に輝いていました。まさに春を告げてくれる花です。初めての方から歓声が上がりました。
 長くて寒かった能勢に春の訪れです。間もなくフキノトウも芽吹いてくれることでしょう。花から花へ、草から草へ、ロクさんの季節です。


「金色を 拡げ誰待つ 福寿草」


[197] 岡本梅林 [PC]  2011/02/23 07:16:11    [削除]


   初めて六甲山系の「西おたふくやま」に案内してもらいました。ついでなので岡本梅林に寄り道して行きました。枝垂れなどはまだつぼみ膨らむ状態でしたが、白梅は見事に開き、香りを放っていました。
 昨日の歩きは38000歩、高低差もかなりあり、山靴を脱ぎたくなるぐらい足が痛くなりました。元気な山ガールにはついていけません。と感じた「花曜日」でした。


「梅の香に 時間を取られ 山駈ける」


[198] 這い上がれない [PC]  2011/02/24 08:15:54    [削除]


   少し前に猪が三面張りの護岸から落ち、這い上がれなくって救出されたと云うニュースを見ました。ハイキング途中、住吉川脇を歩いている時に、元気のなさそうな猪が川底を上流に向かって歩いているのに出くわしました。彼(彼女)も這い上がれないのか、それとも何処かに脱出出来るところがあるのか気になりました。
 それに付けても三面張りの川と云うのは困ったものです。鉄砲水で尊い命が奪われたのもまだ記憶に残っています。いっそ四面張りにしてしまった方がいいかも。それとも川と云う名を返上して「危険水路」と名付けるべきか。


「水枯れに 芽吹きも遅し 猪迷い」


[199] 放置竹林 [PC]  2011/02/25 07:22:04    [削除]


   田んぼ・裏山・奥山・せせらぎ・ため池などが里山を維持してきました。その里山に欠かせない物として竹林があります。生活用具など竹を使って作ってきました。竹製品はプラスチックなどの石油製品に押されて、我々の生活から次第に遠退いて行きました。効率重視の風潮から、竹林は衰退の一途を辿ってきました。
 管理や伝承をするお年寄りもなくなり、農家の方々は竹林まで手が回りません。その結果が放置竹林です。景観だけではなく、森林への竹の進出や災害など危惧されています。竹藪から竹林に!と願っています。


「工房に 春の陽が差し 竹雀」


[200] 菜の花収穫 [PC]  2011/02/26 08:06:20    [削除]


   服部緑地に菜の花が慎ましく咲いていました。写真に収めましたが、はやり菜の花はお花畑と云うイメージです。休耕田などを利用した畑に咲き誇る菜の花は春の風物詩です。
 数年前の春、中国の貴州省に旅した時の写真です。一面菜の花畑で見事なものでした。収穫の時期で刈り取りの最中でした。
 そろそろ菜の花畑が見頃だとの便りが届くのも近々のことでしょう。


「ほろ苦さ 大人の味に 春を知り」