ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

2018年10月のブログ記事

  • 子守柿

     柿酢作りの時に我が家の柿のことに少しだけ触れたが、大きくなり過ぎて花壇を占領してしまうので、根元近くまで伐採してしまった。ところが生命力旺盛で、台場状態に枝を数本出し、それぞれに2~3個の柿を付けている。何個かは落柿したが10個余りを残してくれた。毎年小鳥の餌にでもなるかと放置してあったが、今年... 続きをみる

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  • 権萃(ごんずい)

     マユミと同じように果実の中から種を出すゴンズイが人目を引く。こちらは赤い袋から黒い種が飛び出すのでよく目立つ。多分小鳥たちを呼ぶための戦略になっているのだろう。役に立たない魚のゴンズイから充てた名前だというが、和歌山などではゴンズイは食べられている。ただ棘に毒を持っているので釣り人には不人気の魚... 続きをみる

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  • 関西合唱団

     知り合いの関西合唱団員から紹介され、懐かしさもあり参加してきた。創立70周年記念コンサートで第83回定期演奏会を兼ねている。昔うたごえ運動が盛んだった頃に団員から歌唱指導を受けたのを思い出す。団卒業生が大阪でのうたごえ運動の中心になり、うたごえは平和の力と頑張って来られた。今なお全国でうたごえ祭... 続きをみる

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  • 鷲と鷹

                天狗伝説はイヌワシだった!?  昨日は月2回の地球環境「自然学」講座日だった。今回のテーマは猛禽類、中でも激減しているイヌワシと、増えつつあるクマタカを取り巻く環境変化についての興味深い講座。講師はアジア猛禽類ネットワーク会長の山崎亨先生で「渡り」の研究でも第一人者である。... 続きをみる

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  • 土栗

             揺らそうとしたがびくともしない星のブランコ  まだ若いツチグリが二つ並んで林道脇に出ていた。ツチガキとも呼ばれるキノコで、珍しくはないが見付けると触ってみたくなる。星型に展開した座布団の真ん中に坊主頭が鎮座している。その袋を指で押してやると胞子を吹き出す。ここで見付けたのはエリマ... 続きをみる

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  • 伊丹緑道

                 ラクウショウの気根が並ぶ          駄目なロクと言われれいるような川の名前              ツツジ科イチゴノキの実と花  来年4月にスペイン巡礼街道に行く予定をしているので、月に8回山歩きしている妻が平地歩きもしてみたいとの希望を出した。それならばと伊丹... 続きをみる

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  • 柿酢作り

                  広口瓶に追加で仕込中            今朝の醗酵状態                 鈴なりの柿  今年は栗の出来が悪く何処からも届かなかった。仕方なく道の駅で買ったり、知り合いから譲って貰ったりして何とか渋皮煮を作っただけである。栗祭りにも出荷が少なく、都会から... 続きをみる

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  • 再度山

                  再度公園の修法ヶ池            布引の滝(雄滝)                 起点の生田神社             今回のルート  月2回の火曜日を例会としている山の会「50歩100歩」も雨が降ったり、他の行事と重なっていたりするのであまり参加出来ていな... 続きをみる

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  • 溝蕎麦(みぞそば)

                  イシミカワ(参考画像)  随分を早くから目に着いていたタデ科のミゾソバだが、アップする時には白花も一緒にと言う思いがあった。白花はなかなか見つからなかったが、それに近いものがあったので紹介しておく。金平糖の様な花を付けているのでコンペイトウグサとも呼ばれる。湿り気のある... 続きをみる

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  • 檀(まゆみ)

                 座布団の様なマユミの果実            弾けて中から仮種皮に包まれた種が  真弓とも表示されるニシキギ科のマユミが赤い仮種皮を弾き出してきた。野生では既に紅い実から赤い種が顔を覗かせている。雌雄異株で野山に自生しているのをよく見かける。材が丈夫で良くしなるので弓の... 続きをみる

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  • 千振

     “良薬は口に苦し” と言われるが、まさにセンブリのことを指しているのだろうと思われる。先日アップしたゲンノショウコと並ぶ三大民間薬である。初夏に咲くドクダミの時にも紹介しておいた。ところが2年草のリンドウ科センブリだけは見かけることが少なくなった。山で見かけると皆で確認し合うほど嬉しくなる植物で... 続きをみる

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  • 花いっぱいプロジェクト

               子どもたちの真剣な眼差しと笑顔               移植が終わって水やり                 終わりの挨拶  木曜日からトンボ宿泊例会だったが、地域の小学校で毎年行われている「花いっぱいプロジェクト」への応援を頼まれていた。学校支援ボランティアに登録してい... 続きをみる

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  • 松茸例会

                  ノブドウが色とりどりに                 コバノガマズミ             夜露を纏ったチカラシバ群落  トンボのメガネ今年の宿泊例会は兵庫県立「奥猪名健康の郷」に松茸を求めた。1泊2食6,310円で松茸のすき焼きが頂けるというので、皆さんそれに釣ら... 続きをみる

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  • 冬の花蕨

             花の様な胞子を付ける        日本に2本しかないという銀杏          樹齢1500年のカヤの木    信貴山境内の山道にフユノハナワラビ群生地がある。案内してくれた彼はどうしても見せたくって、あまり人通りの無いコースへといざなってくれた。先ず一般の観光客は通らないよ... 続きをみる

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  • 信貴山

               竹と椿の実などを使った自然工作  所属するサークル「じねんクラブ」10月例会は信貴山である。ここへは何度か訪れたが、神仏にあまり興味のないロクには、あいにく虎の印象しか残っていない。今回も地元の仲間が案内してくれたので、初めて訪れる個所が目新しく楽しかった。大門池には文化庁登... 続きをみる

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  • 現の証拠

                ゲンノショウコ白花(参考画像)  “煎じて飲めばぴたりと効く!” 縁日でのガマの油売りの口上の様なゲンノショウコの花がまだ咲いている。昨年も紹介したが、花が綺麗に撮れているので捨て難く残しておいた。どちらかと言うと夏の花のイメージだが、10月までは咲いている花期の長い花であ... 続きをみる

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  • 喜怒家哀楽

                   熱演中の『時うどん』           サイン入りのお裾分けチキンラーメン  地域の文化発信基地になっている喫茶・ギャラリー『やまぼうし』で寄席があるというので、落語好きのロクは期待ワクワクで参加してきた。何でも今回で7回目と言う。ロクはもっぱら居酒屋派であるから、... 続きをみる

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  • 薬師草

     ヤクシソウなどと言うと如何にも薬草の様な名前だが、花を乾燥させたものが腫れ物に効くぐらいで他の薬効は無いようである。山間部の崖などに群生を観る事が出来る。花期は8月からと言うがやはりこれも秋の草花のイメージが強い。葉っぱが薬師如来の光背に似ているからという説がある。他にミガミグサやチチグサとかウ... 続きをみる

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  • 秋桜

               雄しべが変化して花弁になる途中                チョコレートコスモス  12月にドングリを食べてみようという例会を予定しているので、マテバシイを拾う目的で万博記念公園を訪れた。主目的を後回しにして園内観察をとスタートしたが、台風通過で倒木しているため、いたるとこ... 続きをみる

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  • 爪蓮華

     多肉植物ベンケイソウ科ツメレンゲの自生種を武田尾の廃線コースで観る事が出来る。5弁の花が開けば華やかになるが、まだ蕾状態で花穂だけを伸ばしている。多年草だから盗掘されない限り毎年同じ所に群落を作る。日本原産で関東以西に自生し、西向きの崖に好んで生えるようである。仲間にイワレンゲというものあり、園... 続きをみる

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  • 秋祭り

                 ねんてん先生の俳句教室  能勢ではだんじりや獅子舞いで賑わう勇壮な秋祭りは4年に一度行われる。東能勢に位置する野間神社で、昨年は地元の知り合いから招待されて見に行った。鯖寿司を各家庭で作るのが習わしだが、最近は地元スーパーで祭り期間限定で販売されている。今年は東能勢では秋... 続きをみる

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  • 下見

            胡桃澤源人(洋画家)と融紅鸞(日本画家)の塚  月2回の山の会「50歩100歩」の都合で例会が中止になったので、妻から下見に付き合ってと誘われた。もともと山歩きに行く予定だったので否は無い。兵庫県の北摂地域では伊丹市・宝塚市・川西市・三田市・猪名川町で里山ネットワークを作り、それら... 続きをみる

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  • 廃線跡コース

     2つの山の会予定が重なっていたが、ご無沙汰している地元の低山会の方にお邪魔してきた。今回は旧福知山線の廃線跡を歩くという平地歩きである。桜と紅葉の季節にはたくさんのハイカーが訪れる。武庫川上流域沿いなので渓谷美も楽しめる。途中にはトンネルも6か所あり懐中電灯が無ければ歩けない。福知山線が廃線にな... 続きをみる

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  • 甘酢漬け

     アズキナ(南天萩)の花をどうしても食べてみたかったので、地元神社まで行くついでに摘んで帰ろうと準備して出掛けた。というのも妻の知り合いから「山辺神社でお祭りしているので見に来ないか」とお誘いを受けた。そこまで行く時間が無いので、仕方なく近くの神社でもやっているだろうと判断して出掛けた。ところが秋... 続きをみる

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  • 茸たち

             何とも色鮮やかなムラサキホウキタケ(可食)                 ナギナタタケ                 キイボカサタケ                  地球の怒り  アサギマダラが乱舞する水尾集落まではJR保津川駅から約3キロの道のりで、愛宕山に登った帰りの下... 続きをみる

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  • アサギマダラ

                 雄には黒い斑紋が入っている              水尾集落のフジバカマ畑  昨年も同じ時期に訪ねた保津川の水尾集落に、アサギマダラの乱舞を観たくって再訪した。昨年は雨で一頭の姿も観る事が出来なかった。昨日も曇り予報で心配していたが、何とか雨に遭わずに「彼達」の姿に接す... 続きをみる

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  • 金木犀

                 ギンモクセイ(参考画像)  10日ほど前からキンモクセイの香りが行く先ざきで匂っている。傍で芳香を楽しむより、姿が見えない処で何処に咲いているのだろう?と探すぐらいがちょうどよい。強過ぎる芳香を嫌う方もおられる。同じモクセイ科のギンモクセイの方が、そこはかとなく香ってくる... 続きをみる

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  • 南天萩

                     蕾と豆鞘               マメ科特有の蝶型花             南天に似た小葉を2枚付けている  萩の季節になりましたが、ナンテンハギは多年草の草本です。別名でフタバハギとも呼ばれ、南天に似た小葉を2枚付ける複葉なので直ぐに見分けがつきます。飛騨... 続きをみる

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  • 虎杖(いたどり)

                    イタドリ雌花                 イタドリ雄花  この漢字表記も難解の部類に入る。どう読んでもイタドリとは読めない。茎のまだら模様が虎に似ているからという事で充てられたようである。春から夏に掛けては水分をたっぷり含んで成長するが、枯れる頃になると茎が木質... 続きをみる

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  • 神在月

        10月26日別れを惜しんでの酒宴(直会)鳥居の上にいるのが少彦名命              バケツ一杯のハタケシメジ             冷凍保存されていたコガネタケ  全国的に10月(旧暦)は神無月と呼ばれる。ところが出雲では『神在月』と呼ばれ、全国の八百万神が出雲に集結して神議を... 続きをみる

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  • 「たたら」を訪ねて

                  長者「田部家土蔵群」               懐中電灯の灯りだけ  妻の実家である出雲に遊んで来ました。年老いた義母に逢うのが主目的で、毎年欠かさずに帰省しています。ついでに観光も組み込みます。出雲は古事記にも登場する神話の国です。今回は古来からの製鉄技術である「た... 続きをみる

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